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水を観る   

作成日時 2018-03-02
コメント日時 2018-03-20

故郷の川の流れは圧巻だった (ざわざわごうごう) 尽きない音に耳がとらわれて 血管の中に居るようだった ひんやりした風がはたはたと通り 空の下の地球の表皮に居るのだと思い出した ひとりではないと知るのは 涙を見るとき 隣り合って眠るとき 小指の先ほどは確かに癒されているのに 目の前の 人をいつか 酷く恨むだろうと思って そうしたら許そう どんなふうにでもいいから 忘れてもいいから 風の流れをまた感じたい 時計が午後8時が過ぎたあたりから 今日一日の中で 思い出して 見つけてしまって 忌まわしい人生だと思ったことを 故郷の川の音を思い 順々に水の流れに放つ


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2019/09/16 05時36分44秒現在
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コメント数(6)
エイクピア (2018-03-03):

「時計が午後8時が過ぎたあたりから」 連想が歌謡曲なのですが「あずさ二号」を思い出しました。八時丁度のあずさ二号と言って居るので午前午後かわかりませんが、ここから考えると冒頭の部分 「故郷の川の流れは圧巻だった (ざわざわごうごう) 尽きない音に耳がとらわれて 血管の中に居るようだった」 この4行もちょっと違った見方が出来る様な気がしました。

渚鳥 (2018-03-04):

エイクピアさんへ お早うございます、 お読みいただき有難うございます。 >「故郷の川の流れは圧巻だった (ざわざわごうごう) 尽きない音に耳がとらわれて 血管の中に居るようだった」 この4行もちょっと違った見方が出来る様な気がしました。 はい。私はこのとき、暴風雨が2日続く中、すべてを壊すような風雨の音から川の流れを連想しました。従いまして、本当に書いたほうがよかったのは風に閉じ込められて鬱々とした気分、恐怖、そんなものらだったかもしれません。 詩って難しいです _(^^;)ゞ コメントくださり有難うございます。

まりも (2018-03-07):

ざわざわ、という擬音から始めた方が良かったかな、と思いつつ・・・ (故郷の川のほとりに立っている、というシチュエーション説明というのか、謎あかしのようなフレーズを冒頭に持ってくることの、面白さと難しさですね・・・) 涙を見るのは、自分の無力を突きつけられるということかもしれない。他方、自分も「目の前にいる人」に癒されたいと思うのに、それができない。 一緒にいるがゆえに、どうしようもなく、互いを受け止めきれない、支えきれないことを知る、そんなジレンマを、静かな語りの中に掬い上げているように思いました。 血管の中にいるようだという比喩は、同時に母の胎内にいて、血流を聞いているイメージに繋がる。 どうしようもない現実を前に、胎内回帰願望を密かに抱きながら、故郷の川のほとりにたっている。 夜半、どうにもならない思いを抱えながら、故郷の川の音を聞いている。 それは、一人であることを思い知らされる時間であるとともに、流れに包まれている、という安心感の実感でもあるでしょう。 故郷、水、のイメージが効いていると思いました。 見ず、と音が重なるのも面白いですね。

渚鳥 (2018-03-07):

まりもさんへ お読みいただき有難うございます。 「水」と「見ず」ですか。面白いです(@_@) 初めから一人ではなく、最後は一人でもなく、 一人になったり一人ではなくなったりと、 本当はそういうものなんでしょう。人間てやつは(一人言です、ごめんなさい……m(__)m)。 コメントくださり有難うございます。 ※ 自分で読み直しまして、誤字が(時計が午後8時が過ぎたあたりから→「時計が午後8時を過ぎたあたりから」)あることを書いておきます。

百均@B-REVIEW ON/ (2018-03-20):

川は血管なんだなぁと思うと、水は地であるし、せせらぎの音は鼓動であるのだなぁと、発見がありました。発想が凄くて、びっくりしました。

渚鳥 (2018-03-20):

百均さんへ お読みいただき有難うございます。私そこまで考えなかったので、「水は血」にどきっとしました。刺激的なご意見を交わせて嬉しいです。 コメント有難うございました。

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