作品投稿掲示板 - B-REVIEW
重要事項
お知らせ

選別   

作成日時 2019-07-20
コメント日時 2019-07-24

親子が 檻の前に座っているのを見て、 空に手を伸ばしてみる と、 神 その制度の存在をまざまざと見せつけられたようで、気が滅入る。 私たちが、 選別 された上で現在を紡いでいるのだとすれば、 あの親子は 何位で、 私は、 何位だろうか。 (カップ麺は身体に悪いらしい  電子レンジも身体に悪いらしい  受験をする小学生がいるらしい  ランドセルを買う子もいるらしい  お酒を毎日飲む必要はないらしい  大人になって知ることの、なんと多いことだろう) 陽が暮れる、今日も私は 選ばれず、明日の知らせに ふるえるらしい。


項目全期間(2020/01/26現在)投稿後10日間
叙情性22
前衛性11
可読性11
エンタメ00
技巧11
音韻22
構成22
総合ポイント99
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性0.50.5
可読性0.50.5
 エンタメ00
技巧0.50.5
音韻11
構成11
総合4.54.5
閲覧指数:1030.1
2020/01/26 22時06分07秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。



コメント数(5)
南雲 安晴 (2019-07-21):

 私はこういう、疑いを要として成立している作品が好きである。もちろん疑いに終始している場合は良くないと思うのだが。 >あの親子は >何位で、 >私は、 >何位だろうか。 >(カップ麺は身体に悪いらしい > 電子レンジも身体に悪いらしい > 受験をする小学生がいるらしい > ランドセルを買う子もいるらしい > お酒を毎日飲む必要はないらしい > 大人になって知ることの、なんと多いことだろう)  この部分から感じられる、作者の細かい心配が好きである。  また、他の随所に書きあらわされている作者の鋭敏な感性が、この詩を、単に疑いを論ずることから回避させている。

左部右人 (2019-07-23):

南雲 安晴 様 「疑いを要として成立している作品」と思っていただけて嬉しく思います。 コメントをありがとうございました。

藤 一紀 (2019-07-24):

こんばんは。最後の三行、保健所で保護されて、引き取られるか、それとも引き取られず殺処分にされるのかわからない(選ぶことができない)犬をイメージしました。それをもとに読み直してみると、さまざまに選べる立場にある側とそうでない側とのコントラストが表れていると感じました。 選ぶ側も何を選ぶかによって自らの社会的位置を知らずに「選別」しているかもしれませんが、また様々な選択肢とそれにまといつく情報が多い中で選ぶのはストレスのかかることかもしれませんが、選ぶ余地のない側からしたら贅沢な悩みかもしれませんね。

左部右人 (2019-07-24):

タカンタ 様 『「ウィトゲンシュタインの方法を参考にしたショウペンハウエル『自殺について』」の後にポルノ男優』という日本語がよく分かりませんし、おそらく(貴殿の書いた言葉の意味が分からないので推測させていただきます)私はそのような詩を書いた覚えはありませんので返答しかねますが、拙作を2品もお読みいただいてありがとうございます。 重ねて、コメントをありがとうございました。

左部右人 (2019-07-24):

藤 一紀 様 「さまざまに選べる立場にある側とそうでない側とのコントラストが表れていると感じました」というご感想、非常に嬉しく思います。 コメントをありがとうございます。

投稿作品数: 2