ももいろ
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もう誰も死なない
僕は隠したくない 僕にまつわる 全てのことを 名前のついた あらゆる誤ち 僕に絡みついた 蛇のように這いずる、 醜いプライドも 鎖を砕くように 真っ白に染め上げて 無限のZEROに 帰してあげたい 手に皺が刻まれた 灰色の髪をした老人 燃え上がるヒンデンブルグ号 衰弱したジャスティンビーバー 空中分解したポリス 自死を選んだカートコバーン 生命に陰りが差すのが 真実だとしても 僕はもう何も隠さない 流れる雲は加工されたもの 流星群はAIが作り上げた 偽物 窓越しに見えた青空でさえも 僕の心を映しているのか、 疑わしい それでも、 僕は死して幸せを 手に入れるロジックに 逃げ込まない 昨日、いや、ずっと遠い昔のことか それともずっと未来のことか わからない、いやわからなくとも、 僕は君の穢れも 狡さも、あざとさも、 そして嘘偽りでさえも 連れていく 愛も、歓びも、熱狂も、 燃え尽きた、それでいて、 明滅する光が渦まく まっさらな地平線の その向こうへ。 それこそが 僕に与えられた 残り少ない時間と 限りのある生命が選ぶ、 最後の命綱。 僕は行く 君を連れて あの場所へ。 地獄も楽園も 淘汰された 誰も知らない 知ることさえ出来ない 黒く焦げて 燃焼し尽くした、 あの場所へ。 それが僕に出来る、 ただ一つの、行い
もう誰も死なない ポイントセクション
作品データ
コメント数 ： 13
Ｐ Ｖ 数 ： 814.4
お気に入り数： 1
投票数 ： 3
ポイント数 ： 63
作成日時 2025-08-25
コメント日時 2025-08-27
Ｐ Ｖ 数 ： 814.4
お気に入り数： 1
投票数 ： 3
ポイント数 ： 63
作成日時 2025-08-25
コメント日時 2025-08-27
#現代詩
#縦書き
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 20 | 20 |
| 前衛性 | 5 | 5 |
| 可読性 | 3 | 3 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 10 | 10 |
| 音韻 | 5 | 5 |
| 構成 | 20 | 20 |
| 総合ポイント | 63 | 63 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 20 | 20 |
| 前衛性 | 5 | 5 |
| 可読性 | 3 | 3 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 10 | 10 |
| 音韻 | 5 | 5 |
| 構成 | 20 | 20 |
| 総合 | 63 | 63 |
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- 作品に書かれた推薦文
もう誰も死なない コメントセクション
コメント数（13）
へぇ！ いつもの飾ったことばではないのですね。 飾ったことばも良いのですが、 こういう素直なことばも良いですね。 ただね、素直なことばでは、盛り上がりが難しいので、感情をまとわせることが必要です。 でないと、すらすら読めてしまうので、軽く流れてしまいます。 起伏をつける工夫は良いです。 とにかく、ステロさんは、理性が強いので、 感情を解き放つ訓練をしてみてください。 ありがとうございます。
0生への意思が、偽りの空を切り裂いて。
0ちょっと三島由紀夫っぽい。冒頭「僕は隠したくない」といっているが、その後の連は虚飾だらけで、逆に筆者のメンタルが心配になる。
0おまるたろう氏が虚飾だと思おうが思わまいが関係ないですね。私にとっては事実なので。 筆者のメンタルを気してる暇があったらラーメンでも食って寝てろ。 と、でも言いたいところだがそこはグッと堪えて、虚飾って言いたいその感覚、わからんでもない。たださ、おまるたろうさんと俺とは当然生き方も考え方も、何を経験してきて何を経験していくか、そして何をもって良しとするか、なんてまるで違う。人はそれぞれ違う目線を持っている、その点をすべて無視して、虚飾と両断する感性。そしてそれに付随するコメ。批評として見れば0点かな。 世の中には相入れない人物というのが、存在する。俺にとっておまるさんはそうなりつつある。 おまるさんの性格からしてレスレスしてきそうだけど、ちょっと前から、前々作あたりから、俺とおまるさんの関係は拗れてるからいらんよ。ああそうですか、とかいうのもいらん。 この作品においてはもう関わらなくていいですよ。 おまるさんの批評のアプローチが日に日に衰えていくのがわかるコメだった。それで充分でしょう。 生きていると光にも影にも遭遇する。陰りがある作品を評価したい、という点において、この詩を虚飾と言いたい気持ちはわかる。それだけですね。
1レモンさん、コメントありがとうございます。返信前後しました。ステレオさんは理性が強いというのはとても鋭くて、僕は理性が事実強いとは思います。実際この詩を書いている時も、ほとばしる感情より、作品の精度を高めようという気持ちがチラチラと顔を覗かせましたから。いやー難しいですね、本当に。自分の感情を常に解放できれば、どれだけ生きるのが楽か、とも思いますが。 ほらね、こういうマトモな精度の高いコメントに対してはちゃんとステレオさん、自省して、我が身を振り返るんですよ。
2黒髪さん、コメントありがとう。生きる意思、か。そうかもしれない。ステレオさんはまず生きることを優先するからね、どう生きるか、生きるべきか死ぬべきかではなく、どう生き延びるか。そういう視点で見れば生きる意思、にも通じるかもかもしれない。
1弱者が「詩」と称した野郎自大な思想に逃げるのはマジで見てられません。私はガチ勢なので。 あと、このサイト、ミュート機能が実装されたらしいんで、嫌ならどうぞミュートください。 私は絶対に使いませんけどね
0レスレスいらないと言ったでしょう。 日本語わかりますか。 ガチ勢ねえ。俺もどちらかと言えばガチ勢だが、おまる氏のガチは誰かを救えるかい？俺のガチは人を救えるが。 やろうじだい、ね。おまるさん、思いっきり誤字ってるけど、俺は自分を過大評価も過小評価もしないよ。それと、多分またなんか言ってくるんだろうけど、いらないからね。俺ももう返信しないし。何か言いたいことがあったらブログにでも書くといいですよ。 と、ここまで読んだ賢明なるビーレビユーザーならお分かりの通り、おまる氏はまた幾度となくコメを入れてくるだろう。そしてそれを無視するステレオさん。 そして俺は勝ったと思い込むおまる氏、という構図まで浮かぶ。 SNSでよく見かける光景ですね。無視されてるのに、相手が反論しないのは反論する術を持たないからだ、と思う図式。
0じゃあ、そんなふうにレスしなければいいのに...なんと程よい鈍感さよ。
0ものすごい覚悟を感じます。生きれば生きるほど隠したくなる過去が増えていく。それを隠さないというのはどういうことなのか、真剣に考えてみました。すると、ものすごい影や怪物が目の前に現れて、すごく死にたくなる。それでも生きるってどういうことだろう。最後の命綱を私は信じられるだろうか。その光を信じる覚悟はあるだろうか。とても難しく考えてしまいますが、とにかく話者のすごい覚悟を感じます。そして絶対死なないんだろうと思います。すごく苦しい道だと思うけど、自分を、君を信じ抜く力を感じます。たとえ裏切られたり思うようにいかなくてもそれすら愛すだろう包容力を感じました。
わたしは、なぜ「ラファエロ」が批判を呼んだのか分からないのですが、stereoさんでは、あの詩が一番好きです。stereoさんの、上を求め否定する力が、一番良く出ています。否定されることで、乗り越えていかれるのですね。誰でもできることではありません。確かに眼で見て耳で聞いたもののさらなる向上への余地を見て、自分なりに否定し、超えていく。詩というのは、こころと、言葉が一番大切です。人格の陶冶を超えて、作品ベースで私は詩と向き合います。スタイルは、人により様々ですから。迷うことは誰にでもあります。可能性は無限大です。
0つつみさん、コメントありがとうございます。覚悟。について考えていたんですよ。たしかに僕はこの詩のモチーフとなった方に、覚悟がある。だがしかしこの詩には弱点があることも知っています。そこを多分おまるさんは違和感としてあげたのでしょう。にしても僕はこの詩が好きです。この詩の持つ得体の知れないパワー、真摯さのようなものが。見ていて飽きないのです。
0黒髪さん、返信ありがとう。ラファエロについてはあんまり話したくないが笑 それにしてもあの作品のいい面を見ている方がいるというのは幸せだ。可能性は無限大。いい言葉だ。その通りだと思う。
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