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remain ambiguous - 蒙昧な余白
18の頃にADHDと診断されたが、厳密には黒に近いグレーな部分らしい。 飲み始めた薬の服薬の有無で、自身の活発さ加減や思考の明瞭さが上下するのを感じ始めた 23の時に鬱の診断を書いてもらい休職をした。 医者が「自律神経失調症と鬱病のどっちでかく?名前が違うだけだから」なんて話されたのが印象に残ってる。 それからメンタルクリニックに併設された復職サポート施設に通った。 そこで特定の状況下で陥る思考には傾向、自動思考というものがあることを学び、少し心が軽くなった気がした 25の誕生日に会う時にはすでに寝たきりの状態になっていて、もう会話を交わすことが不可能になっていた父 しばらく前から、性格が以前より苛烈になっていた。 更年期のようなものかと思ってたが、病気の前兆だったらしい。 違和感が異変だと気づいてきたのは、宣告された余命が半分を過ぎたあたりだった。 あの言葉は、父の本意だったのかわからない。 人間の中にある自己の揺らぎ 曖昧な未開領域 蒙昧な余白地帯 それは、他人との意思疎通や感情の突発的な浮き沈みに現れていた。 些細な会話のすれ違いや、日々の精神状態の変化も もしかしたら 私の写真を見せた時に起こる見間違い や 生じる疑問 、 はたまた実像と写真との違いのような 、なにかが たぶん どこかが 近いのかもしれない。 私の状態を理解してくれなかった あの時期の父に宛てたようなこの説明は、やっぱり伝わらないだろう ただ、過去の私と父と同じような状態にあるような誰かへ 揺らぐこと、曖昧な領域は残ることを知って欲しい 26になる今年 私は、それでも 雲を掴むように 考えることをやめられていない ずっと頭の片隅で思考は回り、どうにか形容しようと もがくけれど、いつもどこかで曖昧さが残った。 結局 受け入れることも 諦めることもできていない でも そういうものだと知っているから 少しは息がしやすい
remain ambiguous - 蒙昧な余白 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 714.6
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2026-02-01
コメント日時 2026-02-21
| 項目 | 全期間(2026/06/21現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


こんにちは。題名の一部 「remain ambiguous 」 の意味を調べました。 発達障がいの人は、グレーゾーンの方も多いと聞きます。 ADHD.ASD. 併発の方も居るのですよね。 「自律神経失調症と鬱病のどっちでかく?名前が違うだけだから」 これは、少し驚きました。 自律神経失調症と鬱病のイメージは僕の中では同一ではなかったからです。このあたりも、併発があるのかな、と認識していました。 >>あの言葉は、父の本意だったのかわからない。 なにが本当の想いだったかって 家族でも 他者、である以上は わからないところがあり続けるんだろうなと。 「揺らぐこと、曖昧な領域は残ることを知って欲しい」 白黒思考が強かったりすると この「曖昧」を認識し続ける事が、 凄く難しいと聞きます。 『でも そういうものだと知っているから 少しは息がしやすい』 これは 曖昧なまま抱えていく 未来に対して 同じ/似た いやいや 違っていても、いいのかもしれない 境遇にある人を勇気づけるように思いました。 僕はADHD(グレーゾーン)である、という 人が感じる世界を 文字に起こして表現して 下さったことに意義があると感じます。 「世界の共有」をしてもらうことでしか見えないものや考えが及ばない 無自覚な部分が 自分自身にも沢山あると、思うからです。
0これはよく書けていると思いますし、勉強にもなりました。 私も持病で脳病を抱えていますが、この作を通じて、厳密にはシンドロームなのだろうなと思いました。
1なんとなく、点ではなく線で考えるようにしています 厳密には明快でも、自身がそこまで明快に伝えられるかというような曖昧さもありますからね
1ありがとうございます 実はタイトルの「remain ambiguous 」は直訳だと「残る曖昧」になるのを意訳で「蒙昧な余白」としています 自分自身が曖昧で父ですら曖昧だった 完璧な意思疎通も難しい中で、曖昧さは残る それを自身の体験に照らし合わせてみました 自分の作品を読んでそこまで想像して、考えて下さった それだけで救われました。 今後の表現に対する自信にもなりました。 これで終わりにせず今後もこのような詩を描き続けていきます 改めてありがとうございました
0ありがとうございます 実はタイトルの「remain ambiguous 」は直訳だと「残る曖昧」になるのを意訳で「蒙昧な余白」としています 自分自身が曖昧で父ですら曖昧だった 完璧な意思疎通も難しい中で、曖昧さは残る それを自身の体験に照らし合わせてみました 自分の作品を読んでそこまで想像して、考えて下さった それだけで救われました。 今後の表現に対する自信にもなりました。 これで終わりにせず今後もこのような詩を描き続けていきます 改めてありがとうございました
1「自分自身が曖昧で父ですら曖昧だった 完璧な意思疎通も難しい中で、曖昧さは残る それを自身の体験に照らし合わせてみました」 実はこれ 非常に僕のなかで頷ける視点だったのです。 人は一体 いつどの状態の時ならば「本当」のことを言っているんだろう。と 意思疎通はいったい、日頃どれだけ他者と正確に行えているのだろう。 小さな"不快"すれちがい"傷"を取りこぼしていないか。 これを 深々と考えるきっかけとなったんですね。 僕はずっと 心のことに関しては 当事者が文章で書いてくれることに本当に強い意義を感じています。 誰も 無理はして欲しくありませんので、 出来る範囲で、の話です。 心は写真に撮れないので 記録(データ)に残りづらい気がするのです。 どんなに曇っていても不完全でも その立場からありのままの心の風景 (困りごとや苦しみ、ポジティブな内容も、総てひっくるめ)を他者に 提示するのは 絶対に意義があると 僕は信じています。 熱く語ってしまいすみません。 ※返信は不要です。 題名のことも 意訳に作者のていねいな意図が込められているのを聞いて 更に納得しました。 こちらこそ考えるきっかけを ありがとうございました。
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