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隙間風
伝えたい言葉を ぼんやりとみるようにして シャットアウトされた色味だけの世界を 過ごしやすいような温度の季節にして そこに生きている人も生きていない人も呼んだ 海のある場所で春を待つ人がいたから 冷たい空気がピンク色になった 遠くから冬が来る音がして 2人の話し声は次第に聞こえなくなった そんな2人がいる場所は美しい比喩になって消えた 生きるのが馬鹿らしくなるくらい そこは死んだ世界になった 伝えたい言葉を当たり前に姿を変えてたら 存在しないありきたりの世界をつくっては壊してた 思い上げてた世界もないから足跡もつかない砂浜は綺麗なままだった 千切れそうなくらい柔らかな空だった 生き生きしてる人達の中に夢中になって 死にそうな人を探してた 現実と幻の小さい隙間に 伝わりそうな儚い世界があった それを見つけた日、過ごしてる世界とよく話すようになった この世界は過去も未来もないから居心地が良くて好きだった 一生のものが一つもないように 伝えたい言葉は一つもなかった
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隙間風 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 222.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2026-01-10
コメント日時 2026-01-11
| 項目 | 全期間(2026/01/12現在) |
|---|---|
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


「過去も未来もない世界」が 居心地が良いというセンテンスが好き。 希望の放棄ではなく、 時間からの一時的な亡命。 永続するものがないなら それに価値はないとさえ思える
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