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カールベーム
水路を絶たれて気球を飛ばした カールベームがザトウクジラになるのは 防がねばならない おお、クイックに反対すれば 馬頭観音が夜警をやっている 他界するのは太陽神ラアだけではなくて その辺のロープだって他界する 夏座敷には水路対策本部が設立された 気球を検知した怒りの田圃は パーキングエリアの前で沈黙する カールベームがザトウクジラになってほしい人々も 集まって来ているので 我々は最大限警戒した
カールベーム ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 483.4
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-06-07
コメント日時 2025-06-23
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


カールベーム。 ウィーン・フィルの指揮者ですよね。 水路が絶たれたのは、ザトウクジラによってとは考えにくいです。 真水の水路だから。 うーん… 全体的な意図としては、 お米の大切さかな?と思います。 減反政策に反対する感じ。 そこに迷い込んだザトウクジラを見物にくるひとを揶揄することをミキシングしているなかな?と。 ザトウクジラは(大概)いずれ死んでしまうのだから、 太陽神ラアの記述だったり、ロープだったりで、「死」を仄めかしているのかな?と思いました。 感覚だけで読めば、 田圃が怒ってる詩なんだな、と思いました。 ありがとうございます。
1レモンさんコメントを有難う御座います。そうですね、当時の減反政策は合理的な判断が働いてああ、なったと思うのですが、なかなか、情勢は変化するので逆の政策も必要なのかもしれません。ザトウクジラは、金子兜太の庭中に青鮫が来ていると言う句があったと思うのですが、あんな感じをある程度は考えていたのだと思います。季語は「梅咲いて」ですが。「死」の仄めかしは難しいですね、あからさまに言えば角が立つし、遠回しに言えば伝わり辛い、ザトウクジラを持ってきたのも、それらの中間状態を狙っての事なのですが、なかなか伝わり辛かったのかもしれません。田圃が怒っていると言うのはちょっとした倒錯なのかもしれませんが、何か真意を伝えようとするならば、致し方の無いことだと私は思います。
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