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惑星の涙   

作成日時 2017-07-14
コメント日時 2017-07-27

ノースリーブからはみ出た腕を 持て余す夏がもうすぐ終わる 日傘の内側で守られている 体温と気温が重なる前に 水のないプールで溺れかけた 小さな波が立つのを待って 扇風機を回すだけの私は 願い事を書いた短冊さえも 天の川のように流してしまう 人混みの街で踏んだ影を連れ 並んで歩く事も出来るけれど 織り姫と彦星の約束は 奇跡が起きた時に投げる傘が 狭くて広い惑星みたいだ あなたを感じる為のベクトルが 何光年も先で結び付いて 二人は光になった方が良い 傘の中でなら素直に言える


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コメント数(7)
ミナト螢 (2017-07-14):

ノースリーブからはみ出た腕を 持て余す夏がもうすぐ終わる 冒頭2行は削除でお願いします。申し訳ございません。

なかたつ (2017-07-16):

 自分の周り=小さな世界で起きていることと自分の知らない場所=大きな世界で起きていることが交差しています。日傘を差していること、扇風機を回していること、人混みの街を歩くこと、これらはいずれも身の回りの小さな出来事ですが、それらが、水のないプール、小さな波(海)と結びつくことで空間が拡げられています。特に、扇風機を回すことが「小さな波が立つのを待って」と捉える視座が新鮮に思えました。  そして、織り姫と彦星の約束という大きな世界を日傘の中という限りなく小さな世界と重ね合わせ、そこが「狭くて広い惑星」となる拡がり。タイトルだけ見れば、壮大な世界を思い描くのですが、むしろ描かれているのは小さな世界の壮大化した様子なのでしょう。  そして、語り手とあなたは平行線で交わらないのではなく、いつかどこか遠い遠い先で交わるであろうという願いを込めることで、「二人は光になった方が良い」と「傘の中でなら素直に言える」という帰結に至るのでしょう。このイメージがあるから、小さな世界が壮大な世界と結びつける必然性を成り立たせています。

ミナト螢 (2017-07-16):

なかたつ様 今回も分かりやすいレビューを有難うございます。 私個人としては、ラストが曖昧だったかなぁというのが少し心残りです。構成力を意識して、また頑張ります。

角田 寿星 (2017-07-17):

どーして冒頭削るのかな、悪かないけどな…と思ったら、季節が違うのねww どっちかつーと夏真っ盛りの七夕の季節。 昼日中の妄想の水中で溺れて、夜空と恋しい人を思い浮かべて、 日傘に顔を隠して、ポツンと独り言。これわ、かわゆい(#^.^#) あざとくない奥ゆかしいかわゆさ、です。 最後の2行。俺だったら「二人は光になった方がよい と/傘の中でなら素直に言える」て 「と」を付けたかもしんないです。うーん…どうだろう…余計なお世話かもw

ミナト螢 (2017-07-17):

角田 寿星様 コメント有難うございます^ ^ 冒頭は日傘を差しているはずなのに、腕を持て余すというのが矛盾を感じて削除しました。ご指摘頂きました季節の問題もあります。 最後の二人は光になった方が良い 傘の中でなら素直に言える は、完全にリズム重視と言いますか余韻を楽しんで頂けたらと勝手に思っております。 細やかな部分まで読んで下さり嬉しいです。

百均@B-REVIEW ON/ (2017-07-27):

 個人的にすごく好きっすね。  宇宙的な隔たりがある二人を最後、傘の中にこっそりいれてあげちゃう感じが、スケールがでかい話なのにやってることは小さいっていうギャップがたまらないです。愛は勝つじゃないですけど、素直に素敵だとしかいいようがない。「言える」っていう最後もいいですね。傘の中に入れるだけじゃなくてその先があるっていうか始まる感じがします。    好きな作品でした。なので、あんまりレスしたくないです。

ミナト螢 (2017-07-27):

hyakkinn様 愛情いっぱいのレスを有難うございます! この作品を気に入って下さったようでとても嬉しいです。あまり得意なテーマではないのですが、また幸せな気持ちになれるように、書いてみようと思いました。

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