かつて
ひとさの、ほんの小さなゆらめきを起点に
輪を描いて膨らんでいった私たち
やがて割れたかけらは「いつの日かのカップ」に運ばれていく
我々は一線上を歩んでいるのではなかった
幾つものレイヤーと無限のパターンで可能性を繰り返し
気づき、認識し、解釈することで内在に
秩序を創り出す 生命体
發す熱量と引き換えに
すべてはかなたのわたしたちがくんだもの
でも生きている、
生きている
遍く多種多様な存在とともに織りなす
エントロピーと非エントロピーのダイナミズム
私の小さなゆらめきの、なかの、その幾分かのかがやきは
決して何者にも侵害されず、干渉されない
純粋なわたし自身
そう
空間とも時間とも呼ばれる包括的な流れの中で
わたしという意識で
存在しているのだ
作品データ
コメント数 : 2
P V 数 : 608.3
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-06-05
コメント日時 2025-06-25
#現代詩
#縦書き
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
閲覧指数:608.3
2025/12/05 20時33分26秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。
初めまして。 とても良い詩だと思います。 >決して何者にも侵害されず、干渉されない >純粋なわたし自身 私も、このように在りたいと思いました。 ありがとうございます。
1コメントくださりありがとうございます。そのように言っていただけて嬉しいです。
1