2896 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

わたしがいのることは

とても重い

みんな経験したことがあるであろう、とても重い"ちょっと"が詰まっている。

錠9

生きる

声なき声を拾いたいと思ったことはあるか

わたしは、ある。 あなたの胸を叩き 何故なのかと問いただしたい そう呼び止められた時 わたしは何と答えられるだろうか。 静かにだが確かにこの詩からは 張りつめた足音が聴こえる

ぼんじゅーる

天皇陛下万歳

知的破産者及び愚昧界の金字塔

平成天皇と存命中に呼び不敬を極め、大正・令和を外す選別賛美。明治から平成まで乱暴に万歳する時代錯誤と挑発精神が光る奇作。

大人用おむつの中で

好きです。

切れのいい、知性あふれる現代詩だと思いました。

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)



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2896    

2898 猫が瞬きをして、雲が晴れの隙間を作る。欠伸の音が蝉声で聞こえない。カーテンの隙間、白い光は頬を温める。伸び切った脊髄は縮むことを嫌がる。玄関のチェーンは、肘を付いて客を待つ。晴れの日の電線は、いつもより垂れている。踏切を待つ袖に風が吹いたら、見知らぬ人に歩み寄る。地下鉄の駅、僕の待つ電車は向かいのホームの人とは解を持たない。階段を登る、また蝉が鳴く。湿気を含んだ風は僕に肩をかけてくる。雨が降り出す。浮き足立った人達はそっと地に沈む。目線が合う。澄んだ空は他人を気にしない。雨は隣で涙を流す。雨粒は僕のまつ毛をすり抜け、何も言わずに過去を濡らしていく。人が足音で鳴らすドラム、歪なBPM、一瞬のまとまり。夜と昼の繋ぎ目。乾いた風にはもう肩を貸さない。目に悪そうな通りを歩いて、暖色の横道に入る。喧騒は意外にも僕を受け入れる。机に置かれた紙はグラスの汗で滲んでいる。靴は段々軽くなる。僕は夢から醒める。目を開ける、地下鉄のホームの大家は騒がしい住人に寛容だ。正負の異なる電車に乗って夢と現実の隙間を進む。壁の凹凸を這う指は、部屋に灯りを灯せない。ベッドに沈む背中、暗闇を割く風。昨日の雨は、カーテンの外で乾かない。キャンバスに青が混ざり始める、雲が輪郭を帯びる。乾いた空気を吸って、世界の始まりを許す。


2896 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 403.5
お気に入り数: 2
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2025-07-24
コメント日時 2025-07-24
#現代詩
項目全期間(2025/12/05現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:403.5
2025/12/05 23時17分16秒現在
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    作品に書かれた推薦文

2896 コメントセクション

コメント数(2)
ぼんじゅーる
作品へ
(2025-07-24)

冒頭から詩的な情景が空にぱぁっと広がっていくような感覚をおぼえます。 猫の瞬き、蝉声という表現、玄関のチェーンが肘を付く。 >>踏切を待つ袖に風が吹いたら、見知らぬ人に歩み寄る。 この連も良いですね。 >>正負の異なる電車に乗って夢と現実の隙間を進む。 ここなんかも、印象に残りました。

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黒髪
作品へ
(2025-07-24)

最近、詩からイメージを得ることを課題にしているので、この詩も、多彩な画像を思い浮かべながら読みました。様々な光景を楽しみました。あとは、それらの間の連続を求められるようになりたい、と個人的な課題を持っております。

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