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ことばの魔術師、参上!
ことばの奔流、ことばからイメージされる色彩の奔流に圧倒され、おもいっきり溺れてしまいました。 はっきり言って、内容はタイトルから推測するしかなく、良く分からないです。 ただ、機ということばの意味が解ったとき、少し読み解けるように思いました。 ヴァルプルギスとは、ヴァルプルギスの夜のこと。 機とは、①はた。布を織るきかい。「機業」 ②からくり。しかけ。細かいしくみ。「機関」「機器」 ③かなめ。だいじな部分。「機軸」「機密」 ④きざし。きっかけ。はずみ。 魔女たちが大窯で毒や薬を煎じている。 悪魔を呼び出す性的な儀式が繰り広げられている。 それが機となり、様々な模様を顕している。 意味は、これくらいの解釈に留めたいと思います。 何より私が驚いたのは、筆者さんの言語野の広さです。(私はとっさにワードレンジということばで表現しましたが。) 普通、言語野は、一般的に男性より女性の方が発達しているのです。 何故ならば、言語野と感情中枢は、密接な関係があり、感情が発達している女性ほど、豊かなことばを使う傾向があるのです。 (右脳と左脳の違いでもあるわけなのですが、このあたりはまだ勉強してないので) 一方、男性は一般的に、理性を司る前頭葉が発達する傾向にあります。 理論やセオリーは、男性の方が得意な場合が多いように。 筆者さんの場合、ワードレンジは、広く深く果てなく、 ことばの大海から、もっとも相応しいことばを直感的にセレクトされている印象です。 私も、自らのワードレンジには自信があったのですが、すっかり打ちのめされてしまい(かと言って、別段しょぼくれもしないのですが)、 いっそ、お見事、あっぱれ!と感服し、 こうして推薦文を書かせていただきました。 詩の意味を探るも良し、意味は解らずともことばを楽しむも良し。 ぜひとも、この圧巻のことばの大海を、感じてみてください。
ことばの魔術師、参上! ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1053.6
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投票数 : 0
作成日時 2025-08-21
コメント日時 2025-09-02


書き忘れ。 筆者さんは、間違いなく男性です。 多彩なことばを、とても理性的論理的に並べておられるな、と思うので。 だから、「凄い!」のです。
0野生機。 これが何を意味するのだろう。 上で音楽集団との瞑想コラボレーションであるのだろうか、などと僕は勘違いな解釈をしている。 わかりましえん。でした。
1単純に解釈すれば、 野生と機。 機は書いた通り、①はた。布を織るきかい。「機業」 ②からくり。しかけ。細かいしくみ。「機関」「機器」 ③かなめ。だいじな部分。「機軸」「機密」 ④きざし。きっかけ。はずみ。 この全部が含まれているのではないか?と思いました。 (もっとも色濃いのが「はた」。縦糸と横糸で織られる運命の模様) そして先ほど気づいたのですが、 この詩は「ファウスト」が下敷きにあるのかもしれません。 ゲーテの「ファウスト」に、ヴァルプルギスの夜という箇所があり、 ファウストは妖艶な美女と恋に堕ちるのです。 それが、詩中の >ふぁむふぁたる、ふぁむふぁたる かな?と。 (ファム・ファタール。男を滅ぼす宿命の女の意味) そして、拡大解釈かもしれないのですが、 野生機は、夜性器でもあるかなと思うのです。 夜と性に魅了された男が、滅びへと向かう様ではないか、と思うのです。
0読みが渓谷ですな。 オヤジ参りました。
0私は、アラガイsさんの >無理やりホルモン焼肉屋へ~ のコメントで、 ずっと笑っております。笑 (思い出す度に笑える) よっ!さすが、コメント名人!
1そうですね。 完成したくないのでしょう。 ヒントが欲しいのかもしれない、と、yukidokeさんのコメントを拝読し、思いました。 ほめそやすより、誰かの、ふとしたひとことを期待されているのかもしれないので、 「読む」のではなく、素人目線で元の詩に、コメントしてみようと思います。 気づかせてくださり、ありがとうございます。
0批評対象作品を読んで見ました。ヴァルプルギスの夜が分かれば、この詩も分かると思ったのですが、矢張り、この詩はこの詩で味読すべきだと思いました。
1のちほど、該当作品に、 一般目線でコメントを書いてみようと思っています。
0運営へ! メルモsアラガイsさんの、理由なきログイン拒否を続ける以上、 私、レモンもログアウトし、 もう二度と、コメントいたしません。 ビーレビからは、良質なコメントは無くなるでしょう。 アラガイsさんは、もう二度と書かないと言っています。 アラガイsさんが書かない以上、私も書きません。 では、ログアウトいたします。
0こういうのを世間一般ではエコー・チェンバーと呼ぶのでしょうか。
3いや、コイツらのことは誰も相手にしてないので、エコー・チェンバー未満です。
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