フィラデルフィアの夜に 63 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

わたしがいのることは

とても甘く、奥深い言葉の数々でした。

最初拝読した時、相手のとの思い出が甘ったるくて、でも相手の見えない面を知ろうとしてしまう無意識の欲求に感じました。しかし、もう一度読み返したら、最後に晴れやかな空みたいなTRUEENDを信じようとする描写が印象的でした。

^^

わたしがいのることは

とても重い

みんな経験したことがあるであろう、とても重い"ちょっと"が詰まっている。

錠9

生きる

声なき声を拾いたいと思ったことはあるか

わたしは、ある。 あなたの胸を叩き 何故なのかと問いただしたい そう呼び止められた時 わたしは何と答えられるだろうか。 静かにだが確かにこの詩からは 張りつめた足音が聴こえる

ぼんじゅーる

天皇陛下万歳

知的破産者及び愚昧界の金字塔

平成天皇と存命中に呼び不敬を極め、大正・令和を外す選別賛美。明治から平成まで乱暴に万歳する時代錯誤と挑発精神が光る奇作。

大人用おむつの中で

好きです。

切れのいい、知性あふれる現代詩だと思いました。

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)



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フィラデルフィアの夜に 63    

フィラデルフィアの夜に、針金が傷つきます。  南方で見つかった不可思議な仮面が美術館にて展示されます。 なぜ作られたのか、どのように使われたのかまるでわからず、蛇と百足が数十と波打ち、見る人の心をざわつかせる物でした。 何よりその仮面の口にびっしりと生えている歯はどうにも人間の歯であるようです。 その様はより一層に嫌ったらしさを強めていました。  それでもその仮面を見たいと、展示される事になりました。 この街の美術館は最初の展示となったのです。  初日は招待された者だけが夜中に展示を見る事ができるようひっそりと扉を開かれましたが、仮面の魔性如き雰囲気に人々は招待されていない者さえも集まり、群がり、犇き、熱狂します。 職員の静止も振り切り、その仮面の前には押しつぶされそうになるくらい人々に殺到を続けて。  仮面はこれ以上にない頑丈なケースに入れられ、ほんのわずかな隙間もなく密閉されていなければ危険だったでしょう。  数十、数百とある人々の目が凝視していたその時でした。 針金がその仮面の傍らに伸びてきたのは。  ケースの中、誰も何もできません。 それでも針金は伸び続ける。数か所同時に。 ケースが載った台の下に何もなく、仮面の下に敷かれたシートにここまで大きく伸びる量の針金が潜んでいたとも考えられない。  職員の静止にも人々は関わらずケースを揺らし、叩き、蹴り上げる。 それでも針金は伸び続け、何かを形作る。 いくつもの伸びた針金が組み合わさり、作られたのは顔。 三つの人の顔。 その口からは何かが聞こえてくる。  周囲の怒声、罵声を超えて呟く様な、祈りの様な、祝福の様な言葉が三つの口から紡がれていく。 紡がれ語られる、誰も知らない言葉。 美術館にいる全ての人がいつしか聞き入っていた。  しばらくして言葉は途切れ、終わる。 三つの人の顔は、また針金へと戻る。 そして一つのナイフへと姿を変えた。 「あっ」  とそこにいた全ての人々が息を飲み、何もできないまま仮面は切り裂かれた。 ぱか、とふたつに割れて。それに続き、歯が一本落ちました。  無闇な熱量が消え、気が抜けた人々は力なく帰途に就きます。 あの仮面からは特有の嫌ったらしい魔性と言える雰囲気は薄められ、次の日からは見守るような眼差しの人々だけが訪れるようになりました。  この出来事の一部始終は監視カメラや訪れた人のビデオに収められ、あの三つの針金の顔が紡いだ言葉はもう話者がいなくなった言語のまじないだとわかりました。  またふたつに割れた仮面は修復できたものの、一本抜けた歯だけはどうしても元に戻らず、すぐ抜けるのでした。  そして、仮面についてもこの出来事についても、いつまでも何もわからないままでした。


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フィラデルフィアの夜に 63 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 74.2
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2026-01-30
コメント日時 2026-01-30
#現代詩
項目全期間(2026/01/31現在)
叙情性0
前衛性0
可読性0
エンタメ0
技巧0
音韻0
構成0
総合ポイント0
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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閲覧指数:74.2
2026/01/31 04時31分11秒現在
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    作品に書かれた推薦文

フィラデルフィアの夜に 63 コメントセクション

コメント数(1)
つつみ
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(2026-01-30)

フィラデルフィアの夜にシリーズにでてくる針金と、今回の作品にでてくる仮面の関係性について色々と考えさせられました。 仮面はどこで作られ、何に使われたのかわからないのに、 ・美術館に収められ ・ケースに入れられ ・人々の視線と熱狂を一身に引き受ける その時点で、仮面は人間側の欲望を受け止める器になっている。 嫌ったらしい魔性も、実体というより「見たい・怖がりたい・意味を与えたい」という視線が作ったものに見えます。 一方で針金は、「語り・祈り・祝福・暴力」を全部引き受けられる素材で、仮面よりずっと自由で、同時に危うい存在のように思いました。 面白いのは、針金が仮面を守るでも、乗っ取るでもなく、最終的に切り裂くところです。これは破壊というより、仮面に貼り付いていた過剰な意味や熱狂を剥がす行為に見えました。 割れたあと、仮面は修復される。でも1本の歯だけはどうしても抜けてしまう。ここで、仮面は「完全な象徴」ではいられなくなる。噛みつく力、脅す力、魔性の核心が一部欠けた状態です。 針金は仮面の敵ではなく、仮面が仮面であり続けるために一度壊す役だった、そんな感じがします。 この二つが出会ってしまった夜だけ、世界が少しだけ説明不能になる。そこが、この作品のいちばん怖くて、きれいなところだと思います。

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