星の町 - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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星の町    

  あなたは、氷漬けの鳥でした。流れ星が柔く流れたから、涙が胸に描かれたことだけを覚えていようと思った。粉雪。ぼくの家には密かに星が住んでいて、いつもやさしい短編小説を書いている。それはそれは立派な鳥でしたから、毎日ゆめを見ていました。白鳥座を盗んでは書き足し、日焼けを憎んでは太陽を書き消した時もある。雪の結晶はいつも信じてあげたい表情をするのに、神様なんていないぜって呟いては寂しがった。だから、きみの家に月が住んでいたとしても、どうか安らかな夜であってください。ぼくは、しずかな町。星の住む場所だけがある町。


星の町 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 16
P V 数 : 1778.8
お気に入り数: 4
投票数   : 3
ポイント数 : 11

作成日時 2022-02-18
コメント日時 2022-03-04
項目全期間(2024/04/16現在)投稿後10日間
叙情性99
前衛性00
可読性11
エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合ポイント1111
 平均値  中央値 
叙情性33
前衛性00
可読性0.30
 エンタメ00
技巧0.30
音韻00
構成00
総合3.73
閲覧指数:1778.8
2024/04/16 23時10分27秒現在
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    作品に書かれた推薦文

星の町 コメントセクション

コメント数(16)
三浦果実
作品へ
(2022-02-19)

おしいとおもう。書く気持ちが前のめり過ぎた感があって書きたいことに追いつけなかったような。でも、それが当たっているのなら、その、作者さんが書けたであろう作品が読んでみたい。

1
stereotype2085
作品へ
(2022-02-19)

凄くいい詩だと思います。氷漬けの鳥でしたという書き出し、神様なんていないぜって呟いては寂しがったという肝の一つなど、何もかもがスムーズに読み手(この場合は僕)に入ってきて、心地よい時間を与えてくれました。白鳥座を盗むという発想も素晴らしいですね。そうなんです。星や心は盗み、盗まれるものなんです。「I steal your heart」。

1
高代 あさ
三浦果実さんへ
(2022-02-20)

コメントを受けて、「そう改めて聞かれると、書きたいことってなんだろう?」と思いました。今の私にはあまり書きたい主題がない、もしくはないことにしているのかもしれません。少なくとも意識下では。というわけで「前のめり」は「ただ落書きのように、書きたいのでただ書くことをやりすぎた感が残った」ということかもしれません。引用ですが「気分がよくてなにが悪い?」みたいな書き方をしてたのかも。 でも、さすがに無意識下ではなにか書きたい主題や読んでほしいことがあるから詩を書いているのだと思うので、それがたまーに、うまく力が抜けている時に自然な文体で書けるのかもしれません。私は頭で書けるタイプではないし、とりわけ受動的に書いているタイプだと思うので、より書きたいものが書けるかは、神や流れのみぞ知ることだとは思いますが。 >>その、作者さんが書けたであろう作品が読んでみたい 色々と考えさせられたので長くなりました。失礼。ありがとうございます。

0
高代 あさ
stereotype2085さんへ
(2022-02-20)

ご評価いただきありがとうございます。詩には相性がありますし、解釈はいつも読み手にお任せしていますが、気に入られたならなによりです。うれしいです。 リズムのいい、音楽のような印象の詩に憧れているので、全体がスムーズに読み手に入ったとの感想がとてもありがたかったです。 あるいは、例えば人によって全体や構成が気に入らなかったとしても、光る一文が見え隠れする、と思ってもらえるとわりと救われたりします。 >> 星や心は盗み、盗まれるものなんです。「I steal your heart」 星や心は詩中でよく使う言葉ですが、なんだかわかる気がします。 コメントをありがとうございました。

0
エイクピア
作品へ
(2022-02-21)

語りかける様な調子、書簡とみても通ると思いました。月が住んでいる家とはと思うと想像力の翼が飛翔すると思いました。

1
高代 あさ
エイクピアさんへ
(2022-02-21)

書簡とみてもと通ると思うとのコメントに、なるほど、と思いました。押し付けたくはないけど、密かに読み手や世界と繋がりたい。そんな意識がどこかに隠しがたくあるのかもしれません。 私は月が住んでいる家と書くと(あるいは読むと)「月が住んでいる家なんだな」という風に文章レベルで納得しがちなタイプなので、逆に想像力が羽ばたいていくと聞いてなんだかうれしかったです。

0
yatuka
yatuka
作品へ
(2022-02-21)

星や鳥に対して、 優しい言葉がたくさん出て来るのに癒されます。 読み進めていくと、星は結構好きなことをしているようですが、 それを見守っている感じが大人で素敵です。

1
高代 あさ
yatukaさんへ
(2022-02-22)

星はけっこう好きなことをしているのにそれを見守っている感じがするという感想を受けて、ああそうかも、と思いました。わりと好きなことをしてますね。そして今作ではそれをなんでもないことかのように受け入れている感じがする。 極端な話、別に星に殺されても構わないんです。人権を持った生身の人でもなければ現実の話でもないので。逆に優しくてももちろんいいと思うのです。そこに人の心を動かす詩情の可能性があれば。 そんなことを思いました。気づきをありがとうございました。

0
エルク
作品へ
(2022-02-28)

最近は、コンプライアンスとか人種とか配慮、みたいなものがメインストリームになっていて、それこそ言論弾圧じゃないかって思うんですよね。 何が言いたいかって言うと、きれいなもの耳障りのいい言葉ばかりを集めるのは皆やっていて、書ける人ならばその先、見たくないもの、聞きたくないもの、誰もが意識できてないもの、そんなものを提示しなくてはいけない、そんな風に最近は思います。難しいですけどね。

0
高代 あさ
エルクさんへ
(2022-02-28)

上記の筆者のコメントを一部受けてのコメントだと思いますが、ありがとうございます。 私は内面の問題を処理するので精一杯なことも多く、時代性のことを意識するのが苦手です。きっと自分が書けるものしか書けないのですが、今作はわりときれいだし、でも絶望や暗闇を書くことも多いです(多かったです)。 言論弾圧的な風潮に関しては全く感じなくはないですが、大切なのは自分がなにを書けるか、書きたいか、書くべきか、そもそも書きたくないか。そしてそれらが人生の中でどう自然に変化するかの流れだと思っています。より大切なもののために、書くことををやめることになることも含め(誰もがいつかは死ぬか、止める)。 そういう意味では私はきれいなものだけを書く人もきっと否定できません。 社会レベルの流れに対する使命を持ってしまうのは、それに見合うだけの強い運命に流された人だけな気もします。もちろん自分で個人的に使命だと自己決定して、周囲に提示する分には別ですが。 見たくないもの、聞きたくないものを織り交ぜて書くことは多いですが、最後に挙げられた、「誰もが意識できていないもの」を形にすることができたら、それは詩書き冥利に尽きる気がします。誰も意識できなかったが故に誰もがハッとなる言葉。あるいは「誰も」が無理ならせめて「今までの自分」が見たことのない言葉の姿。創作の源泉が枯れてしまうまでに、少しでも。 コメントを受けてそんなことを思いました。長文失礼しました。

0
いすき
作品へ
(2022-03-01)

抽象的な手触りの言葉しか出てこないので、まだ詩を書き始めたばかりの人が書いたものだと思いました。 でも2回くらい読み返してみたら、どうもこれは、そういうふうに狙って造りあげられたみたい。 ふーん、悔しくないもん。

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久司 和夢
久司 和夢
作品へ
(2022-03-01)

はじめまして、拝読いたしました。 ライトな感想で恐縮ですが、今日ずっと頭のどこかで鳴っていた詩でした。 読めてよかったです。ありがとうございます。

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高代 あさ
いすきさんへ
(2022-03-01)

ちょっとかわいいコメントをありがとうございます。 予想を寄せられていたので答えると、私は具体的なストーリーとか精密な描写を書くのが苦手なんです。銃を突きつけられたらさすがに頑張って書くと思うけど。 詩を書いて二年弱くらいですがほとんど記憶にありません。どうにもそういう性質の人らしいです。 というわけで狙って書いたわけではないとも言えます。ただ不器用なんですね。でも、朝や夜や雪のことはちゃんと好きです。

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高代 あさ
久司 和夢さんへ
(2022-03-01)

ライトな感想とおっしゃられていますが、そういう身体的な反応や感想がいちばん嬉しいところがあります。体はなかなか嘘をつけないものだと思っているからです。 音楽的と言われる時もたまにありますが、とても嬉しいものです。 お読みいただきどうもありがとうございました。

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楽子
楽子
作品へ
(2022-03-04)

すごく好き。 何から何まで美しいし、ちゃんとふるえてる やさしいね、そして、かなしい。

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高代 あさ
楽子さんへ
(2022-03-04)

詩には相性がありますが、好きになっていただいてありがとうございます。うれしいです。 客観的に上手く書けているかは別として、この詩は時にやさしく、時にかなしい。そして言葉がふるえてるということには、一読者としての私もうなずきながら共感します。

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