作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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フラグメンツ/連音   

作成日時 2017-11-05
コメント日時 2017-11-09

6月23日   このからだのなかに   ながれているものが   うそ   にならないように   てをあわせます             ゆうなんぎい               いつまでも               僕の気持ちは               あの人の心の隙間に               繋がりたがって               ゆうなんぎいのいとの               そよとばかりに ミンナ草       イッター アンマー マーカイガー (あなたのお母さんはどこいくの)       ベーベー ヌ クサ カイガー   (やぎさんの草を刈りに)   また   祖母のしわがれた声がかすめてきて   今度は僕が採りに行こうと決めたのに   あのミンナ草のある場所さえも    もう探せない             サバニ               やがて               波の音が聞こえ出すかもしれないので               確かめるほどでもない               と言い聞かせ               足を速めた               波の音は おーい って               波の音が おーい って               小舟の陰では カサカサ って はんだやー   よいしょ   と立ち上がり   押し入れから炬燵を引っ張り出す   頬っぺの紅く染まった君の顔が浮かぶたび   鼻をかんでばかりもいられないので             れのん               つながっている               君の心と身体は               つながっている               海と月               のように               つながっている               月と細胞               のように               つながっている ほうげんふだ   そこにやすらぎがあるので   という理由で   前に進むことを停めた友へ   この頃そんな君の落ち着いた顔を見ると   ちょっとだけ痛い   先生もやっぱり痛かったのかな             うるま               ゆうべのなまえ               にもどっても               もうそこには               ぼくんちない               んだから               あしたへ               あしたへあゆんで               うるま               うるま               はじまりのくにへ また、6月23日   ことしも   まだなんとかひととして   いきてます   あなたのとなえも   こころからであれと   てをあわせました       


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2019/11/22 20時13分53秒現在
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コメント数(8)
もなか (2017-11-05):

ふわぁ、いいなぁ。というのが初読の印象です。 ため息が出てしまいます。 連音・れのん・Lennon。 imagineですかね。そんな簡単なものとしてはいけないのでしょうけれど。 掛詞として、読んでしまいました。 連音が持つもともとの意味性もとてもこの作品にしっくりとして、沁み込んでくるようでした。 6・23の制定理由を初めて知ったとき、とても複雑な気持ちになったのを思い出しました。 けれども、その複雑さがきっと本音との連音としてわたしたちの生を支えているのかもしれません。なんて、よく分かりませんよね。笑 ライトな感想で申し訳ありません。でも、とても素敵な作品だと思いました。

仲程 (2017-11-06):

もなかさん 読んでいただきありがとうございます。 imagineなんておそれおおくてそのつもりはないのですが、れのんの響きで、やはり引っ張られているのかもしれません。 6・23についてのことばもありがとうございます。

カオティクルConverge!!貴音さん (2017-11-07):

仲程さん、こんにちわ。 勝手な推測の元、話を続けちゃいますが 6月23日の琉球での思い出(慰霊の日)断片でしょうか? 何処を切り取っても良いです。 優しい言葉で綴られてるのがよりメメントモリを感じさせます。

仲程 (2017-11-08):

カオティクルConverge!!貴音さん お読みいただきありがとうございます。 メメント・モリ、日頃わすれてますが、みんなつながってるはず のような感じでしょうか。 感じたままにおとりいただければ幸いです。 ありがとうございます。

深尾貞一郎 (2017-11-08):

米軍の上陸戦闘があった沖縄の痛みは、本土の人間に、理解されているのでしょうか。そんなことを思いました。 『島唄』に込められた本当の意味と同じようなものをこの詩から感じました。

まりも (2017-11-08):

方言札・・・方言を用いたら、罰として掛けさせられた札、大変な屈辱だった・・・と、沖縄の方から伺いました。 共通語(東京弁というべきか)を使わない、使えない祖父母に育てられている子供達は、特に、大きな傷を負ったそうです。学校から子供たちを締めだしてしまう、そんな「方言札」が、正しいこと、当然のこととして用いられていた時代。 ゆるやかにまとまりを持って配置されることで生れる空間、自然に挿入される沖縄の言葉、 また、6月23日   ことしも   まだなんとかひととして   いきてます   あなたのとなえも   こころからであれと   てをあわせました これもまた、見た目もやわらかい文字でつづられた・・・しかし、重く芯を持った一連。 沖縄の防風林(琉球松)の、やわらかでしなやかな葉の手ざわりを思い出しました。

仲程 (2017-11-09):

深尾貞一郎さん お読みいただきありがとうございます。 わたしも親、その親の思いをそのまま感じることはできません。 たまたまもれてくる感情みたいなものは自然としみこんでいるのかもしれません。あまあまと言われるかもしれませんが。

仲程 (2017-11-09):

まりもさん お読みいただきありがとうございます。 沖縄でも時代、地方、村々、あるいは学校ごとにほうげんふだの在り方がちがっていたような気がしています。それを含んだ、方言札の詩をそのうち投稿したいと思います。 いつもよりそったコメントを多くの方にすごいなと感じてます。 松(まーち)ぬ葉、こんどゆっくりさわって感じてみたいと思います。

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