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雪山の一夜
静かな雪原の夜 霜を被るふきのとう 吸ったら肺が凍てつきそうな空気 ユキヒョウはひとり歩く 抱いた感傷は誰にも気付かれぬ儘 そのナイフのような眼を光らせ 月光が冷ややかに照らし ユキヒョウはひとり歩く 友達のフクロウがこっちを見てる 全てを見透かすその目でも 感傷は見抜けぬようだ ユキヒョウはひとり歩く 森の動物達は寝ていて 夜行性の動物はバレぬよう隠れていた 荒んだ心に孤独一つ ユキヒョウはひとり歩く 森の中に入った 小さな魂の火がポツポツ浮かんでいた ウィルオウィスプの水子たちはユキヒョウを導いた ユキヒョウは歩く ユキヒョウは歩く 雪を踏む音は悲しさを帯びて ユキヒョウは歩く ユキヒョウは歩く 今夜は冷えるから毛布になって ユキヒョウは歩く ユキヒョウは歩く 魂は導く ユキヒョウは眠る
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雪山の一夜 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1140.1
お気に入り数: 0
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2025-12-17
コメント日時 2026-01-09
| 項目 | 全期間(2026/01/28現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


Will-o´-the-wisp はググったら鬼火、妖精のようなものとありました。 まるで宮沢賢治の詩の世界のような、幻想的な静寂さが感じられるところが良かったです。
1雪山の孤独さ怖さが伝わる 歩いているのがユキヒョウなのが 夜の雪山を幻想的に感じさせている様に感じました。
1反復される「ユキヒョウはひとり歩く」が雪原に刻まれる孤独の足跡のように響きます。 冷たい自然描写の中で感傷は誰にも共有されず、フクロウの眼差しすら届かない。 ウィルオウィスプの導きも救いではなく、魂を深部へ誘う仄かな誘惑として作用し、眠りは安堵ではなく静かな終止符のように感じられました。
1全てを見透かすその目でも 感傷は見抜けぬ ここに得も言われぬ矜持を感じました。 そしてそれ以外の詩句は、いわばそんな矜持の展開なのだとも。 感傷を抱き締めて歩いていく― ベタですけど、そんな風に生きることの、侘びしくも妙に心くすぐられる情感が、しんみりと胸に染み渡ってきました。
1これは「ツゥラトストラかく語りき」のように、 繰り返され歩いていくユキヒョウと、 物語る内容を作者の意識と語り手に、 はっきりと分けて考える作りなので、 そう考えればこのタイトルではダサい。 より哲学的思想的な言葉を当てはめるべきだと、 僕は思う。
1よく整えられて、読みやすい詩 >魂は導く ここでどこか僕の琴線に触れた気がする
1こんばんは。 詩文に冷気を纏っている 気配がするのですがつめたくて読めないとかそういうことではない。 ドライアイスが一瞬煙を排出するときのあの世界へ導かれます。 研ぎ澄まされた世界観。 「ユキヒョウは歩く」 ずっと足音が聴こえてきそうです。
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