《夢の情景》 - B-REVIEW
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いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

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萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

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それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

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あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

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ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

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言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

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誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

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あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

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きょこち(久遠恭子)

輝き

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アオゾラの約束

憧れ

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

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もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

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だれのせいですか

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二酸化窒素

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《夢の情景》    

今月の終わりに37になる私。80まで生きるとしたら、360×43=15480日もの日々を、今日から送ることになる。 歴史だなと思う。そうであるだろう事実に、何よりもまず驚きたいと思う。みなそんくらい生きるんだから、君がそうであったところで特に意味はない―なんて声を聴く手前の、明日の日々が広大な空間のように拡がってゆくその瞬間にこそ、祈りたい。 してみれば、寂寞も哀しみも温かいのだ。それらはときに、悦びや希望よりもこの私を、空や海に近しいものにしてくれる。私は知っている、空の青さえもが、哀しみに彩られていることを。私は知っている、朝日に煌めくのは、海の涙だということを。 こんもりと積もったふかふかの雪の、その愛らしい丸みよ。私はそんな庭の前に佇んで、ただ凛と背を伸ばして立ち続けたい。明日には崩れゆくことを知りながら、お前たちは今日という日を目一杯の愛で象るのだ―ただその哀しい愛を感ずるためにこそ私は、来たるその日を生きたいと願う。「夢をありがとう。またいつか。その日まで私もまた、頑張って歩いていく」―別れ際にはそんな風に、手を振って。 まるで青空の向こうに、星々が瞬いているみたい。かつて見た、しかし同時にまた未だ見ぬ、そんな《夢の情景》。さあ、歩き出そう。仄かな哀しみ宿した瞳で、遠く見やるように。


《夢の情景》 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 757.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-09-17
コメント日時 2023-09-18
#現代詩
項目全期間(2024/04/28現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:757.8
2024/04/28 05時45分19秒現在
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    作品に書かれた推薦文

《夢の情景》 コメントセクション

コメント数(4)
m.tasaki
作品へ
(2023-09-17)

こんにちは。 どことなく哀しげな感じのする詩ですね。 2連目の 「明日の日々が広大な空間のように拡がってゆくその瞬間にこそ、祈りたい。」 というところが何となくわかるようなわからないような・・・ そんな瞬間があるから祈りたくなるのか、むしろ逆に祈ろうとする心性があるからそのような瞬間を感じ取れるのか。 やや漠然としているのですが、なぜか惹きつけられる表現です。 3連目の 「空の青さえもが、哀しみに彩られていることを。私は知っている、朝日に煌めくのは、海の涙だということを。」 というところもいいですね。人知を超えた何かへの感覚のようです。だから「寂寞も哀しみも温かい」のでしょう。 また、4連目の雪の表現。 「明日には崩れゆくことを知りながら、お前たちは今日という日を目一杯の愛で象るのだ」 雪の儚くも健気な姿の中に夢を見出せるからこそ、頑張って歩んでゆける。そんな雪への眼差しが新鮮です。 そして最終連。 「かつて見た、しかし同時にまた未だ見ぬ」 それ故に《夢の情景》なのですね。 この詩が全体的にやや感傷的な雰囲気を纏っているのもそんな《夢の情景》だからなのでしょう。 感傷的な詩はときに、古臭いものとして軽く見られることもありますが、詩を書く者はこのような感覚を忘れてはいけないようにも思います。 それを思い出させてくれる詩だと感じました。

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あたらちいちへい
あたらちいちへい
作品へ
(2023-09-17)

作者さんの過去の投稿作品も読んでいるのですけど、今作が一番好み。理由は一番読みやすい構成だからか。

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雪月統
雪月統
m.tasaki さんへ
(2023-09-18)

的確な論評に感謝いたします。うっすらとした哀しみに覆われた、そんな詩を目指して書いたので、まさにその部分を評価してくださり嬉しいです。 「明日の日々が広大な空間のように拡がってゆくその瞬間にこそ、祈りたい。」に関しましては、前者のつもりで書きましたが、m.tasakiさんにご指摘いただき、考えてみれば後者のようでもあるなと思ってきました(笑) 心理には、どちらが先でどちらが後なのか分からなくなることがよくありますが、これもそのような例の一つなのかなと。ただいずれにせよ、空間のように瑞々しく(と、付け足しても良かったかもしれない)拡がってゆくその感覚を強調し、以下の空、海の描写に繋げるという意図のものなので、あるいはどちらでも良いのかもしれないと、僕としては思いました。 それにしても、感傷的な詩は古臭いと思われる傾向にあるのだと、初めて知りました(笑)。 しかし僕が書きたいのはまさにそんな詩なので、変わることなく追求していければと思います。

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雪月統
雪月統
あたらちいちへいさんへ
(2023-09-18)

そう言っていただき嬉しいです。 ただ僕としては、ちょっと安易な構成に逃げてしまったかな?という思いもあったり(汗) 奇をてらうのも、安直なのも、なにか違うということになる。結局はバランスということになるのでしょうか。しかし、まさにそれこそが難しい… 構成という部分に、これからも意識を向け続けたいと思います。

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