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シンデレラストーリー   

作成日時 2017-09-08
コメント日時 2017-09-21

何足の靴を履き潰しても 辿り着けない場所があるんだね 今はもう見えなくなった背中や 名前で呼ぶのをためらう夢は 地図にも載らずに輝くけれど スカートを揺らし追い駆けて来た 何枚の絵を残したとしても あなたの目には届かないんだね 溜め息の音で地面を割った これは情熱であれは満月 地球はそのうち穴だらけになって 皆んな裸足で土に還るんだ 何人の幸せを祈ったとしても 雨がそれを消していくんだね 私シンデレラになりたかったよ 絵の中の私にはまだ目がなくて あなたを見失っていただけなのに 月が栄えて馬車を引いてゆく


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2019/10/23 20時14分56秒現在
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コメント数(4)
北村灰色 (2017-09-09):

リズミカルな感じが印象的な詩だと思いました。何処か諦観の念が漂う所もタイトルとリンクしていると思います。 あと、「皆んな裸足で土に還るんだ」の一文がとても好きです。

ミナト螢 (2017-09-09):

北村灰色さま コメント有難うございます。 タイトルは、『未完の絵』と迷ったのですが、諦観の念が消えないように『シンデレラストーリー』にしました。

まりも (2017-09-21):

シンデレラシンドローム、という「病名」が話題になっていた時がありましたが・・・ ひとりの人を追いかけ続けて、見果てぬ夢を見続けて・・・そんなロマンチックなイメージで読んでいたのですけれど、〈何人の幸せを祈ったとしても〉ここで立ち止まりました。なんぴと、と読むのか、あるいは、なんにん、と読むのか。ひとりの人、の幸せを願い続けた、ということではないのか・・・う~ん。言葉の軽やかさのわりあいに、イメージするのが難しい作品でした。 ぴったりの硝子の靴、のイメージと、何足も穿きつぶす靴のイメージ、その落差に切なさを思いました。

ミナト螢 (2017-09-21):

まりも様 コメント下さり有難うございます。書き終えて暫くすると、色々と反省点が見えてくるもので、詰め込み過ぎて良い場面を作れなかったかなと。書きながら推敲が出来なかったような、心残りな作品となってしまいました。

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