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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

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きょこち(久遠恭子)

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海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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だれのせいですか

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冬、ひゅう、と 家の裏手を通ったかと思えばわずか後ろに引っぱられたりしながらぞろぞろ行進している 行進からそれたらそれたで悪びれもしないで 小さな窓にも訪れて 手を振ってゆくものらしい ──目を離した間に 窓縁の一辺 冬の手形がついていた 誰が仕掛けたんだろう 雪というやつは手品みたいだ 平面の空から際限なく落ちてくるネジみたいだ 死の世界から吐き出された 夢の逆再生なのか 月見草の残骸が 肩を組みながら着地して ひとときの舞踏、 アスファルトをぽつんと黒く引っ掻いただけで あぁここに 夢の根付く場所なんかない たとえば君は 柔らかな呼吸を 封じ込めた季節、 うまれた  強く  あたたかに ( 空に溢れた 大河のようだった 風と緑に大手を振られて ふかふかと笑うように ふくらんで消えた) 夜が枯れ木をさぁあ……と震わして 砕けた針音が巡り会う ガラス瓶の中の森で 新しい迷路で


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作品データ

コメント数 : 15
P V 数 : 1010.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-12-11
コメント日時 2017-12-26
項目全期間(2024/04/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
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閲覧指数:1010.2
2024/04/21 01時34分33秒現在
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    作品に書かれた推薦文

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コメント数(15)
小夏 渚鳥
(2017-12-11)

静かな視界さんへ お読みくださり有難うございます。「静かな視界さんから姿勢を見ていただいた」、と思いみが

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小夏 渚鳥
(2017-12-11)

(途切れてしまいすみません) 静かな視界さんへ お読みくださり有難うございます。 静かな視界さんから姿勢を読んでいただいた、とあらためて、おっかなびっくりしつつ、自分の文を振り返っております。 ありふれたような表現が多かった、と思うのですが、自分の内でありふれた(扱いなれた)語句を選んだことで表したいものを表すのに丁度よく作用したのだろうか、 などと思います。 コメントくださり有難うございます。

0
李沙英
(2017-12-11)

こんばんは、宜しくお願いします 冬の風景、それもとてつもなく寒い風景の断片がセンス良く並べられていて 寒々しい中にある硬骨な面、それが表現され 今まさに、今の時期だからこそ堪能したい一遍であると思いました。

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小夏 渚鳥
(2017-12-12)

李沙英さんへ こんにちは、 お読みくださり有難うございます。 今まさに冬、できたてホヤホヤの、冬の詩をお届けできて嬉しいです。 (※窓縁(まどべり)は……もしかしたら、誤字であったかもしれません。) 今日は今日で荒れた天気。 戸外は風に巻かれて何かしらを思う余地もなく。 山里の穏やかな雪が恋しかったりします。 コメントくださり有難うございます。

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小夏 渚鳥
(2017-12-13)

蛾兆ボルカさんへ こんにちは、 お読みくださり有難うございます。 お気づきになられましたか(^^; 鋭いですね。冬と申せど、こちらはまだまだ冬の序盤、 「本格的な冬はこれから」 と作者(私)はまだ、のんきなことに過ぎ去ったあたたかい季節(君)を思い返しています。 厳冬のもとで何が困るかというと風雪がこびりついて窓や玄関が開かなくなること、そして締まらなくなることなんですよ、そういうのは詩にならずシワ(顔のシワ)になるのです。 冬、おそろしい。 コメントくださり有難うございます。

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ふじりゅう
(2017-12-13)

拝見しました。 雪を「ネジ」と表現されたことにびっくりしました。雪というものを、何かの起動材として見たのでしょうか、ネジという表現にはある意味ではそういった考えも可能ですが、何かむしろ幾何学的な、科学として自然現象を見ているような、そんな冷ややかさを感じました。 この詩には、雪というものの幻想性を表しているようで、そうではなくある種独特な冷たさという視点から雪を見ているような気がしました。 面白い詩を読ませて頂きました。

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小夏 渚鳥
(2017-12-13)

ふじりゅうさんへ お読みくださり有難うございます。 ・ある種独特な冷たさという視点から雪を見ている については、「自然」を「現象」として眺めたいっていう自分の気持ちの顕れなんだろうか、と思います。 『──大気に関わるいくつもの条件が重なった時に、雲の中で雪が生まれて地表に達する。(『春を恨んだりしない』著・池澤夏樹 より抜粋)』 雪とは違う話をしますが川とか滝もそうで、いくつもの「条件が揃って」川となり、滝となる、というふうに考えないと私なんかは「なんで自然は私の邪魔をするのかなぁ(*_*)?」みたいに苦しんでしまうところがあるものですから……。 コメントくださり有難うございます。

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小夏 渚鳥
(2017-12-13)

(すみません。上記コメント、訂正です。) 『春を恨んだりはしない』 「恨んだり」と「しない」の間、『は』の文字が抜けておりました。申し訳ございませんでした。 m(__)m

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百均
(2017-12-17)

言葉出てこないですね。 凄く好きです。そういう事だけいいたいなぁ。 >夜が枯れ木をさぁあ……と震わして >砕けた針音が巡り会う >ガラス瓶の中の森で >新しい迷路で  これが凄いなぁ…ホワイトフラッグです。

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小夏 渚鳥
(2017-12-20)

hyakkinnさんへ お読みくださり有難うございます。 そ、その最後のくだりはそこだけぽいっと自動筆記+αになったんですよね……。どうも集中力がきっちりそこで切れちゃったんです。 好きだと書いていただけて嬉しいです。 お読みくださり有難うございます。

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まりも
(2017-12-23)

ふじりゅうさんも書いておられるけれど、雪と、ねじ・・・ビックリしますが、なんとも納得してしまう。 雪を下から見上げていると、灰色の無数の影の欠片のように見えますよね。太陽の日差しを遮って落ちてくるから、なのでしょうけれど・・・ネジがこぼれて、抜けて降ってくる、という捉え方の中に、なにかが壊れて、静かに崩壊が進んでいく。そんな季節の捉え方が隠れているように思いました。「死の世界から吐き出された 夢の逆再生なのか」というイメージが生まれるのも、そのせいなのかもしれません。そして、そこから新たにうまれるものがある。それが、再生、再開、そして、再会、なのだと思いました。

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小夏 渚鳥
(2017-12-24)

まりもさんへ お読みくださり有難うございます。 季節(天気)には抗わない、抗えない、という諦め(?)が自分の中に有ると気づきました。 >ネジがこぼれて、抜けて降ってくる、という捉え方の中に、なにかが壊れて、静かに崩壊が進んでいく。そんな季節の捉え方が隠れているように思いました。「死の世界から吐き出された 夢の逆再生なのか」というイメージが生まれるのも、そのせいなのかもしれません。そして、そこから新たにうまれるものがある。 コメントくださり有難うございます。 抗うことなくほぼ、受け身で冬をやり過ごし、きっと「再開」するのは白かった地面が黒く乾くころ。緑色の芽吹きを見つけるころだろうか、そんな感じがしております。

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小夏 渚鳥
(2017-12-24)

あ……(;^_^ 何だか矛盾したことを書いてしまいました。 季節は季節で流れてくれ、と思う一方で、内面の世界を大切にしたいと思っております。 ガラス瓶の中、新しい迷路で始まるものは、 季節の下を巡る「私の変化」なのだと思います。長文失礼しました。m(__)m

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杜 琴乃
(2017-12-24)

引用ができないほど、最初から最後までどの言葉も素敵です。 >──目を離した間に >窓縁の一辺 >冬の手形がついていた >あぁここに >夢の根付く場所なんかない このあたりが私はとても好きです。でもやっぱり最初から最後まで好きです。この、冬、という季節をこんなにも巧みに捉えて、そこに感じる寂しさや虚しさを、こんなに優しく表現できるなんて…。うまく言葉がまとまりません。好きです。ありがとうございます。

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小夏 渚鳥
(2017-12-26)

杜 琴乃さんへ こんにちは、 お読みくださり有難うございます。 作者冥利に尽きます、若い方々の作品も、さまざまな感性に満ちて、勢いが溢れていて素敵ですね。 コメントくださり有難うございます。

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