cookin' red & lobo - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

あなたのために

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

無題

ゼンメツ

伝説

三浦果実

十月

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

真清水るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

死んだベテルギウス

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

七月の雨

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow

桃太郎の神殿

幻想的な具体、具体的な幻想

時刻、刻々、刻むということは生きるということである。生きる、生まれる、死を予感する全ての事象が望む新たな幻想、書かれるべき詩、読まれるべき詩がここにある。

狂詩人

優しい人が好き

淡くうかびあがる差異のせつなさ

自分にとって「優しい人」と他者にとって「優しい人」は同じ「優しい人」だろうか。同じ言葉を使っていながら思いうかべるものは同じだといえるだろうか——

沙一

死ね、ニュートン

こいつはいい

こいつはいいよ。文体とイメージは翻訳ランボーの剽窃だが詩の勢いはホンモノ。

豆大福の日

ひとつ私に くださいな。

仮に、お伽噺のような平和があるとしても 敵は、存在するする。人には 雉、猿、そして犬のようなタイプの人のように個性が色々であっても、共通する敵が いる。敵に勝つために、もっとも大事なことは、共通する喜びに きがつくこと

真清水るる

ひらいて、とがって

ひらひらとひらかれひかれて

ひざこぞう、に出逢ってください。そして手をのばして作品の言葉にためすすがめつ、触れてほしい。

ほば

薬売り

胡散臭さがたまらない

怪しいものや不思議なものが好きな方におすすめしたい、世にも奇妙な掌編——

沙一

書かざる言わざる、雄弁に水銀を

黙って笑ってろ、沈黙は金

これを見ているあなた、恥ずかしくはないんですか? 答えられないのですか。 なんでですか。 理由があるという訳でもないのですか? ああ、そうか。 全部、冗談だというのですね。

鳴海幸子

夏は夜。月のころはさらなり

田舎の夜道は暗くとも、恋は華やかで明るい——

沙一

あなたとどんぐりとハナミズ……

悪意のないホローポイント弾

ここには○○の残酷さが描かれている。 ○○が何なのかは、読めばわかる… …かもしれないし、わからないかもしれない。 感じ方は「人それぞれ」だから。

R

祖父の痕跡

黙想を貫いた彼が最後にみたものは…

祖父の遺物が並んだ「私」だけの世界… 彼の深層に踏み込むべく「私」は宝物箱に触れてしまうのか…祖父とは一体何なのか…

つつみ

直列つなぎ-うんこ!!(……

青春の現代詩

青春はいつも、エロくて汗臭い。そして切ないけど優しいところもあり、美しい瞬間もあるけど、昆虫たちも僕らも命を捨てて夫婦になることを受け入れる。それが生きるということだから。個人的には、僕は飯田華子さんの紙芝居を観に行きたい。

蛾兆ボルカ

ちがう星

ピッチャーとキャッチャーみたいだね

それから時々 おなじ星

三浦果実

いつまでもあいさつをしてゆ……

伝説の流行語はここから始まった

「かきかきたぶんしない」は伝説になった。わからない人には永遠にミューズは来ない。

三浦果実

粘土

こんにゃろっというやり場のない怒れる者よ

ほの暗い系男子がたどり着いた極北のモノローグがきみにはわかるまい

三浦果実

菊の花

2020年10月の裏番長/裏大賞

これの良さがわかるまで詩を書くんじゃない

三浦果実

死んだベテルギウス

地球は退屈な諦念に埋め尽くされてる

重力に支配された地球人にはわかるまい

三浦果実

風吹き抜ける青

残酷なロマンティズムがきみにはわかるまい

そのまま生き地獄で野垂れ死にするといいという孤高の美

三浦果実

ぢんせぃ

その喪失感は夢かうつつか

ネットとリアルがボーダーレスな、デジタルネイティブ世代の感性──

沙一

潮風

潮の香りにのまれるように

不思議な気配が手招きをしている

ほば

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cookin' red & lobo    

illusion is mineを聴きながら玉ねぎのスライスを水に晒す 私の皮膚を食い破った恋の虫がざわざわ 脳漿を啜る小さな口吻 放物、飛距離、宇宙を圧縮して煮込まれた言葉 ベーコンの匂いが食欲と吐き気を同時に齎す キッチンタイマーに刻まれた0.1秒の永遠 へい、きょうもげんきに、いきることにぜつぼーしてる? 虫達は私の肉を抉り奪っては飛んで行った 落ちた先で種になり、いずれ復讐の華を咲かすかもね (美しい藍色の) 要らない、くだら無い、信じて無い言葉を、記すのはもう止めようか? 刻まれた私と刻んだ私を眺めてる 有限 の外へ気化していく意識 蒸留された過去が 腿を伝う血になった? 皿の上の貴方を思うと心が軽くて重いよ ざわざわ 推しの新しい髪型が気に食わないから死にたい 叫ぶ喉が無いから叫べない あだむすあっぷるをすりすりしたい、な あなたとこーひー飲みたいの 自然が綺麗でさ ナイフの言葉を 心臓に (誰にも届か無い) 浮遊の心臓に 宇宙に求愛してた ? 悲しみばかりが溢れる顔面を殴りつけて 「笑えよ」 壊れた僕の右手に濃縮された言語 額に印された文字と また異なる舌に記された文字 象徴達は寄って集って宇宙を煮詰めた 圧縮されてエメラルドになった宇宙を 私の喉へ 彼女が叫ぶ「見て!1匹の蠅が、宇宙に飛び立つわ!」 へい!きょうもげんきに、いきることにぜつぼーしてる? 安息達が権力の下で静かに羽根を休めて居る、その外で、犬達は飢餓を深めていく、誰も救わ無い、誰も救え無い、いつか見たように、神様の手が赤いね、今日も 冷たい夜に私は2つの乳房を投げ出す 好きに嬲って良い どうせ酔ってる 冷たい目で眺めてるの 永遠っていう流れを 彼らは私に死んで欲しいと言ってるみたい だから死んでやらない 確かめるようになぞる 君のカタチ (怖いな) 目で、耳で、鼻で、口で、手で、心で 言葉が 零れてく 掬うほどに 見え無い 心の中の夜と朝を括りつけて 私の首輪にする 夢の8月 水滴に溺れた鳥の 鋭い 睥睨 眦に浮かんで居る単純な言葉を 解読しかけて、 手が、重なりそうだった 涙が、零れそうだった 夢の中で、私は私を殺してる、何重にも張り巡らされた何百が何千が、複雑な単純が、幾億の心が、静かに足を縛って、私は最期に君の名前を叫ぶだろう 嘘だよ、 心は何処? 素朴な男と愛らしい娘の婚約に祝福を 地獄の上に張り巡らされる小さな奇跡を撫でてあげて、 貴方達の手で 私は最期に君の名前を叫ぶだろう 狼王ロボになって、ブランカと婚約したい 火になって 退屈を燃やし尽くしてしまいたい 私は自由なのだと知る こんなに、胸が痛い、よ 今夜は 刻まれた 刻んだ 刻まれた 刻んだ 刻まれた 刻んだ 刻まれた 刻んだ 温いよ、 抱いてやる ズタズタの心臓に 引き裂かれた私達の心に 赤 綿 何処でも無い 此処にしか無い 個々にしかない ザクッと貫通 ざわざわ どきどき 調理されて光る皿に並んだ物語の群れ ぺろり。 お前らの絶望じゃ足りないよ。 堕ちていく私の手を取ってね 私は最期に君の名前を叫ぶだろう 狼王ロボになって、ブランカと婚約したい へい、きょうもげんきに、いきることにぜつぼーしてる? まぁだだよ。 もういいよ。 いつかの深い藍色の華へ 光が溢れて笑う私の目から落ちる、 堕ちていく私の手を取ってね こんてぃにゅう その牙で その尾で その脚で その目で 風に触れる こんなにも、狂しく、 私は自由なのだと知る


作成日時 2021-09-18
コメント日時 2021-09-21

cookin' red & lobo ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 10
P V 数 : 1144.5
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 2
#現代詩
項目全期間(2021/12/02現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧22
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧22
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1144.5
2021/12/02 08時57分24秒現在
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    作品に書かれた推薦文

cookin' red & lobo コメントセクション

コメント数(10)
湖湖
湖湖
作品へ
(2021-09-18)

解りますよ、狼王ロボに対する未練はよくわかりますが、現代の、都会の、人間世界の憂鬱とは真逆の存在、野性に重ねているのが奇妙な気がしました。私の感覚は野生の森属性のロボは神聖で、都会や人間の巣は不潔、です。電車でふらっと、森を訪ねてみて、そこで一片の詩を書いて見たりするといいかもなぁ。と、勝手なおススメ。いつもの帰り道を裏道に代えてみる、とか。道の雑草をコップに活けてみる、とか。ロボの踏んだ下草の欠片かも。私もちなみにロボは私の最初の恋かも。

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白犬
湖湖さんへ
(2021-09-18)

お読みくださり有難うございます。 判りますよ、て無理がある気がします。私はわりと田舎の生まれで、子供の頃は近所の森に入り浸り、獣の子のように自然の中を駆け回って居ました。現在も犬や鳥を飼い、庭仕事で土をいじって居ます。そうした自然を偏愛する大人ですが、しかし、私の中で野生に属する生物は神聖で、都会や人間の巣は不潔だというような、俗っぽいいかにもな区分はありません。根は同じものだと思って居ます。湖湖さんは良くこめんとで、判ります、と仰っておられる印象があるのですが、そうしたこめを読んでみると「解像度の低い湖湖さんの理解を作品に押しつけてるだけ」、というぱたーんが多い気がします。誤解も理解のうち、というような言葉も聴いたことがありますが、それにしても、そうした読み方は、あまりにも零れ落ちていくものが多過ぎて勿体無い。詩の読み方・受け取り方は自由ではありますが、もっと詩を多面的に読む訓練をすると、ひいてはご自身の詩も豊かに耕されていくのでは無いでしょうか?後、ここで述べて居る話者は、ろぼに恋し未練を抱えて居るのでは無く、ろぼになりたい、己をろぼであると信じて居るのです。 感想・ご批評、有難うございました。

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白犬
湖湖さんへ
(2021-09-18)

ごめんなさい、気になって湖湖さんのこめちぇっくしたら、あんまり「判ります」言って無かった。。。後、機嫌が悪かったので若干がるる、と唸ってる感じのれすになってしまいすみません。でも、書いたこと自体は本心です。改めて、お読みくださり有難うございました。

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湖湖
湖湖
作品へ
(2021-09-19)

好きなものは分け合いたくないものですよね。僭越でした。私は野生の方が清潔だと思うのは事実です。それが通俗化だとも思いませんが、幻想かもしれない可能性はあるかもしれません。ロボになりたい、と書いてらっしゃるのは理解しています。人間の複雑な感情や物質的暮らしは動物のシンプルライフより不潔に見えます。無一物の仙人や旅人や子供は清潔に見えるように。 特に一連が言葉が研がれていて一番いいです。後半少しだれてくるように感じました。

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白犬
湖湖さんへ
(2021-09-19)

>好きなものは分け合いたくないものですよね。 いえ、自然や狼王ろぼが好きな方がこめをくださるのは大歓迎です。ただ、私は野生や自然を愛すると同時に、とても過酷な物であるという認識を持って居ます。おそらく、私が実際に何かの動物にされて野生に放り込まれたら、1日で音を上げると思います。言葉が喋れたら「なんて厳しく汚い残酷な世界だ」と嘆くかもしれません。その前に死ぬかもしれませんが。そして、その根底には、他者を己の糧として喰らい生殖で子を残していく、多くの動物に仕込まれた生命のしすてむがあると思って居ます。そして、人間もそれは同じで、複雑な社会や世界の問題も、そこに端を発して居るのでは、と考えて居ます。だから、根は同じだと思って居ると書きました。そして、それらを無視して、自然や野生の美しい部分だけを持ち出して賛美する(同時に人間だけを醜いと見做す)考えに、私は同調出来ません。私もだいぶ動物寄りであり、動物のしんぷるさを人間の複雑さより美しいと感じる気持ちも判ら無いではないですが、しかし、私にとっては、命は人も獣も平等に、美しさも醜さも抱えて居るものであり、そうした認識の無い自然や野生の賛美は、人は偉く動物は愚かだ、とする風潮と同じ位、唾棄すべきものです。湖湖さんの、ちょっとした自然を味わおう、のような最初のこめんとは、まさにそうした「温い、人にとって都合の良い部分だけを切り取った自然や野生の賛美」のように私には感じられたので、反論させていただいたまでです。また、私がいつも詩に込めて居る(つもりの)、上に書いたような事柄を読み取ってのこめんととは到底思え無いからこその反論に、「好きなものは分け合いたくないもの」という己の卑俗な感情を投影させ、さも理解したような顔をされるのも納得いかないし、そうした読み方を私は「解像度が低い理解」と指摘したのですが。ただ、私が野生や自然、ひいては生のいめーじに込めた思いや真意を読み取っていただけ無いのは、湖湖さんの問題では無く、単に私の詩文が至らないだけかもしれません。。。仙人は見たことが無いのでなんとも言えませんが、私は旅人や子供を清潔とは見做しません。特に子供は、理性的な判断の根拠がまだあやふやな分、容易に残忍さや醜さを孕む存在だと思うし、そうした認識を持たずにただ、「子供は清潔」と考えるのは、私には充分通俗的なものの見方に思えます。 長くなった上、再び否定的なれすになってしまいごめんなさい。言いたいことどばーっと書きました。 普段、花瓶に花屋やすーぱーで買った花を活けていますが、野の草花を飾るのも良いかもしれないなと思いました。ろぼ、格好良いですよね。 再びのこめを、有難うございました。

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湖湖
湖湖
作品へ
(2021-09-20)

あなたの文章力は流暢すぎるほど流暢です。印象からすれば心がけ次第でどんな文章でも書けるんじゃないですか。正直言えば勿体ないんだと思いますよ。ただ、詩がどんな感情を扱っているか、という点で、ネガティブな印象其の物であったこと、詩と言う美を重んじる文芸の中で、私はコメントが雑になってしまったのでしょう。失礼しました。只、人を考えが違うからとか、否定的に意見されたからと、卑俗だとか、こきおろして書くのはおやめになったらいかが。絶望してるかい、と読み手に同調を求める狼王ロボは全くロボと印象が違い人間臭があります。狼王ロボは野生の気高さや孤高を背負っている煌めきの高さを持っていて、それを利用しているにも拘らず、憂さや腐ったような心持が伴奏しているので納得がいかず、だから作品に対する反意のようなコメントになってしまったわけです。これで議論を終わらせていただきます。

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白犬
湖湖さんへ
(2021-09-20)

鬱くしいって言葉、知ってますか?鬱っぽいけど綺麗な絵、等を称賛する時に使われるねっとすらんぐです(今も使われているか判りませんが)私もただ鬱々してるだけの詩は苦手ですが、鬱や悲しみは生物に備わった基本的感情であると思うし、それらを無視して詩を書く気はありません。そっちの方が嘘っぽいし。そしてそれらを美に昇華するのは可能であると考えて居ます。まぁ、湖湖さんがそう読んでくださらなかったと言うことは、私の美意識もまだまだですね。精進します。ただ、私は湖湖さんのれすに、丁寧に私の考えを述べたつもりです。特に敵意があった訳ではありません。考えが違う部分に対して、自分の意見を述べると、人間臭いのでしょうか?(人間臭い、がどういう意味を指してるのかあれですが文脈からして良い意味ではありませんね)私は、ろぼだったら、自分の考えはきちんと伝えると思ってます。私もこれでれすは終わりにします。有難うございました。

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白犬
湖湖さんへ
(2021-09-20)

>考えが違う部分に対して、自分の意見を述べると、人間臭いのでしょうか? あ、ここ、読み間違えてました。すみません。 >絶望してるかい、と読み手に同調を求める狼王ロボは全くロボと印象が違い人間臭があります。狼王ロボは野生の気高さや孤高を背負っている煌めきの高さを持っていて、それを利用しているにも拘らず、憂さや腐ったような心持が伴奏しているので納得がいかず、 なるほど。この詩は、正確にはろぼの詩では無く、ろぼになりたい、自分をろぼだと信じる女の子が話者なのですよね。だから、人間臭くても仕方無いのかもしれないです。ただ、私の中で、腐ったような心持を描いてるつもりはありません。なにせ、語り手はろぼになりたいのですから。今度こそ、れす終わりにします。失礼致しました。

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ネン
作品へ
(2021-09-20)

ロボとブランカのお話は、 読んだ当時も今も、余りにも人間の残虐さが強過ぎて、 記憶が拒否するレベルだったのを思いました。 ロボという狼に対する尊厳、を考えてしまう。 まあ、終わりだけ読んでしまって、結局それだけのことをロボがしたからなのか、判断つかなかった、コメントするのが恥ずかしい位の読みかじりなんですが。 人間扱いされたことがない、と無意識に自覚しているマイノリティには、 話者である女の子の一言ずつが、 胸に暗雲のように垂れ込める感じでした。 絶望してるかい?という問いが悪い冗談やなんの憂さ晴らしでもない、 気遣いの言葉になりうることや、 女の子が異性をいっそ同性として抱きたいと思うような倒錯した心境を、 人が当たり前に胸の内に育んでいること。 感情の澱みを、 料理の過程で精緻に描くことが出来る観察力が凄いなあ、と。 人間が狼を通じて自然と対峙する時、 畏怖の念から美しく憧れすぎているような、 浮足立った感じに読んでいてなりました。 毒を知らずに、美味しいと感じるような。 人間としての害悪、危機感をどう加えるか、 私はわりといつも考えるので、筆者様が、 どう思っているのか、伺ってみたくなりました。 ろぼになりたいことは、悲しいのか幸せなのか。 そう願うことは、即ちろぼになれない苦しみなのか。 いつかは、なれるのか。

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白犬
ネンさんへ
(2021-09-21)

お読みくださり、有難うございます。 狼王ろぼ、は、実は私も記憶があやふやなままこの詩を書いてしまい、しかも上のれすで1席ぶってしまい。。。ねんさんからのれすをいただき、慌てて読み直して居ましたw結果、泣きました(私は動物、ことに犬や狼が出てくる作品に滅法弱い…) >読んだ当時も今も、余りにも人間の残虐さが強過ぎて、 >記憶が拒否するレベルだったのを思いました 確かに、博物学者としての興味からろぼを捉えようと躍起になっているようにも見えるしーとんと、生への必要から家畜を襲うろぼでは、しーとん(人間)の方が残虐に見えますね。。。しかし、しーとんにろぼの退治を依頼した土地の人々は、家畜を殺されて困って居たのであり、食や領地を巡る争いが根底にあるので、どちらが悪いといえる話でも無いのかなとは、思います。 >絶望してるかい?という問いが悪い冗談やなんの憂さ晴らしでもない、 >気遣いの言葉になりうることや、 >女の子が異性をいっそ同性として抱きたいと思うような倒錯した心境を、 こうしたことは、私の中で実際に起きたことなので、そのまま書いて居ます。観察力というよりは、そのまんまなだけですw >人間扱いされたことがない、と無意識に自覚しているマイノリティには、 ここ、気になりました。色々なことが社会にはあり、確かに、すくーるかーすとのようなものからいんど等の制度化されたものまで、人間扱いされ無い、という状況は存在し、生きてる中でそう感じることもありますね。私自身、巧く生きられない、他人とのこみにゅけーしょんが巧く取れ無い、という悩みから、長年引きこもったり、色々ありました。。。でも、私はねんさんの詩をちゃんと読んでるし、むしろ理性的で良い方だな、という印象を抱いて居ます。ちゃんと人間扱いしてます。ねっとでちょっと知ってる位のやつに何が判るの、と思われてしまうかもしれませんが。。。ねっとの海の向こうに、少しでも、ねんさんに好意的なやつが居ることを知って、生きる足しにしてくれたら幸いです。私も、そうしたねっとや詩を介して知り合った人々に、たくさん救われて来たので。。。 >人間が狼を通じて自然と対峙する時、 >畏怖の念から美しく憧れすぎているような、 >浮足立った感じに読んでいてなりました。 狼の美しさに、せめて作品の中だけでも近づけたら、と常々思って居る私にはこの感想はとても嬉しかったです。有難うございます。 >人間としての害悪、危機感をどう加えるか、 ここ、私には少し意味が読み取りにくく、考えて居たのですが。例えば、たくさんの約束事を通じて営まれ維持される「人間社会」というものに対して、「個々人の欲望」があり、それらは、容易に「人間社会」にとっての害悪になりうる、危機感を覚える、というような話かな、と私なりに噛み砕きました。ろぼの話も、ろぼ率いる狼の群れの生きるための「欲」が「人間社会(暮らし)」にとって害悪になるために、戦う話ですしね。。。ここでは人間vs狼の話ですが、これが人間同士の、例えば戦争であったり、個人同士の諍いであったり、会社等限定的な場に対する「害悪」であったり。。。考え出すと難し過ぎて、「いーっ」てなるし、頭がぐるんぐるんします。。。個人の欲、と、社会というものは、衝突してしまうものなのかと。。。でも、結局考えると難し過ぎて、「自分の欲を叶えたいな」と言う、しんぷるなところに帰着します。私の場合。「誰かのため、何かのため」という言葉は美しいかも知れませんが、何処か嘘くさく私には思えるし、容易に個人以上の巨大な何かに膨らんで行くようで、手に負えない気持ちにもなります。ので、まずは「自分のことやな」みたいな気持ちに戻るようにしてるし、今は私もそれで手一杯です。なので私の詩も基本自分のことがべーすになってるし、私の詩に頻出する動物というのは、その象徴なのかもなぁ、と考えました。 ただ、それだけで済まない、という思いが、 >安息達が権力の下で静かに羽根を休めて居る、その外で、犬達は飢餓を深めていく、誰も救わ無い、誰も救え無い、いつか見たように、神様の手が赤いね、今日も >冷たい夜に私は2つの乳房を投げ出す 好きに嬲って良い どうせ酔ってる 詩の中のこうした部分に現れて居るかな、と自分では思います。どうしても、社会の中で、見棄てられ、切り棄てられていく存在がある。なら、それらに与えられるのは、私の場合自分の血肉位だなぁ、と。。。性的ないめーじもかかってるので判り難いかもしれませんが、私の中では、むしろ、飢えるものに与えられるものを与えたい、という気持ちで書いた部分のように思います。こうした気持ちになるのは、私自身が飢えて生きて来たという思いが強いからです。見離せない、みたいな気持ちがあるのかも。無いのかも。少なくとも飢えるものへの共感が強いのは確かです。 もう1つ思い出すのが、前に、尊敬する詩人に、「決まりは決まりだから守るのだ」というようなことを言われた時に、「決まり(法律であったり約束事であったり)はみんなで作っていく、改善していくものだ、そのためには個人個人の気持ちが大事だ」というような反論をしたことです。そうした、「社会通念」のようなものと「個人個人の欲」を擦り合わせ、協議していくことで、良い方に変えていけたら良い、みたいな気持ちはどっかで持ってるんだと思います。。。そのためには、やっぱり、自分の気持ち大事だし、私は気持ちに関して、自分ちの犬をお手本にしてますw尻尾ぶんぶんの正直さを。 ねんさんの問いへの答えになったかは判りませんが、考えたことを色々書いてみました。 >ろぼになりたいことは、悲しいのか幸せなのか。 >そう願うことは、即ちろぼになれない苦しみなのか。 >いつかは、なれるのか。 これは本当に、どうなんでしょうね。。。結構核心を突かれた気持ちになりました。ただ、色々暗めのむーどの詩ではありますが、らすと付近で話者は前を向いて居ます。話者のろぼになりたい女の子は殆ど作者といこーるなのですが、この詩を完成させた時、自分の中では、「ろぼのように強く生きたい」という気持ちが、前を向かせてくれる原動力になった感じでした。ので、幸せなのかな?強く生きたいですね。どうぞ、ねんさんも。 長くなりましたが、色々考えさせられるこめんとを有難うございました。 感想・ご批評くださり、有難うございました。

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