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タイトルまた考えときます。すんません。
駅前の雑踏が僕の横を通り過ぎていく。 誰も、何も、聞こえやしない。 どこかの国で暮らしてみる。 でも、僕に似合う居場所はない 誰かの理想になってみる。 でも、そこに僕自身はいない。 他人と体を重ねてみても 産まれたのは快楽と否定と落胆。 言葉を深く吐いてみる。 でも、あなたの肌には触れられない。 そう、きっとこれは僕の責任だ。 一人で歩いている。 孤独を歩いている。 桃色の椿が香る。 この事象の原理は何だろう? このエントロピーを解析したい… この心を正確に翻訳したい。 そう、きっとこれは僕自身だ。 宇宙の原理、ビッグバン、歴史。 出会い、思い出、この気持ち。 そして風に身を委ねてみる。 情けない奴だった。 僕は君の声を聞かなかった。 君はいつも、僕を知ろうとしてくれた。 そう、これは僕の深い悔恨だ。 君は心をくれた。 僕は心を差し出した。 君は時間をくれた。 僕は人生を差し出した。 ただただ怖かった。 君がいつか消えてしまう気がして 隣にいるのに、君が遥か遠い星な気がして。 そして、これは僕と君の責任だ。 君に会いにたい。 もう、あまり時間がないんだ。 水面に写る僕に言う。 「もう、時間がないんだ。」
タイトルまた考えときます。すんません。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 637.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-23
コメント日時 2025-01-24
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


君に会いたい、のあとに「あまり時間がないんだ」と来るのはいいですね。a-haの「take on me」の「1日か2日の間に僕は行ってしまうから」というフレーズを思い出し、実際僕にはあまり時間がない、という感覚がよく理解でき、共感もしました。ただ、問題なのはというか、もったいないのはやはりタイトルで、タイトルより中身を重視している、ということなんでしょうけれど、やはりタイトルは子供の名前にも似たもので、大切という考えが僕にはあります。子供の中身を見てほしいからと言って、ほぼ名無しの状態にするのは、もったいないし、酷という感想しか思い当りませんでした。どうしても気がかりなのでコメントさせてもらいました。
0tereotype2085さん コメントありがとうございます。 ご指摘のタイトルについては まだこの詩と心に名前をつけられないからです。それ以上でも以下でもありません。 今回初めて文章を書きました。 この詩は私自身の人生の話で私の人生で一番忘れられない人への想いです。 当方は普段音楽を作っています。10年以上音楽に携わってきました。 音楽というのは音という振動で感情の色や情景を表現するものだと思っています。 しかし、どうしても音だけでは具体性は出しきれません。人に自分の気持ちを伝えられないのです。 言葉、そして文学というのはより相手に具体的に伝えることができる芸術表現だと思います。 音楽を作る中で本当に伝えたい事を伝えるのは難しいと限界を感じていました。そこでふと詩を、自分の心を文章にしてみようと思ったのです。 そしてこのサイトを利用させてもらって投稿した理由はマーケティング的な要素が強いです。 しかし今では少しアコギだったと思います。 このサイトを昨日初めて拝見していくつかここに投稿されている詩を読ませていただきました。 私は今まで1人の読み手側でしたので、作品のスキルや表現、優劣については全く分かりません。 ですが、書き手の皆さんが自分自身と向き合いもがき続けて誰かに伝えようと書かれた言葉の一つ一つがとても美しく思えました。 そんな素晴らしい詩が集まるこの空間で少しこの詩人たちにを愚弄する行いだったかもしれません。 もし不快に思う方がいらっしゃいましたら謝罪します。 しかし、私は1人の音楽家で表現を追求するものの端くれです。何かに名前をつけることの意味をよく知っています。 何か名前をつけるという事は、その対象に対して深い愛情と責任を持つ、いわば意思表明だと思っています。 まだ僕の、この詩の中で書いた心に名前はありません。 探し続けようと思います。 stereotype2085さんありがとうございました、
0そんな理由があったのですね。僕はてっきり前述した理由でこのタイトルをつけたと思っていたのですが。想いが深いあまり気持ちの整理が出来ず、タイトルもつけられないのなら、誰も愚弄したとは思わないはずです。音楽ともども創作に励まれてください。顔を上げて下を向かずに。
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