赤いトンボ - B-REVIEW
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いでよ、エセ詩人!

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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二酸化窒素

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赤いトンボ    

赤いトンボが 「射撃用意」 射撃前の銃口の上に止まる 「撃て」 リズミカルに5発 轟く衝撃は 銃口の上のトンボを地面に落とした 「撃ち方止め」 トンボは羽音だけを響かせ 地面の上に転がり続ける 赤く軌跡を描き 訴えるかのように トンボのトンボの部分はなくなった もうただ転がり果てるだけの赤い虫でしかない 今は平和であるとの 祝砲のような銃声は トンボをトンボで無くしてしまった 「射撃用意」「撃て」「撃ち方止め」 トンボを無視し 射撃は続く 矛盾はあり でもその積み重ねは平和へつながる 争いへも 「射撃終了」 熱い銃を手にその場を離れる 次に来た時 トンボはもういなかった 赤い虫はもう記憶の中だけにいる


赤いトンボ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 888.4
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-04-14
コメント日時 2018-05-01
項目全期間(2024/04/25現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:888.4
2024/04/25 16時18分53秒現在
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    作品に書かれた推薦文

赤いトンボ コメントセクション

コメント数(7)
李沙英
(2018-04-16)

こんばんはよろしくおねがいします。 トンボの最期が生々しく残酷に描かれているにも関わらず 美しさおも帯びています それは捉える側のこちらがこの凄惨な現場に憂いと美しさを見出してしまった 私の中にあるエゴイズム、残酷さを触発させられたような しかし不幸な死を遂げた赤とんぼに合掌

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まりも
(2018-04-17)

トンボのトンボの部分はなくなった たんたんと記された、この一行の衝撃の深さ。たかがトンボ、されどトンボ。 実体験から導き出された作品でしょうか。 かつて、ゼロ戦の練習機(布張りの、張りぼてのような)が、赤トンボ、と呼ばれていたことも思い合わせ・・・奥行きの深い作品だと思いました。

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羽田恭
(2018-04-19)

李沙英さん、こんにちは。 10年以上前に実際に見た光景だったりします。 美しさに関してはあまり考えていませんでしたが、確かに美しさがある。 赤トンボはただただ悲劇でしたが。 平和を守るための訓練で、このような事が起き、矛盾といえば矛盾ですが。 (人のためで、トンボは管轄外ですけど) せめて合掌。 まりもさん、こんにちは。 実弾射撃訓練で、射手に弾倉を渡す係をしていた時にみた光景です。 このタイミングで銃口の上にトンボが止まるのはまずないんですけど。 昔書いた詩を書きな直したのですが、あの光景はまだ記憶に焼き付いてました。 ゼロ戦の練習機を連想すると、また別な感じが出ますね。

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社町 迅
(2018-04-19)

淡々とした進行にリアリティを感じるな、と思ったら実際に見た光景なのですね。 納得します。 最後まで毅然とした雰囲気の中で、皮肉のようないつものことが強調されてるのでしょうか。 「トンボのトンボの部分はなくなった」というところは響く文だなあ、と感じました。

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羽田恭
(2018-04-25)

社町 迅さん、こんにちは。 皮肉といえば皮肉でしょうか。トンボにかまっていられない。 でもそれが本当に正しいのか。それ以上の事があるにしても。 「トンボのトンボの部分はなくなった」 これは地面に落ちて、のたうつトンボを見た正直な感想でした。 このトンボが自分が小銃で傷ついたのを見た唯一の動物です。

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かるべまさひろ
(2018-04-25)

トンボのさりげない、でも強い存在感が好きです。 平和にも残酷さのようなものがあると感じさせられました。 きれいにつくられているな、と染みました。

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羽田恭
(2018-05-01)

かるべまさひろさん、初めまして。 かなり印象深かった情景だったので、存在感を強く出せましたね。 ある種の暴力によって平和は保たれていたりしますが、トンボはその被害にあってしまったといえるかもしれません。 上手く書けたようで、よかったです。

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