【フル】かるべまさひろの選評<2019年1月分> - B-REVIEW
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エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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【フル】かるべまさひろの選評<2019年1月分>    

はじめのあいさつ  このフル選評もぼちぼちでしょうか。  最近、初めて対面での詩の合評会?に参加しました。  ビーレビューは僕にとっては限定的なタイムマシンのようで、  対面もこちらも気持ちの面で差異をあまり感じなかったです。  コメントを他の人に委ねてしまうのは  電話を出る前にはいはいと返事をしてしまうような。  いずれにせよ、いろいろな人間や態度があることは変わらず、  それでもまさか話ができる人と巡り会えるとはと  感動することを毎年繰り返している。  かるべは消えることを知らない。 <選評>  かるべは未だに詩情という語を忌避しています。  だから少し分析的に  1月の作品について  掘り下げると  可読性と自己表現のあいだを  狙う経験が少なくて  立ち位置に迷っているのが表れているものが  多かったかなと。 【大賞候補作】 地異ミコ エイクピア 1月31日 【優良作】 ゆび るるりら 1月16日 消化器の裏 ふじりゅう 1月10日 あまてらす 沙一 1月8日 【推薦作】 該当なし ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 大賞候補 地異ミコ 1月31日 エイクピア氏の作品を読むには 自分の知識量が足りないことがいつも前提になる。 それだけ語に対して正確さが高いし、 調べて学ぶ面白さもある。 今作…より半年前ぐらいからか 「文脈」や「物語」、 作者がこうまとめたいという意識を感じ始めた。 "放棄”が持ち味だったのだが、 "想像力への刺激”が主体になってきたような気がする。 地異ミコについては 卑弥呼を連想させられた。 "放棄”は「私」が「釣り」に行くところだが、 「思い出す」・9/10行目のリフレインで それを掬う。 そして着地の部分が全く突飛になっていない。 刺激された想像の内容は、 豊かで、ここで物語が終わってくれない。 「無くてはならない存在」など 気がつけば誰にでもあるせいなのだ。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2924 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 優良作 ゆび るるりら 1月16日 思い出すのは「指差すことができない」。 タイトルが素直すぎるのがやはり気になってしまった。 内容はさすがるるりら氏の詩で 丁寧な流れが行き渡っている。 触感としての温度と関係としての憎しみを「指」や「ゆびさ」す動作で結ぶとき シンプルな構造でとっつきやすいが 「あしのひとさしゆび」という存在が 発見として明示されていてとても適切。 それでもこの詩はその発見では留まらず、 構造と語の選びで、態度まで示している。 受容と葛藤が読める。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2884 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 優良作 消化器の裏 ふじりゅう 1月10日 「命がぼやける」の連がいささか淡白に留まってしまったか。 実験的に果たしてこの配置でよいだろうか この表現で受け入れられるだろうか そんなびくびくも感じるが テーマと関連しているため それがあえての上での効果も感じる。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2869 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 優良作 あまてらす 沙一 1月8日 言っていることも表現も至極シンプル。 それでも「あまてらす」の一本勝負が豊かにしている。 https://www.breview.org/keijiban/?id=2863 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 推薦作 該当なし ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ おわりのあいさつ  現代詩ガチャ、なんか評判よいですね。  ビーレビの場合発案者が発明者で僕はよいと思っていますので、  プログラム担当ってことで褒めてください。  タグの説明とかガイドラインの整備とか  正直面倒ですみません。  春先にはまとまるんじゃね?笑  という態度も見せておきます。 かるべ



【フル】かるべまさひろの選評<2019年1月分> ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 1035.9
お気に入り数: 0
投票数   : 0


作成日時 2019-02-08
コメント日時 2019-02-09

【フル】かるべまさひろの選評<2019年1月分> コメントセクション

コメント数(3)
かるべまさひろ
(2019-02-09)

沙一様 コメントをありがとうございます。 いえ、こちらこそ勉強になりました。ありがとうございます。シンプル過ぎても伝わらない、というのはよく悩むので、とても絶妙だったと思いました。

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こうだたけみ
(2019-02-09)

ここ何回か連続して名前を挙げていただいていたので、名前がない!って思いました。じつは、結構プレッシャーでした。笑。解放された気分。過去作のストックもほぼなくなったことだし、今後は好きに書いて好きなように投稿しようって思いました。 現代詩ガチャたのしいです。 ただ、これいいなって思っても、古いものだとコメントをつけられないのが残念だったりします。今のルールではどうしようもないけれど。 いつもありがとうございます。

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かるべまさひろ
(2019-02-09)

こうだたけみ様 コメントをありがとうございます。 プレッシャーだったのですね…!それはうれしいです。 コメントは、まぁつけられるようにするか少し悩みます。Amazonのレビューみたいに時が過ぎていようがお構いなしみたいならありなんでしょうけど、コミュニケーションの側面があるビーレビューでもありますし… とはいえ僕個人の意見なので、 需要があったら応えてもいいかもですプログラマーとしては。前向きに。

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