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0.001カタストロフィ   

北村灰色 
作成日時 2018-10-28
コメント日時 2018-11-04

 

藍色乃藍色のドレスコードに終末の予約は無いとマグリットが笑う。 ステンドグラス美術館、供物の肉が彩られる姿を、日傘をさす少女は虚ろにカタストロフィ 45℉の斜視、ボンネットに転がる地下街の法被、カスタネットの/片翼 0.001¢カタストロフィ、永遠に終わらない蛍光灯と蛍の―― 僕らが打擲したScene5のリプレイ・スローモーションにcitrusの王冠が剥げて、 「0.001¢カタストロフィの右目(だけが)零れ落ちたようなきがした」 台詞、▼▼▽、罪、私? 罪を誤読した裁判に、彼らが死を齎せられないのは恐らくそこに紙飛行機が飛び去ったからだと ボーイング777は0.001¢カタストロフィ・スロットのCRに押し込められない。 月の裏側、兎の肌が暴かれた予言の書『0.001¢カタストロフィ』、 太陽の表皮にオレンジを植えれば、赤茶に煤けた農夫とライ麦バナナにSunkistへの0.001¢カタストロフィ ブルーシート・トレマーズ ブルーバード・グラストンベリー ブルーノート・カタストロフィ MESA BOOGIEに赤い血が混入したから、Post Catastropheは4曲目に組まないと 45「サンドウィッチ」・BOXに待針が待機することに、どうして彼らはエクレアを拒絶するのか、 0.001¢カタストロフィの空白をウヰスキーの琥珀色で埋めることは土葬国家も認可したはずなのにな。 メキシコの針葉樹林、セスナが藍い海を焦がせば、死者の書に二人の名が刻まれる A.K,K.I,0.001¢カタストロフィ,これで正式な3名の名が微塵切り 錆びた鋸での短冊切りのやり方が分からないと、コックサック・シェフ ・水道管の亀裂、水道橋崩落、水仙の季節の暗転、0.001¢Catastrophe 繰り返される、0.001×××××××の視力に僕に合う眼鏡は無いと¢誰かが云ったけれど、すでに終末は訪れ始めていたから、僕にとってはどうでもいいことだった。


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沙一 (2018-10-28):

作中に頻出する、0.001 カタストロフィ。極小の破滅とは、どんなものだろうかと思いめぐらせました。 たとえばそれは偏在する放射性物質に代表される、目に見えない侵食のようであり、また、近視という意味で捉えれば、見通しのきかない現実の反映であるようにも思えます。 最後の投げ遣りな台詞に、目先のことさえ見えていない、刹那的な生き様が表現されていて、どうしようもなくパンクだと感じました。

北村灰色 (2018-11-04):

沙一さん コメントありがとうございます。0.001カタストロフィはただ何となく思いついた造語ではあるのですが、それを思いついた刹那は、自らの破滅や終わりの事を考えていて、ある意味現実というか自分自身の根底的な部分にへばりついている言葉だと思っています。 御指摘いただいた最後の投げやりさも含めて、自らがやがて迎えるであろう「終わり」の事を表していたような。


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