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際限
わたしは彼女のふとももを食べた わたしは彼女のむねを食べた わたしは自分の肉を削いで わたしは自分のことを損なう 新しいモノを私の内部に打ち立てて 新しいモノを私は飲み込んだ それを人々は痛く喜ぶ わたしは何も思わない わたしは綿菓子のよう 閉じ込められて光を浴びて それでも自由でいるということ 解放されて影について考えて それでは自由でないということ わたしはわたしで彼女もわたし わたしは彼女で彼女は彼女 そうやって生きていくと そうやって死んでいくと わたしはどこまでも狭く広がっていく
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際限 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 394.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-11-25
コメント日時 2025-11-26
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


恋愛の心模様や心情を吐露する詩なんですが...... 心を託した相手との一体感を究極まで求めると 周囲の世間が乖離していくものでして、そこに軋轢が 生じるけれども、そうやって外部世界との関係が 狭くなればなるほど、相手と自分の二人の世界は 広がっていくという、ま、対幻想の世界を語って おられる。 それだけなんですが.....どうもこの最近若い方がたという のはまあ、なんというかそこで終わってそれ以上 探求しないということが多いのですけど、 読む方としてはま、そういうことをこの詩から感受する というだけですかね。
0こんばんは、 >>わたしは彼女のふとももを食べた >>わたしは彼女のむねを食べた この連からはなにかこう、羨望しあう世界というのでしょうか、SNSも含めてですね。 そんな雰囲気を感じ取りました。 もっとも印象的な連は、 >>閉じ込められて光を浴びて >>それでも自由でいるということ 窮屈な場所で光を浴びて、自由でいる。これは不屈の精神と言いますか、闇、影との心理的な攻防の 勝利を目指しているかのように僕は受け取りました。
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