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凪いだ朝の海に 私は浮かんでいる 橙色に包まれて 水はさらさらと 下に大きな 影を見ていた 唸る鯨は もう私を見向きもしない きっと 向こうで回る イワシの群れに 向かうんだろう 大きく静かに 私を脅かしたお前が もう私を食らうことはない 凪いだ海は そういう匂いがする 朝日の裏に お前は行ってしまった 鳥が飛んでいる 影は無く 私にもない 暖かく眩しい 少し私の瞳孔の ルクスを減らして欲しい もう見えない 浮かんでいるから お前が見えないよ そこにまだいるのかも もう分からないままで
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作品データ
P V 数 : 399.0
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2026-02-02
コメント日時 2026-02-04
| 項目 | 全期間(2026/02/12現在) |
|---|---|
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


>朝日の裏に >お前は行ってしまった この表現が特に好きです。 憑き物が取れたような、静かで、まさに「凪いでいる」詩だなと思いました。
1大衆が起こす大きな変動 頭の上を飛んでいる煩わしい事情 脱力で海に浮かび上だけを見ていると 周りの事が見えなくなり感じなくなり 心まで凪いでゆく様に感じました。
1ここでの情景は、詩でよく取り上げられるものと、そう想いながらも、詩へ読み入りました。「私」と「お前」の置き方が巧いし、何よりも文章を書く基礎を持たれていらっしゃる。アクロバットな書き方をする以前に、当たり前の文章を書いて他人に読ませてしまうもの。勉強になりました。
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