別枠表示
純愛
今年も春の雨、上を向いたら暑い雲 雨に洗われ、心は痛いはずなのに 君にもらった大切な傘 別れてもささずにとって置いてある 愛の小説読むたびに、胸に刺さる 愛の映画見るたびに、胸が震える 出会った奇跡に感謝なんて嘘だろう 僕は君を裏切った。 僕は彷徨い、教会の冬のベンチに 横たわりどこからきたか食パンを 一枚くれた恩人よ。飢えと寒さに借りた毛布 涙の上から雨が降り、涙を隠してくれた あの味をその優しさを一生忘れないだろう 柏尾の河原に横たわり飢えと寒さに震えていた 僕は家をでた。わからなくなった。 巣のない鳥はどこへゆく。 ネット喫茶に泊まる金 どうせなら愛する人に送ろうか? ほんの僅かな金だけど、汗と涙が詰まってる 愛してるなんて簡単に言えた頃が懐かしい 過去に生きてる今ここはどこにもない世界 透明な心に宿るのは純な昔の僕なのさ いつか、分かるでしょう。許されない罪の重さを いつか、いつも見守りたい君の姿を 失った過去たちは刃を向けて心を刺し 血を流しても立ち尽くす、ここはどこ? バレンタインで浮かれてる街並み 若いカップルに過去の僕らを重ねて いつか、そういつだろうか?この世にある いつか、全てがなくなったとしても さあ、前を向いて歩いて教会へ さあ、過去を見ないで賛美の歌を そんなわけないうつろなまなこに雨は降る…
純愛 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 357.7
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-04-06
コメント日時 2025-04-06
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


そうですね… まず構造として面白いです。 特にラスト付近、 教会へ喜んで行ってるような感じなのに、 いきなり「空虚」に墜ちる。 ただ、わざと置いたとも見えるこの一文。 >透明な心に宿るのは純な昔の僕なのさ 調子っパズレ、いきなりズッコける感じ。 もう少し「純愛」を、ベタに書いて欲しかったです。 ありがとうございます。
0