秋の街路(2016.11.01) - B-REVIEW
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エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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秋の街路(2016.11.01)    

すべての疑問は 自分の中でほどかれるのを待っているのに 部屋を出て街をうろついて 架空の顔ばかり覗き込んでいる   (秋のショーウィンドウの透明さ)   病的な時期を除けば   暮らしの殆どの場面は詩にならない 疑問は深い水準を装った 地平に現れるのに 苦悩はいつでもすぐそばで 親しげな顔をする  (明日という日が信じられないんだ   今日という日を信じられないから   誰一人信用できないんだ   自分を信用できないんだから)   孤独というのは自分との距離だ     暮らしは詩のように     安心を与えてくない     (暮らしは液体だ      透明な液体を飲み続ける      その排泄も液体だ) 曖昧に関係しているつもりでは (秋の噴水の拙い上昇志向) 気が狂わずに この街の中で 暮らしていくことはできないらしい


秋の街路(2016.11.01) ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 1012.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-03-28
コメント日時 2017-04-09
項目全期間(2024/04/16現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:1012.1
2024/04/16 22時31分34秒現在
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    作品に書かれた推薦文

秋の街路(2016.11.01) コメントセクション

コメント数(6)
もとこ
(2017-03-28)

この詩を読んでオフコースの「群衆の中で」を連想したおじさんが春の中で秋を想う春。皆様、いかがお過ごしですか。「群衆の中で」は問いかけで終わっていますが、この詩の語り手はそこからさらに深い部分へと潜っていこうとします。その志は立派ですが、「明日という日が〜」の連は新鮮味に欠けます。フォークやニューミュージックの世界で、すでに消費され尽くしたフレーズではないでしょうか。このパターンで新たな感動を呼ぶためには、相当の工夫が求められると思います。第3連までとそれ以降で、強度に差がありすぎて全体のバランスが取れていない感じです。 まったく根拠がないのですが、作者は自分で作詞、作曲、編曲から演奏までこなすストリート・ミュージシャンというイメージ。最終連は最初の一行がちょっとアンバランスな気がします。「秋の噴水の拙い上昇志向」レベルの言葉で、全体を構築するとさらに良い詩になると思いました。

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霜田明
(2017-03-28)

もとこさん いろいろと鋭すぎて返す言葉がないです笑 当たり前のことばが好きなんですけれど 陳腐で仕方ないのがきついですね 自分に向かって言った言葉だから、 かっこでくくったのかなと、今になってはおもいます。

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霜田明
(2017-03-28)

最後の蓮の一行目については、 わかってくれーと思ってるのですが、無理があったかもしれないです 僕の中ではこの行さえわかっていただけたなら この詩は言葉だと思うのです

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まりも
(2017-03-30)

硬質な抒情詩。印象に残りました。 内省(内声)を詩形でも明確にして、対話としている。 秋のショーウィンドウ・・・複雑に屈折したガラス面に、希薄な影となり、なおかつ複数に分断されて写り込む自分の姿、そんな情景を、心象風景として書き込んでもよかったかな、と思いました。 秋の街路、ですからね・・・最後は「秋の公園」に到り、そこで噴水と対峙するわけですが。 詩のように・・・この直截な比喩は、「詩」は安心を与えてくれるもの、という作者の詩論というのか、前提が現れている部分のように思いますが、このあたりは、もっと疑い深く、詩を書きながら、詩に疑念を持つような批評精神で対しても良いように思います。

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百均
(2017-04-03)

>疑問は深い水準を装った >地平に現れるのに >苦悩はいつでもすぐそばで >親しげな顔をする  この四行が素敵です。   >(秋のショーウィンドウの透明さ)   >病的な時期を除けば   >暮らしの殆どの場面は詩にならない  ここもわかるような感じがします。勝手な同情みたいなもんなんですけれども。  暮らしとは何かみたいな所のニュアンスが上手く掴めるか、それと詩作と生活とは何か、みたいな事をこの詩からどれだけ受け取れるのかみたいなのが鍵みたいな感じがします。  たとえば僕はこうやってレスを書くと、洗濯とか料理みたいな行為は本当に億劫になるし、でも排泄する事だけはどうしてもやめられない、みたいな線で考えていくとこの作品の持つ表情が現れてくるとおもうのかなぁとぼんやり思いました。

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霜田明
(2017-04-09)

感想ありがとうございます しばらく家を空けていてネットが見られませんでした 花緒さん 添削しようと思うのですが、描き直してもよくなったように思えず直したりみたいなことを繰り返してしまう次第です 確かにこの詩はまだ変形する余地はあるとおもってます まりもさん ありがとうございます 詩のように、の部分は、詩に対する嫌悪感と渇望とのダブルミーニングのつもりで書きました。 Hyakkinさん ありがとうございます 言いたいことを全部言ってもらったと言う気がします

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