黄金時間
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あなたの生まれた日にね…
あなたの生まれた日にね… ピーターパンはネバーランドでシリアルキラーとして逮捕されたの あなたの生まれた日にね… とある町では涙で虹を作るお祭りが開かれたの あなたの生まれた日にね… 強姦された詩が孕んだお腹を裂いて散文を撒き散らしたの あなたの生まれた日にね… 過去の人達が少しばかり滞在してその日の夜に帰ったの あなたの生まれた日にね… 赤い糸には神経があって切られて搬送された人を見たわ あなたの生まれた日にね… 頭痛の点滅時に現れ踊る彼女と普通に庭で会えたの あなたの生まれた日にね… 眠る森の呼吸が涼しそうだったのよ あなたの生まれた日にね… 気狂いピエロが街で毒入り風船を配ってて大変だったの あなたの生まれた日にね… 色んな事が色んな場所で起きていたのよ？ あなたの生まれた日にね… お腹にずっと居たけど「やっと会えたね」と私は言ったの
あなたの生まれた日にね… ポイントセクション
作品データ
コメント数 ： 6
Ｐ Ｖ 数 ： 849.0
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 0
作成日時 2018-04-18
コメント日時 2018-05-03
Ｐ Ｖ 数 ： 849.0
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 0
作成日時 2018-04-18
コメント日時 2018-05-03
| 項目 | 全期間(2024/04/20現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
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あなたの生まれた日にね… コメントセクション
コメント数（6）
正直にコメントすると、カオティクルさんの本作のような普通な感じの作風の方がハラハラドキドキしますよ。私からすればこちらの方がハードでなくともラジカルに感じた。カウボーイジャンキーズの音みたいに静かだけど掻き乱してくる感じと同じで。 あ、いや、いつも正直なコメントしてました。冒頭に書いた正直という言葉は嘘です。クセで言ってしまいました。
0シュールで且つ綺麗な詩が第一印象です。素敵です。
0ありがとうございます。この詩は色んな説を頂きました。 どれも私自身は思い付かなかった物ばかりです。 感謝感謝です。 こんな世界だけど、母の子供を受け入れる愛は一定だ（と良いな）がテーマです。
0花緒さん、こんばんわ。貴音です。 段々と飛ばしていくのも良いなと思ったんです。 なんか、テクノで段々と音が足されていくような感じがして とても心地良かったんですけど それだと何時もみたいな感じになって 三倍くらいの長さになる様な気がしたので止めたのです。 私としては短い方がこの詩は良いだろうなと思ってたので 絞って絞ってを繰り返したらこんな感じになっちゃいました。 もったいない感じもしたんですけど 多分、これで良いんだと思います。
0絵本をかきたくなりました。現実とは違う絵が、浮かぶから楽しく読ませて頂きました。
0これ、最後、逆転する作品ですかね。つまり、最初から途中までの「あなた」は語り手が読み手に呼びかけているように見せかけて、最後、実はこの「あなた」が語り手が能動的に語っているんじゃなくて、語り手が受動的に語りかけられていた「あなた」だったんだなあ、と。 僕もありますよ、母から「お前が生まれた日は、とても暑かったから大変だった。昼前だったし、なおさら」みたいな。そういう話をしたがるのって、子を産んだ人にしかわからない感情な気がして。だって、生まれた当人は、知覚できないわけだし、「あなた」にとって通時的な出来事は後から理解し得るけれど、生まれたばかりの「あなた」にとって通時的な出来事って絶対的に知覚できないじゃないですか。この赤子が通時的な出来事を知覚できない、っていう当たり前のことを気づかされたので、よかったです。だからこそ、起こり得ない出来事が語りかけられたとしても、それを否定することはできないんですね。ここに書かれているようなことも、赤子は実証できません。 内容自体は、うーん、正直「色んな事が色んな場所で起きていたのよ？」に集約されている気がして、物語性としての物足りなさを感じましたが、物語性など詩には必要ないとよく言われてきたので、それもそれでいいかと思いました、まる。
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