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さとり
どうしてとか理由はあまり考えなかった 自分の命を諦めると視界が開けるものだ 特に見たい景色でもないが美しい 産まれた時からこれを見ている人間は幸せだ 私は何の為に生きてきたのだろう 人間は何の為に生きているのだろう 結局のところ目的は何も無い、私達は存在する 有り体に言えば神よりも強い力を持って あなたは私を伴侶にしたいと思っているのだろうか この社会で伴侶と言えばすることは決まっている 遊びもおふざけも嫌いじゃない私はけらけら笑いながら それでもあなたと私を別ける一線を越えられない 頭の中で何人もの私が玄関先から階下へ飛び降りて死ぬ そのたびに目が覚めて冷めきった紅茶に手を伸ばす また死んだな そう言って眺めているものが本当の私なのか分からないでいる あなたは天から降ってきた一滴の雫 だけど私は雨という概念が理解できない 世界が隕石の塊だということも空が何故青いのかも説明できない 悲しい目でそれが降ってきたところを仰ぐ一体の無力な人間 生き続けることが幸せなんであればそうしてやりたい 死に急いでも果たすべき使命があるのなら助けになりたい 私に何も望まないあなたなんて大嫌いだ 私を惨めな役立たずにするだけだから 風が運んできたいたずらな運命を横目に眺めながら 小一時間ばかり私は空を見詰めて物を考える 世界はあまりにも大きくてあまりにも広いもの あなたがこんな愚かな人間を好きになるとは思えない
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さとり ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 132.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2026-01-07
コメント日時 2026-01-07
| 項目 | 全期間(2026/01/09現在) |
|---|---|
| 叙情性 | 0 |
| 前衛性 | 0 |
| 可読性 | 0 |
| エンタメ | 0 |
| 技巧 | 0 |
| 音韻 | 0 |
| 構成 | 0 |
| 総合ポイント | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文

