２０２３年の書きおさめ
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プーチンの世紀
書けない。 もう十年以上も胃が張って苦しく 気持ちよく眠れないばかりか詩も書けないので 肉類をやめ、お粥やパンで軽い食事をとるよう 心がけてきた。 それでもますます胃が張る。 なぜ苦しいのだ。それが十年以上つづいた。 最近、ある内科医のブログをたまたま目にした。 患者の胃の内部を写した画像を例にとりながら わたしたちが持っている常識がまったく間違って いることを実証的に語っていた。 今でもふつうに栄養士や医者は体力の落ちた人にお粥や うどんをすすめている。そして肉類は胃にもたれるから 体調の悪いときは控えるようにと説いている。 ところが内視鏡で胃をみるとご飯やパンなどの炭水化物は いつまでも胃に残るのである。米飯だろうがお粥だろうが うどんだろうが長くて６時間も胃に滞留する。 他方、肉は３０分ほどで消化されている。 馬や牛とは違って人間の胃は炭水化物を消化するように は出来ていなくて虎や狼のように肉を消化するのに 最適化されているらしい。 どうしてこんな科学的事実がいつまでたっても常識として 社会に根付かないのか。ちなみにネットで他の医師や 栄養士のSNSなりブログなりをみるといまだに病気のとき はお粥やうどんをすすめ、根拠もなくそれが消化がよいと 語っている。栄養士や医師がそういうのだからだれもが 信じるだろう。 わたしは炭水化物が胃もたれの原因であることを知ってから 米うどんパンを断つ食事を試みた。 きょうで一週間ほどになるが、 快調である。夜もぐっすり眠れるし胃もたれもなく、まるで 一気に健康体になったように何もかもが輝くようにみえる。 キャベツを笹のように斬って大きなボールに山のように 盛り上げ、そこに少々の塩と大さじ一杯のかたくり粉を まぶしてから フライパンで時間をかけて焼く。これが主食になった。 いわゆる"キャベツ焼き"だ。 これに焼き魚やハム、卵をそえるとめちゃくちゃ美味い。 そしていくら食べてもあっという間に消化して食後 腹が張ることもない。 キャベツはじっくりと熱を加えているからゼリーのように とろとろになっているので消化も速いのだろう。 なぜもっと早くこれを知らなかったのかと思う。 しかし、体調が戻って頭もはっきりしてくると書けなくなった。 意識がさまざまな方向に切れ味よく回るようになるとなにか 自分に対しても批評的になって何も書けない。 気分はいいのだ。それに頭も冴えている。そして身体を ソファにうずめてテレビなどみていても気持ちいいし、 果物や饅頭のようなお菓子をお茶受けにして食べてもうまい。 ところが快調になると満足しすぎて何も書けなくなった。 そしてだんだん腹が立ってきた。 どうしてこの程度の科学的真実が人間社会ではいつまでたって も事実として社会に根付かないのか。 愚かな医師や栄養士はどうして知見を広めようとせず間違った 教科書や講義をそのまま鵜呑みにして患者に語るのか。 ちょっと科学的に実験すればわかることじゃないか。 じつは今どきの社会ではそういうことが多すぎる。 コロナワクチもそうだし唐突だがプーチンの戦いもそうだ。 事実とは真逆なことがまことしとやかにテレビで語られ 専門家と称する怪しげな医師や自称戦争研究家が事実とは 真逆なことを平気でテレビで語っている。 コロナワクチンが十分な臨床実験も行われていないだけで なく効果も安全性もまったく不明であることは今や世界の 常識だ。 つまり百害あって一理などないことは明白に明らかなのに どうして日本の社会だけはそのことに気づけず、 テレビ新聞はいつまでたってもその事実を国民に隠して 危険なワクチンをすすめるのか。まるでわけわからない社会が 到来している。 コロナ騒動の欺瞞とウソそしてワクチンのデタラメも、わたし たちが信じていた社会や世界や思想はすべて無効であったことを ロシア大統領のプーチンが示した。 科学的な根拠をあげてプーチンは世界に発信しているが日本の メディアはだれもそれを取り上げず隠している。 ウクライナの敗北もすでに一年前に決している。 ロシアは片手間でウクライナを壊滅させえた。ロシア正規軍４０ 万と予備役兵１２０万はNATO参戦にそなえて温存されている。 戦ったのは傭兵と囚人軍、そしてボランティアだ。 この社会の裏を覗けば真実の世界が塵一つなく透き通るように 輝いている。 しかしわたしたちはもうそこにゆく切符を奪われてしまった。 プーチンの世紀は始まったばかりだがわたしたちの欺瞞の世界 はこの先、阿鼻叫喚の地獄絵図しか待っていない。
プーチンの世紀 ポイントセクション
作品データ
Ｐ Ｖ 数 ： 616.4
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 0
作成日時 2023-12-21
コメント日時 2023-12-24
| 項目 | 全期間(2024/04/29現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「この社会の裏を覗けば真実の世界が塵一つなく 透き通るように輝いている。」 目が忘れないというような詩語でした。 この世界の複雑さ？不確かさ？への懸念もさることながら 真実を見透おすことにより闇の深さに身を差し入れることを 人は本能的に避けるのかもしれませんね。 その結果ある日頭上に爆弾が降り逃げ惑うことになっても。 「わたしたちの欺瞞の世界 はこの先、阿鼻叫喚の地獄絵図しか待っていない。」 takoyoさんの存在をもってしても 待っているのが阿鼻叫喚の地獄絵図なら 災害や疫病を含め 裏を見通すことによっても未来が防げないなら 知らぬが仏もありとそろりそろり薄氷の上を歩いて なんとか自分だけは生き逃げしたい と思っているのが私たちの姿かも。 私は定期健診もスルーし、たいていの病気は寝て治し ワクチンも打たない派でしたが、 職場が人の出入りの多いところでしたので 他の人への配慮パフォーマンスとしてワクチン３まで 妥協して打ちました。 副作用死をネットで読んでいたので緊張しましたが 腕の鈍痛だけで済みました。 旅行がしやすくなったというのがメリットでした。 キャベツ焼きは美味しそうなので昨日から オン卵でやっています。 風邪気味の胃にも優しく栄養補給になるので 主食としてよさそうですね。
0栄養に対する知見、何を食べればいいのか、詩作と体調の協調性。そして時事ネタ。世の中に対する風刺詩だと感じられるのですが、こう言う詩は読むたびに印象が変わるのかもしれません。焼き肉と炭水化物に対する誤解。胃の中で30分で消化される肉。人間の他の動物に対する比較句から来る驚異。プーチンの驚異。知見に富んだ詩だと思いました。
0ていねいなコメントありがとうございます。 キャベツに卵を混ぜて焼くやり方、 今度やってみようとおもいます。
0ていねいなコメントありがとうございます。 キャベツに卵を混ぜて焼くほうのやり方、 今度じっくりやってみようとおもいます。
0直裁で的確な感想ありがとうございます。 難題山積みの世の中ですが深い霧の中で 確かなものを見失わないように歩を進め たいと願っております
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