作品投稿掲示板 - B-REVIEW
重要事項
お知らせ

   

作成日時 2019-03-23
コメント日時 2019-03-28

灰色の雲を切り取る窓。 日に焼けた木枠、ガラスはまどろむ。 湿っている空気が鼻をさす。 太陽がどうにか雲の間に分け入ろうとする それを許さない厚い雲。 動きの悪い窓が静寂をかき消した。 空気を散らしながら窓を開ける。 特等席に座って シミのあるよれた壁に身を持たせ きしむ木枠に肘を置く。 煙草を咥えマッチを擦り呼吸をする。 しみったれた優しい空気は私を見捨てた。 太陽は依然としてまだ姿を現していない。


項目全期間(2020/01/26現在)投稿後10日間
叙情性55
前衛性00
可読性44
エンタメ11
技巧11
音韻00
構成33
総合ポイント1414
 平均値  中央値 
叙情性0.81
前衛性00
可読性0.71
 エンタメ0.20
技巧0.20
音韻00
構成0.50
総合2.32
閲覧指数:661.2
2020/01/26 22時08分01秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。



コメント数(4)
南雲 安晴 (2019-03-24):

歌か文の原型のようだと感じました。 作品としてはまだ粗いかなと思いましたが、こうなる理由はなんとなく感覚的に私には分かります。 レトロな場景が見えるようで心地良いです。

こいけこいけ (2019-03-25):

ありがとうございます。

八朔三 (2019-03-28):

「私」のどこか投げやりでやさぐれた雰囲気と、優しくて素朴な描写が合わさって邦画のワンシーンのようだと思いました。

stereotype2085 (2019-03-28):

静かに胸に染み入ってくる。空気に見捨てられ、その視界に太陽も未だ姿を現していない話者の達観を感じる。

投稿作品数: 2