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つちくれオルタナティブ
夜っぴて谺する 蝕まれた肺の喘鳴 空しい身となりし窯は無為な消耗で 深い嘆息を漏らすばかり 自己欺瞞は釉薬に宿り結晶化した 屈辱と悔恨は盃に注ぎ甘受することにした 1250℃のバーンアウト 可塑性に遊んだ粘土を手持ち無沙汰に 一片 一片 言の葉に替えて 自己アイロニーのオーナメントを虚空の思念に吊り下げる えてしてこんなもんさ 世の中はと 憎むほどの価値もないさと これ以上何を思い煩うことなどあろうと うそぶいてみたものの 誰に向けたものでもないパラノイアめいた自己弁明のお喋りは尽きない 未だ無言のままの土塊 今もってよくわからない実存を突きつけてくるけれど 乾いた土塊の亀裂に理想と現実の懸絶を見たように思う
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つちくれオルタナティブ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 78.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2026-01-28
コメント日時 2026-01-28
| 項目 | 全期間(2026/01/29現在) |
|---|---|
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


陶芸を比喩にしているのに盃が出てくるところが面白いです。 >屈辱と悔恨は盃に注ぎ甘受することにした 感情を受け止めつつ飲み込む人間らしさを感じました。 >パラノイアめいた自己弁明のお喋りは尽きない の部分もリアルで、世の中はたいしたことないと思いながら、でも自分の心の中では延々と言い訳や説明をしてしまう。そういう人間の心の動きがそのまま描かれていて、とても共感しました。
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