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夏の密度   

作成日時 2019-08-07
コメント日時 2019-08-20

小雨の日の海、生焼けのパンケーキ、野良犬の見る夢、夕方の旭日旗、かけられなかった電話。 好きになってしまう可能性のあるものは全て嫌い 胸を張って不変だと約束してくれない限りはね、 青春と名乗るもの全員 わたしにその一欠片を置いていってくれ 絞れたスカートや想像より汚かった海、裸足で漕いだ自転車が、これからのわたしを生かすって知っているからたのしいのかもしれなかった あんなに綺麗だった蛍が布団の上で死んでいたら気持ち悪いのはわたしのせい。 夏休みに入ると、お友達と次元がずれてしまう。 夏しか美味しくないガリガリ君がいいの、 もしもガリガリ君が冬にも美味しくなってしまったら、取り敢えずレンジでチンでもしておけば? この季節には動物園に行くのが吉ですよ、 1番素敵なものは息も出来ない湿度


項目全期間(2020/01/23現在)投稿後10日間
叙情性133
前衛性70
可読性122
エンタメ50
技巧50
音韻30
構成60
総合ポイント515
 平均値  中央値 
叙情性4.32
前衛性2.30
可読性41
 エンタメ1.70
技巧1.70
音韻10
構成20
総合173
閲覧指数:820.7
2020/01/23 21時26分05秒現在
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コメント数(2)
左部右人 (2019-08-11):

〉小雨の日の海、生焼けのパンケーキ、野良犬の見る夢、夕方の旭日旗、かけられなかった電話。 一行目の「野良犬の見る夢」が詩全体の中で浮いているように感じました。それ以外のフレーズに関しては、主体が身体的に体験可能なものであるのに対し「野良犬の見る夢」は経験不可能なものですから。作品におけるリアリティを削いでしまっているのでは、と思います。 2連目に入る前の、 〉もしもガリガリ君が冬にも美味しくなってしまったら、取り敢えずレンジでチンでもしておけば? などの一文が好みであっただけに、個人的には残念でした。

ふじりゅう (2019-08-20):

ご投稿ありがとうございます。 旭日旗、裸足で漕いだ自転車などの、普通っぽいけど普通じゃない、読み込むとその異常性に気付ける詩は久しぶりで、うれしくもあります。フレーズや文章のひとつひとつに繋がりが見受けられず、しかしそれがただ訳の分からない詩になっていない、つまり深読みすることの意義を感じる詩です。 私は、病気がちで海にも行ったことのない主人公が、家を抜け出した描写を書いているのかなあとか、そんなことを感じました。いい意味で読者に投げられた詩として、好感が持てました。

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