僕の客観的事実を構成する七十二のイデア - B-REVIEW
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エセ詩人

いでよ、エセ詩人!

コトダマ とはよく言ったものだ。 ハキダセ と 男は言う。 おまえは誰だ? わたしは何者だ?   

湯煙

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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僕の客観的事実を構成する七十二のイデア    

プラネス ザラメの夏は廃墟に黄色い粉をまぶした シュメールの記憶がさらさら流れてゆく午後の管楽だ 嘆くことはない ただ精神は飛び跳ねたネジのごとく元には戻らぬ しからば魂の上の薄い光を裂き 虚無はちらばりノスタルジックに消耗されてゆく 天使に生えた赤い羽根が 錦鯉を昇天させる 桜貝を割ると 感電するオアシスのヒルの モノクロなメトロノーム 血を吐くたらい 学校は精神の実験所だ 各々が爆弾を持ち 鉛筆で死と書く 拡散された勇気はガス抜き施設で今夜打ち首だ ナチュラルな感傷は 凄腕の大工によって 分散された背景へと溶かされてゆく 微妙な差異と間違えた感情 救いはなく 淀みのある言葉の欠片にしがみつく 自殺 自殺 自殺 描かれた感情は 未知を覆うセンシティブ 撲殺 ドラマ 平常心で斬られるとなんて美しい破天だ 堕落したメダカは モノレールに乗って 午後二時にシステムに羅列された 灰と空虚は精神上の同一思想 桜とヘビは金縛りにあう 古い下着を脱ぎ捨てろ 心臓は熱く堕落した精神を摩耗する ピアニストの指が奴隷のように動いている 夏は破天 地獄で会おう そら豆の神秘的映像 茫々とした眼で見ているのは 年増女の垂れ下がる乳房を蔑視した 明るいモラリスト達だ 死にたがりの僕らは 青い夏を サディズムとニヒリズムとカニバリズムで構成した 客観的背景をもとに七つの亡霊を味方につけ 心理を直射した映像へと直観により突撃する そして飛行機に乗り世界を自由に旅しよう 口づけはいらない マラソン選手は絶望しない タカラトミーもしかり 僕らは被害者 闇夜に潜り 死滅する太陽を眺めている 虚無の体現者 死ぬならブラックコミューンで死のう その淡い形状をひっくり返しもしよう ただ奈落の底に君が落ちるとき僕は君を見捨ててしまうだろう それを恨むな 大丈夫 君が奈落の底に落ちる可能性全てを取っ払ってやる その決意で親しげに話しかけたら無視された 別にいいんだけど おや愚痴になってしまったすまない では最後に一つ言いたいことがある 僕らは虚無そのものになることで外界の虚無に立ち向かうことができるのである これが僕の信念 以上だ


僕の客観的事実を構成する七十二のイデア ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 918.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-07-02
コメント日時 2018-08-08
項目全期間(2024/04/25現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
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閲覧指数:918.1
2024/04/25 20時51分15秒現在
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    作品に書かれた推薦文

僕の客観的事実を構成する七十二のイデア コメントセクション

コメント数(5)
雨之人斬(あめのひと)
(2018-07-05)

コメントありがとうございます。この詩は現在も推敲中でnoteに投稿していますので、そちらも読んでいただければ幸いです。URLを載せておきます。https://note.mu/notes/nd83477523bc3/edit?reedit=true

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雨之人斬(あめのひと)
(2018-07-05)

すみません。URLを間違えました。こちらが正しいURLです。https://note.mu/kakerahitotu/n/nd83477523bc3

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雨之人斬(あめのひと)
(2018-07-05)

題名を『虚無の代償』に変えております。

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岩垣弥生
(2018-07-05)

雨之人斬さま 強烈なレトリックが虚無というテーマに寄り添いながら、跳躍しながら、心地よいビートを伴って読者を呑みこんでゆく。 横殴りの言葉の雨に打たれる、なんと幸福なことだろう。 素敵な詩をありがとうございます。 別のテーマの作品も読んでみたいです。

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雨之人斬(あめのひと)
(2018-07-06)

岩垣弥生さん ありがとうございます。この詩は自分にとって初めて大好きになれた詩なので、そう言って頂けてうれしいです。これからも、詩を書いていきたいと思いますので、楽しみにしていてください。

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