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百合   

作成日時 2019-05-07
コメント日時 2019-05-28

百合の香りが鼻につく 淡い影に ついていく 部屋を覆って渦巻く 悲しみが溢れているのに 嗚咽と涙は鳴っているのに 香りだけが嫌な華やかさ 使い古された常套句が歌のように流れていく 花に囲まれた華やかな人は もう起きることはないのだろう 悲しみすらも振り切って 遠いところへ行くのだろう 私を置いていくのだろう 貴方の愛は 私の愛は 骨になってもあるのだろうか 百合の香りで目が回る 足が震えてヒールがよろける 喉がギュルリと締め付けられる 百合なんて、嫌いだ


項目全期間(2019/09/16現在)投稿後10日間
叙情性53
前衛性00
可読性33
エンタメ00
技巧11
音韻11
構成00
総合ポイント108
 平均値  中央値 
叙情性1.72
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧0.30
音韻0.30
構成00
総合3.33
閲覧指数:749.2
2019/09/16 05時32分26秒現在
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コメント数(5)
沙一 (2019-05-08):

百合の花や香りには、私はよい印象しかもっていなくて、今作も馥郁とした香りが漂ってきそうでした。だからこそ心理描写にコントラストを感じられ、「百合なんて、嫌いだ」の一言にはインパクトがありました。 ひとは香りとともに過去を記憶しやすいものですね。

sakiisakii (2019-05-09):

感情があらわになり、悲しみが胸に響く作品でした。

八朔三 (2019-05-10):

沙一様、コメントありがとうございます。 ちぐはぐなっていないか少し不安だったので、そう言っていただけて嬉しいです。

八朔三 (2019-05-10):

Sakii様、コメントありがとうございます。 感情を優先して書いたものなので、響いてよかったです。

ふじりゅう (2019-05-28):

拝見しました。 >嗚咽と涙は鳴っているのに 鳴っている、という表現が独創的で良いと思います。 相手の人物はお亡くなりになったのでしょうか。そんな描写がありますが、百合のイメージと上手く合っていると感じます。

投稿作品数: 2