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お前は独り、   

作成日時 2018-11-21
コメント日時 2018-11-22

お前は独り、知恵を使ったな 排泄を終えた事物の透明さを言うお前 答えてみよ たとえば図書館員がなぜ好き嫌いにかかわらず資料を集めるかを まあどうせ 使命や理念なんか嘲笑うんだろうな お前は聞くべきだった 「みんなそうなんだよ」 と 俺たちは海に閉じ込められているのではない 船に閉じ込められているのだ という言葉はお前も聞いたことがあるだろう 心が思うことは 虚無や充足の類いと決めてしまえば 鳩のように群れて 飛ぶことはできない お前は決めてしまったのだった 自然のもたらすものを 他によって確かめられなかったから 失笑だよ、まったく 自然は強い 人間の力もまた強い 平凡な群れの中に 遅れる者が 或いは飛び出す者がいるようだ 覚えておいて欲しいものだ 独り、 知恵を使うな 必ず聞け 「みんなそうなんだよ」 と


項目全期間(2019/12/14現在)投稿後10日間
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2019/12/14 17時53分37秒現在
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コメント数(4)
小林素顔 (2018-11-21):

拝読いたしました。 一行目でキャッチされて、そのあとスルスルと読めました。 言葉の引っ掛かりも心地よく、連ごとの飛躍感も、良い詩を喰らった感じがありました。 中盤少し説明的になっている部分もあるかなとも思いましたが、最後の連できちっとまとまりを感じられたので、私はこの詩が好きです。

南雲 安晴 (2018-11-22):

好意的なコメントありがとうございます。私としては、こういう作品も良しとして投稿したわけですが、もっとまとまりのない作品を作りたいと願ってもいます。

帆場 蔵人 (2018-11-22):

心が思うことは 虚無や充足の類いと決めてしまえば 鳩のように群れて 飛ぶことはできない ここ良いですね。教訓的な内容でもあるので語調の強さが押し付けになりそうではあるのですが、じっくりと読むと馴染んできます。聞くべき、だった自分に言い聞かせている言葉に聞こえて最後には納得できました。

南雲 安晴 (2018-11-22):

帆場蔵人様、コメントありがとうございます。 私はこの自作品について、今時虚無云云とはなんだ、と批判されるのではないかと案じていました。たぶん、そう批判したい人はいると思われます。ちょっとまっすぐに言ってしまったかなという反省が私の胸にあります。が、何かを作ったり見たりする時、やはり私たちの頭には、虚無や充足の類いが霞のようにあって拭い難いのは確かだと思うのです。その向こうにあるものをつかむためにも、また、私の実体験を記録するためにも、一度、書きたかった詩です。 なお、取り上げていただいた箇所の一部は、 鳩のように群れて飛ぶ ことはできない と改行した方が良かったと考えています。

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