補足：題は、つけてもつけなくても構いません。

「朝、外からの音」 外から聞こえてくる 今日のはじまりに 気分良く興味惹かれる音 あれは鳥の鳴き声だ この土地では鳥が生活に根付いている

光が窓からあふれている 一本の木の枝さえ美しい 光の魔法 私は昨日は遅く眠ったんだが 朝はそれをとがめないでやって来た

「安心のひと時」 光一閃 首の骨が鳴る 呼吸を深く 安心する 一日だけ生きても

かんこくのだいとうりょうはやとうのひとがかった だいとうりょうみなめがねかけてるしみなにてる またそのうちたいほされえしっきゃくするんだろう それでもだいとうりょうになりたいんだな しょうらいたいーほされるかもしれないのに

黒髪さんは下手！

詩は知的でなければならない。あるいは、まったく知的ではないものでなければならない。 アツスケ・タナカ

小悪魔女子高生に謝罪の場は今何処にし！ 魅惑の高校女教師に腸捻転喰らわしたる！ 虚空の白衣の天使に懺悔の刻今日来たり！ こんな言葉遊び、いくらでも思い付くわ！ だからもうやめたいんだけどやめられん？

考えかたに汗をかく わたしは必然的に 老いていく あたらしくなれ心よ 皺々よりふんわりがいい ... 決められた中で書くのが 苦手なので挑戦してみました。 面白い企画ですね。

韓国大統領の汚職、醜聞はよく聞くところ。学歴社会のひずみがあるのでしょうか。 この詩は、全文ひらがなですが、政治家揶揄的な意図があったのかなと思いました。 全体的に、まとまっており、表現力も高いと思います。言葉はしっかりと使われています。

女性の性的な魅力への憧れと反発が感じられます。言葉遊びは、詩においても入門的な所です、 最後まで付き合う力にもなると思います。五行歌は自由な表現が期待される詩です。

柔らかい心と、精神安定的な現実感を感じました。若さへの思いが、しっかりと表されていると思います。

昼も勉強！夜も勉強！ トイレで勉強！風呂で勉強！ シコって勉強！ 勉強！勉強！ 東大以外は大学じゃない！ 「ラ・サールの校歌」

鹿児島ラ・サールから東大理Ⅲに入った寮の先輩を知っていますが、授業は、みんなトランクスだけで受けていたそうです。そういう、校風のようですよ。その人はそういうところを気に入っていたようですが。勉強って言うのは、はまると、どれだけやっても面白いんですよね。向上の道につながります。ただ、エリート主義に陥ると、あとあと金銭とか人間関係で苦労するようです。その人は、時給九千円で家庭教師をしていましたが。

黒髪さんは噂では筑駒だったんですっけ？

僕は岐阜県なので。

私のいとこが岐阜県で精神科のクリニックをしています。

欠けゆく私の手は借景のように脆ろく 他者の掌が季節の継ぎ目を縫う 陽だまりが雫となり 綾なす影が花瓣をつたうなら 私は消えるまで霞として生きたい

朗々としつつもしとやかな表現ですね。脆さや雫や、霞といった言葉は、わたしの内にはないものなので、しっかり眼を開いて読みました。美しいというのは、こう書くんだと納得しました。

「雷の落ちるまま」 グガッガッグワグワグワピシャーン 暗い夜に鮮烈な光景 心が稲光に揺さぶられる 地球は姿をさらして鳴動する 人間の夢は稲光にかき消される

雷の落ちるまま、映像で見たいです。なんといいますか、 PCの起動画面に出てきてほしいですこの映像。

ぼんじゅーるさんのやる気を引き出せたようですね。雷の威力は凄い、「現象界というものは、星や、眼の翳や、燈火や、幻や、露や、水泡や、夢や、電光や、雲のよう、そのようなものとみるがよい」と、『金剛般若経』に説かれていますので、現象界の真理の比喩を、ひとつ提示できたようです。現象を観察する、という喜びが、なぜ起こるのかというと、真理を見ていて接近していくからだと思います。コメントいただいて、とても嬉しかったです。それに甘えないで、精進していきます。

「コールドブリューコーヒー」の 絞り出されたアクリル絵具のような 響きが好きでよく注文する コーヒーポーションも響きが好きだ 次の休日は何を飲もうか

商品名に良い感覚を想像するというのは、詩人的ですね。コールドブリューコーヒーがおいしそうなので、今日にでも飲みに行ってきます。

｢主人以外の男はみーんな野菜みたいなものです｣ と、あるご婦人との会話。 ハウっ！ でもその野菜がゴーヤとか茄子とかの意味だったとしたら...？ そんな、そんなこと、俺は信じない。

行きつけのサブウェイで 常連仕様の野菜特盛りが当たり前になってきたので 調子に乗って｢パンも多めで｣と どさくさに紛れてリクエスト ばっちりフットロング出て来た

とても面白いと思いました。サブウェイという具体的な舞台が効いていて、「ああ、あの注文の感じだな」とすぐにイメージできます。そこに「野菜特盛り」という常連ならではの慣れがあって、さらに「パンも多めで」とちゃっかりしたリクエストが加わる。 そしてオチとして「ばっちりフットロング出て来た」がリズムよくて、思わず笑ってしまいました。 最近ベジタリアン仕様や健康志向で「野菜多め」が普通になっているからこそ、「パンも増量」というリクエストが逆に目立ちますね。そのギャップがこの五行歌の面白さを際立たせているように感じました。 読みながら、サブウェイの店員さんが「はいはい、また野菜多めね」と慣れた手つきで作っていたのに、最後の「パン多め」の一言で一瞬戸惑い、でも思わずフットロングを渡しちゃった光景が目に浮かびます。 私が店員なら、フットロングは、プラス300円であることもわすれて、渡してしまいそうです。おまるたろうさんは得しますね(^^)

つつみさん、ありがとうございます。ちょっとまえに、毎日サブウェイのサンドイッチとポテトとコカコーラを飲み食いしてた時期があり、そのときに書いたものでした。そうそう店員によるんですよね。若造の野郎に頼んでも駄目なんですよ。スッカスカのサンドイッチを渡してきやがります。女の子だとわりと野菜マシマシしてくれます。

>グガッガッグワグワグワピシャーン それにしても黒髪さんはほんと歌心ないよねえ...

憂いに美がなきゃ詩人じゃない 怒りに正義がなきゃ仁義は腐る 優しさに哀しみがなきゃハンサムになれない 養鶏場の無精卵の淋しさよ せめてあなたのお役に立てれば本望です

擬音に対してセンスがないとおっしゃっているのですか？それで歌心まで評価できるんですかね。もしよかったらおまるたろうさんが善い擬音を提示してみてください。

ち

ん

ぽ

ﾚﾛﾚﾛ

NOW

じゅ ほ゛じゅーほ゛じゅほ゛じゅーほ゛じゅほ゛ じゅほ゛ じゅほ゛ じゅほ゛じゅーほ゛じゅほ゛じゅほ゛ じゅほ゛じゅーほ゛し゛ほ゛し゛ほ゛ほ゛ーじゅ /帷子耀 いい擬音というと、これが想い浮かぶよ。

光が窓からあふれている〜の詩、素敵です。当たり前のようにやってくる朝は確かに魔法みたいだと思いました。 2行目の詩が枝に反射する朝の眩しい輝きを強調していて、空もきっと美しいんだろうなと感じました。

過去を生きたあなたへ あなたは私の中にいる たとえ会ったことはなくとも 同じこの時を生きていなくとも あなたが愛し、作り出されたものは 私の中で永遠に生き続ける

おまるたろうさんの世界に文句をつけるわけではないのですが、僕とはかなり方向性が違いますね。

わたしの過ちをとがめないで、いつものように来てくれる、ということが、本当に嬉しいんです。それを壊そうとする人の愚かさは、声を大にして言わないといけないんじゃないかと思います。いま、まさに東の空が明るんできました。都会では、不夜城に住んでおりましたが、いまのほうがずっと生きやすいです。

補うことで、可能になる価値があるということですね。さいご、悲しいですが、強くもありますね。

どんなあなたなんだろう、と興味を惹かれました。ある詩人であるとか、ネットでの出会いであるとか、複数の存在が頭に思い浮かびます。

銃声 銃声 銃声 銃声 撃ち終わり　相手を知ることなし　銃の声

なるほど、銃は遠くから打つので、相手をしっかり知ることもないのかもしれませんね。銃声は、運動会とかで聞いたことがありますが、銃の声、と言われると、生々しい感じがしますね。

雨の中 闇夜を行く 森の内 眼光研ぎて 銃口向け

早くも返信が！ 元陸上自衛官です。今も予備自衛官やってます。 射場での射撃訓練が一回５発撃つので、五行詩にいいかなと。 現役時は結構遠くから打っていたので、遠くの状況はよくは見えないんですよね。 そんな経験から書いています。

研ぎ澄まされた精神の強さが伝わってきます。雨の中を…。かっこいい。

まず誰もやらない自衛隊をネタにした短歌になります。 せっかくの五行詩なので短歌にしました。

なきながら にしへかけては ぬまばかり ねをんがにあわぬ のろまやろう

かっこいいですね。情感をあらわに、沼を過ぎる。ネオンが光景として効いていて、のろまな自分への悔恨と誇りを。生きているっていう感じが強烈にして、かっこいいです。いま、Keith Jarrettの「ケルン・コンサート」聞いては、祈りについて感じているんですけど、お薦めです。自分の過去が、いまにおいていかなるフレーズを生み出すか。

「生きている」！ 形容の仕方が気持ちいいですね！ 最高の褒め言葉です、ありがとうございます。私もそんな感想が書けるようになりたい。 曲の紹介もありがとうございます。ピアノ曲を普段あまり嗜まないので、新鮮な気持ちで拝聴しました。なんというか、心に直に訴えかけるようなメロディで、創作意欲が掻き立てられますね！黒髪さんが思索にふけるのも分かる気がします。

タンメンで足りずに サバの味噌煮も食べる昼餉 朝餉を食べていなかった 2019年3月11日 12時47分の事であった

日付と時間が気になります！どこで食べたのか、というのが分かるといいかなと思いました。朝餉を食べていないから、サバの味噌煮まで食べた、というのは理屈が通っていますね。

東京に嵐が来るぞ、積乱雲はゴロピカリだぞ、 どれ雨の塩梅はと空を見上げりゃ 汚い点眼に顔面を破茶滅茶に殴られっぱなしさ 何苦楚が！と無性に腹が立っては 袖でぐいと顔を拭って縁石を蹴り飛ばすばかりなのさ

嵐に昂る気持ちが伝わってきます。瞬間の永遠をとらえている詩人が、雨に負けぬと意気を上げる。都会の雨は、どんなものでしょうか。濡れると、電車とかが大変ですよね。

ド　　　ド　ド ド ド　ド ド　　ド ド　　　　　　　　　　　　雷落ちたり

毎月愉しみに読んでいる砂柳さんの新作 https://www.breview.org/keijiban/?id=15483 がクリックするとヌル表示なんですが、これはバグなのではないですか？

>積乱雲はゴロピカリだぞ これが世に出る人のセンス

現在対応中です。ご不便をおかけして申し訳ありません。三連休明けには、治ると思います。それまで、「読む」のほうから、たどってご閲覧ください。

空間を上手く使って、雷音を表していますね。センスの問われる詩だと思います。Good sense!

雷鳴を表現するのを考えてみて、いっそ視覚的に描写してしまうのはありかと思いました。 それでやってみた作品です。 五行詩では反則かもしれませんが。

「カラス」 大人しげなカラスだよ 漆黒の羽をぬばたまに くちばし開けて鳴く声は 空に響いて 夜に融ける

「きみ」 知らないことを知らない 言える君は強かった 好きを覚えたてだったから わたしは「やり方」を知らず 近づくことすら忘れることすらできずに

「知らないことを知らない」というのは、純粋無垢ということでしょうね。少し、助詞が雑なので、正確な意味が伝わりづらい部分があります。正確に伝えようと形を整えることは、とても大切だと思います。言葉が、「わたし」と「きみ」を結び付け、記憶が奇跡に変わるような魔法を詩作では使えますので、その現実の関係と、詩、との関係を、結び直すシャーマンになれれば、詩人になってみようとしたことの、その真価が発揮されると思います。つまり、現実を把握して、詩をもって現実以上の希望の光にすることです。

「指定席」 私の隣は指定席 あなただけの特別な席 嬉しいときも悲しいときも いつでも空けておくからね いつでも来ていいからね

指定席というと、新幹線を思い浮かべます。お金を払ってでも来てくれる席、それとも話者がお金を払って取っておいた席？ひとりの人に、特別な場所を用意する切実さがうまく表現された、雰囲気のいい詩だと思います。

もぐもぐごっくん 毎日本音を飲み込んで 言いたいことを我慢する もぐ…も、ぐ… もう限界

怒られたりとか、気を使ったりとか、あると思いますが、本音を代弁してくれる漫画とか（僕なら『地元最高！』とか）あればカタルシスが得られますよ。どうしても無理なら言うしかないですが、僕の信じている仏教では、忍辱（耐える）ことが重要な善の行為となっています。五行歌スレッドで、たくさん表現されてください。使っていただくことで、わたしは嬉しいです。執着（そのことばかり思い、忘れられない）が起きているなら、大変に苦しいことですので、解決する必要はあります。

「美の温もり」 「美しい」と言うことは 限りない優しく温かいこと なぜならそれは本当のことだから 人の姿と心はあまりにも美しいものである 温かさこそが美しさ