孔球を讃えて - B-REVIEW
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孔球を讃えて    

辛く厳しい競技がある。 生みの親たちはそれを「ゲーム」と呼んだ。 それはとても苦しく、厳しい競技だ。 何故そんな呼び方を彼らはするのか。 ずっと答えは出ないままだった。 他国に侵略され続けた土地。 寒く雨ばかりで石だらけの土地。 他に楽しいこともない。 そんな中で彼らに与えられた、ほぼ唯一の娯楽。 だから彼らはそれを「ゲーム」と呼んだ。 岩を割って咲くアザミの花。 その雄々しさを私は夢見る。 あまりに苦しい生をただ笑い飛ばすしかない彼らは、それを詩に変えた。 あの北の外れにあるまちはそんなまちだ。 明日からは何の疑いもなく、あの競技を「ゲーム」と呼ぼう。 但し、自分の生が如何に恵まれているかということは決して忘れずにいたい。



孔球を讃えて ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 790.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2023-03-02
コメント日時 2023-03-20
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/03/29現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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 エンタメ00
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閲覧指数:790.1
2024/03/29 01時41分16秒現在
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    作品に書かれた推薦文

孔球を讃えて コメントセクション

コメント数(8)
m.tasaki
作品へ
(2023-03-02)

こんにちは。 タイトルにある孔球とは、ゴルフのことですね。 ゴルフの起源にはいくつか説があるそうですが、そのうち有力なものが、スコットランドとのこと。 ローマ帝国やイングラントの侵略を受けた土地。そしてアザミはその棘により国土を守ったとされ、スコットランドの国花となっています。「岩を割って咲くアザミの花」とはそのことですね。 北方の辛く厳しい生活のなかで、その競技を「ゲーム」と呼んだことと、生きる苦しさの中から詩を紡ぎだすこととは、どこか通ずるものがあるのかもしれません。 ただその美しさを表現するのに、末尾の「自分の生が如何に恵まれているかということは決して忘れずにいたい」という部分は言わずもがなで、少し教訓的すぎる気がします。 ゴルフやスコットランドという名を出さずに、和名やメタファーで表しているので、そこだけやや直接的に感じてしまうのです。 でも、何か強く惹き付けられる詩だと思います。

1
エイクピア
作品へ
(2023-03-03)

この詩を読んで、ふとゲームがオリンピック競技になるとかならないとか、ゲームはEスポーツであると言う内容を思い出しました。この詩では娯楽としてのゲームという定義なのかもしれませんが、人生そのものがゲームであるかのようなニュアンスを暗示して居る様にも見えました。

1
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2023-03-03)

但し、自分の生が如何に恵まれているかということは決して忘れずにいたい。 つくづく。

1
かずや
かずや
m.tasaki さんへ
(2023-03-03)

的確、まさに的確なコメントありがとうございます。 ゴルフと分かっていただけるのならご指摘のように教訓めいた文言は不要だったかもしれません。 ゴルフを「ゲーム」と呼ぶことになんら抵抗ないくらいゴルフを軽く見ているゴルファーが多くいる気がします。 実に勿体ない。

0
かずや
かずや
エイクピアさんへ
(2023-03-03)

gameの語源をインターネットで調べてみました。 【英語】[名] ゲーム、遊び、試合 「ゲーム(gamana)」がこの単語のコアの語源。 ゲルマン祖語 ga-(一緒に)+mann-(人間)が語源。 ゲルマン祖語 gamble(ギャンブル)と同じ語源をもつ。 だそうです。 どうやら「遊び」から「試合」だとかの意味が加わって行ったようです。 ゴルフという競技が大好きでして、どうしてイギリス人はあんなに崇高なものを「ゲーム」と呼ぶのかなと10年以上ずっと疑問に思っていました。 先日、ゴルフのライターさんとやり取りをしておりましたら、ゴルフの生まれ故郷であるスコットランド、その地理的・歴史的な厳しさに話がいたり、ハタと思い至った次第。 またゴルフは日本で主流の合計打数を競うストロークプレーではなく、2人で各ホールごとに勝敗を決めるマッチプレーが本筋。 「ゲーム」という単語に「誰かと一緒に」というニュアンスがあるのもまた面白いです。

0
かずや
かずや
田中宏輔さんへ
(2023-03-03)

最近、浅田次郎さんの「壬生義士伝」を再読しておりまして、気象条件の厳しい地域そして歴史的に苦しい思いをされてきた地域のことを考えていました。 ゴルフができるということは出かけられるということ、誰か一緒に行ってくれる人がいるということ。 実にありがたいことだなあとも思います。

0
いすき
作品へ
(2023-03-20)

なんだろう、勉強になりました。Gameってどういう意味なんだろうっていうのも、コメント書こうかと思ってたら、すでにあったという ゴルフって私はやらないんですけど、小学生の時いっしゅん友達とやったことがあり、それが人生でもしかすると一番おもしろいゴルフになるのかもしれない。N君っていう友達がいてよく遊んでたんだけど、ある日ゴルフボールを持ってきて、ええーなにこれとか言って、当時はゴルフボールとかも実物は初めて触るから面白かった。それから木の棒を探して木の多い公園で遊んで、夕方になると友達はボールを持って帰り、私は木の棒を持って帰った。それを何日もやってたんですけど、最後は近所のやんちゃな男の子になぜか木の棒を取られてしまって、それで終わりになりました。当時のコロコロコミックっていう小学生向けの漫画雑誌にはデンジャラスじーさんという漫画があって「ゴノレフやろうぜ!」という謎のネタがあり、小学生だった私たちはそれだけで一年中笑うことができたという。

1
かずや
かずや
いすきさんへ
(2023-03-20)

「ゴノレフ」調べてしまいました笑。 ゴルフの起源はスコットランドとするものと、ここ最近中国が起源じゃあないかとする説もあるそうです。 小学生の時に経験された体験はスコットランド的なゴルフ像としてとてもいいものですね。 1人の少年が手に持っていた棒で丸い石をたたいて兎の穴に入れた。 なんだかそういう始まりであって欲しいと思うのです。

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