花火とヤモリとGB250 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

わたしがいのることは

とても重い

みんな経験したことがあるであろう、とても重い"ちょっと"が詰まっている。

錠9

生きる

声なき声を拾いたいと思ったことはあるか

わたしは、ある。 あなたの胸を叩き 何故なのかと問いただしたい そう呼び止められた時 わたしは何と答えられるだろうか。 静かにだが確かにこの詩からは 張りつめた足音が聴こえる

ぼんじゅーる

天皇陛下万歳

知的破産者及び愚昧界の金字塔

平成天皇と存命中に呼び不敬を極め、大正・令和を外す選別賛美。明治から平成まで乱暴に万歳する時代錯誤と挑発精神が光る奇作。

大人用おむつの中で

好きです。

切れのいい、知性あふれる現代詩だと思いました。

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)



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花火とヤモリとGB250    

《花火とヤモリとGB250》 花火が打ち上げられていた 僕はオートバイを停めると見惚れる 花火はけして途切れるコトなく続く ひょい、と花火が永遠に続く亜空間に 入り込んでしまったのである 腹を揺さぶる爆発音は脳ミソをも揺るがす 阿蘇まではまだまだ遠い 松江の海岸で道に迷い 行き着いたのが岸壁だった きっと穴場だったのだろう 見物人は多くなかった 花火は続く 延々と続く まだ亜空間から逃げ出せない まアここで死んでもええやろと思う 悔いなく死ねると思う どうせ人生は儚い そうだろ? 僕はとうとう花火の炸裂に合わせて叫ぶ 近くにいた見物人が振り返るが知ったコトか 叫びに叫んでからオートバイで走り出す 花火はまだ終わっていない でも僕には頃合いだ 走り行く先のアスファルトを染め上げる花火 僕は色彩の爆発の中をオートバイで走り抜け そして亜空間ともおさらばだ 遠雷のように花火の音だ 店の網戸に止まり虫を食うヤモリの 白い腹を見ながらラーメンを啜(すす)る きゅッと首を傾げるようにヤモリは僕を見る ラーメンを食うのを一時中断して 僕はヤモリに語りかける おい、ヤモリ? ヤモリは僕を見詰めながら言う なんだ、人間? 僕はいつ死んでもええ思てんねん 妻が死んだのは昨年だった 今年の早い春に親父も死んだ だから死はとても身近だった するとヤモリは僕を見てくふふと笑う そしてひそひそ声で語りかけてくる なかなか思うようにはいかないだろ? つい僕も首を傾げる 僕からはきっと死が臭うんやろな? ふふん ヤモリは頭の位置を下にする そしてつぶらな瞳で僕をぼうっと見つめる 死は「おともだち」じゃないかな? 僕は答えるように言う 上手く歳を取ってるやろかな? ふん? さあね ヤモリはそう答えると虫食いに戻る 僕は夜を裂きながらオートバイを走らせる 日本海が見たくて松江や島根を走っていたが こう夜中では何も見えない なんとしても今夜の野宿の塒(ねぐら)を 探さねばならなかった もし明朝生きて目覚めたなら旅は続くからだ


花火とヤモリとGB250 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 223.4
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2025-10-07
コメント日時 2025-10-07
項目全期間(2025/12/05現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:223.4
2025/12/05 18時58分51秒現在
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    作品に書かれた推薦文

花火とヤモリとGB250 コメントセクション

コメント数(2)
湖湖
湖湖
作品へ
(2025-10-07)

敏感だった若い頃、花火の音が痛かった記憶を思い出しました。 次々とあらわれるモチーフに飽きずに読めた。草枕の旅に寒さは辛いですが秋は良い季節ですかね。元気出して。

0
エイクピア
作品へ
(2025-11-03)

花火の途中で帰ろうとする。旅の途中。今夜の塒は。守宮との対話。ラーメンを食うのを一時中断している。喋る家守?爬虫類の言葉が聞こえると言う事は確かに、何か異形の状態、特別な状態に入った人なのかもしれません。日本海が見たくて、松江や島根を走って居る。まさに亜空間だと思いましたね。

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投稿作品数: 1