今日、朝、親からクリスマスプレゼントをもらったんです
一万円札と、お小遣いの千円をもらったんです
ですが先生、僕はそんな期待を騙して一番ホームで無駄な時間を、イヤホンとプレイリストベンチと命と一緒に過ごしました
そうです、手練れなんです
そうです、別にこれが初めてとかじゃないんです
確か、夏の思い出を携えたままにこの街の連なった街路樹、その頬が色をつけて忘れて行くように散らし始めて、敷き詰められた上を歩いて音がする頃もこんな行為をしました。
そう言えば、明日は追試験があるんです
昨日カレンダーを見て気がついた
それくらいに僕の生活っていうのは危機感の一つもなくて、もし誰かが目の前で包丁を振り翳したとて、気がつくのは刺されたあとでしょうか
そしてそんな僕から流れる血はきっと赤いのでしょうか、きっと僕はみんなと同じなんでしょうか
僕にはそんな想像はできないんです
そして、やっとそんな不誠実は、きっと幸せになる権利を剥奪されてもしょうがないと、最近、そんなことを夢にまで見るようになったのです
先生、僕はやはり罪深い人間でしょうか
そろそろ電車の過ぎた回数なんて覚えてないな
多分両手でも数えられなくなったんじゃないかな
そんな頃に、周りを見わたしても僕と同じような愚鈍をしている人間は、もちろんいなかったんです
人間、僕、生涯18年の中で僕が学んだことは、そんなふうに生きることだったのでしょうか
何も違わないことに異議を唱え
正義に向かって、君は僕を欺いてるなんて
そんなふうに噛みついて生きてきた
来年は芸術大学に行くはずだったのに、入学金は払わなかった
そんなものに理由なんていらないし、つけたところで世間は僕を嘲るだけだろうから言わない
ですが先生、そんな人間でも恋はするんですよ
始めて気づいたんです、思ったよりも痛いんです
そう、君のことです。
僕に好かれてしまった、まさに悲劇のヒロインなんです
そしてそんな悪党が、君のことを考えては、残された時間を思って心苦しくなって、いつか学校を休んだ記憶があります、二日休んだ記憶があります
ですがこんなことはくだらないんですよ
僕は、君と添い遂げると約束も、僕らまだなんでもないのに勝手に人を思って挫けるような、本物のバカだってことが心から露呈して、自分を笑いました
ほんとにくだらないんですよ
もし僕に、本当に人を愛して人を思う心があるなら、母にだって同じことができるはずなんだ
でも僕はそんなことができないだろうから、僕は君と仲良くなって、君と付き合って、君と生涯を共にしたとて、僕は君を幸せにできないんですよ。
そして結局こんなどうでもいいことを考えてるんですよ。
先生、僕はそろそろ学校に行こうと思います
こんな事をしてる明確な理由なんてないんだ
そして、そんな人間は若者であっても、そうじゃなくても罪深い人間でしょうね
ねえ先生。
作品データ
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作成日時 2025-12-22
コメント日時 2025-12-22
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| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
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2026/01/14 08時59分53秒現在
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ふふふん、だいたい骨誰かわかってしまうから、サ。やっぱり性格とお宅で癖ってつい出てしまうんだね。 文を詩的、詩的?私的にいじり倒そうとしてて、面白くはよめるのだが、~そう言えば~こんな間接的な表現を用いたら緩んでしまいますよね。 のび太くんの伸びたゴムヒモの白パンツからカルバンクラインに変わったようで、不自然に感じました。
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