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増えろワカメ   

作成日時 2020-01-10
コメント日時 2020-01-14

    ワカメは波平とフネの娘 サザエを姉に、カツオを兄に持つ 一方「ふえるわかめちゃん」は 理研ビタミン株式会社の商品 一九七六年に家庭向けに開発販売された 理研のふえるわかめちゃん 気がつくと増えている磯野のワカメちゃん ワカメ、増える 増えるワカメちゃん アニメのワカメは小学三年生の設定 以降、歳を取らない 永遠に歳をとらない 永遠に増えるワカメ キッチンの冷たいボウルの中で 水を吸って これまで声は 山本嘉子 野村道子 津村まこと が担当し、前二氏は既に他界している けれどワカメは死なない 永遠に死ぬことはない ワカメ、命について語ってくれ  永遠は誰に約束されているのか教えてくれ ワカメ、その髪型は何ていうの サザエはジャンケンで何を出すの 明日の天気は何なの そもそも明日に天気はあるの ワカメ、パンツが見えてるよ ワカメは何を見てるの 永遠の方から世界はどう見えるの 波平はかつて陸軍に所属していた 増殖し続けるワカメを銃剣で突く波平 その隣で増えるワカメに足を取られて転び 泣き崩れる甥のフグ田タラオ それでもワカメは増え続ける いちワカメ、にワカメ、さんワカメ、せんワカメ ワカメが単位になっていく 増えるワカメ 増えろワカメ もう誰にも止めることはできない    


項目全期間(2020/01/27現在)投稿後10日間
叙情性1010
前衛性55
可読性55
エンタメ2929
技巧66
音韻88
構成1111
総合ポイント7474
 平均値  中央値 
叙情性0.90
前衛性0.50
可読性0.50
 エンタメ2.62
技巧0.50
音韻0.71
構成10
総合6.75
閲覧指数:894.4
2020/01/27 07時19分12秒現在
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コメント数(13)
蕪城一花 (2020-01-10):

タイトルにちょっと吹きました。 どんな内容だろうと興味をかき立てられました。 えっサザエさん?と意表を突かれました。 面白かったです。 久しぶりにサザエさんを見るとワカメちゃんのパンツが見るに堪えませんでした。 そのスカート丈が流行ることを願っての「増えろワカメ」もいいかなと思いました。

いまりいまり (2020-01-10):

永遠は誰に約束されているのか教えてくれ コミカルで切実。と感じました。 切実なことはユーモアを交えていわないと辛い。きょうはそう思ったかな。ありがとうございます。

Snowmen911Snowmen911 (2020-01-11):

ふえるわかめがでてくるとは

IHクッキングヒーター(2.5kW) (2020-01-11):

純粋に笑いました。絶妙でした。 もはやふえるわかめだけで面白い。

渡辺八畳 (2020-01-11):

キャッチーな題名と出だし、しかしただ映えるだけのハリボででなくしっとりとした構成を構築できている。声優を絡めてきたところから「これは一味違うな」と思い始めた

楽子楽子 (2020-01-11):

読んでてとても面白く、しかしがっつりと後味を残して、 もう一度読もうという気になって。 二度読んで重みのある言葉に頷かされて、三度読んで色んなことを考えたりして。 四度読んでやっぱり面白く笑ってしまい。 何度読んでも楽しい詩でした。

右肩ヒサシ (2020-01-11):

たもつさん、こんにちは。 僕は今日で丁度59歳になりましたが、サザエさんがテレビで始まった頃をぼんやりと覚えています。当時、カツオくんと同じくらいの年だったかな?いつの間にか波平さんを越えてしまった。波平さんの声優、永井一郎さんはホテルのお風呂場で倒れて亡くなりました。もう随分前にカツオ君の声優さんだった高橋和枝さんが亡くなったとき、永井さんが「カツオ。親より先に逝く奴があるか」と弔辞を述べたのはウィキペディアにもある有名な逸話です。調べてみるとサザエさんやタラちゃん、イクラちゃんくらいしか初期からの声優さんは残っていらっしゃらないようですね。 作者の長谷川町子さんが亡くなったことも、声優さんが交替していることも、アニメのキャラクターは知らないようです。家のテレビがハイビジョンになったり、黒電話がスマホに変わっていても、提供スポンサーだった東芝の経営が傾いたことも気がついていないのでしょう。それでも、番組は永遠ではありません。「永遠のような感覚」に覆われているだけです。 この作品は、直接には理研の「増えるわかめ」やアニメ「サザエさん」における永遠の疑似性に言及されていないで、世界把握が閉じてしまっているところが残念です。僕にはこの奇妙な世界の安定性が、作品世界における作者の地位の安定性と結び付いてイメージされてしまっています。 ワカメちゃんは時には泣きながら増殖して居るんじゃないかな。自分のパンツが見えていることにも、それに心を揺さぶられている「大きいお友達」がいることにも気がついていないんじゃないかな。 ちょっと哀れです。

羽田恭 (2020-01-11):

まるでエッシャーのだまし絵の様なサザエさんのワカメちゃんと食品の増えるワカメが混在させてしまうとは! てか波平がワカメと戦っているし! 素晴らしい。

沙一 (2020-01-11):

これはなかなか高度な作品だと思いました。可笑しみのあるパロディを基調としながら、ひとひらの叙情性を含ませ、それでいて、クローンや人工知能といった、人間らしさを置き去りにして進歩していきかねない科学技術への警鐘とも読み取れそうです。楽しくも深みがある作品です。

あかあか (2020-01-11):

文字と意味が剥離してゆく取り返しのつかなさに切なさを覚えつつ拝読させていただきました。

たもつたもつ (2020-01-13):

蕪城一花さん  読んでくださってありがとうございます。最近、サザエさんも視聴していないのですが、まだ、パンツ見えてるんですね。  面白いと言っていただけて、嬉しいです。 いまりさん  読んでくださってありがとうございます。辛いことをストレートに辛いということは、実生活においてはとても大切なこと  ですが、表現とした場合、どうすれば伝わるかというのは常に考えなければならないかもしれませんね。 Snowmen911さん  読んでくださってありがとうございます。詩はそこかしこに転がっているのかもしれませんね。以前は「徹子の部屋」で詩  を書いたことがあります。 IHクッキングヒーターさん  読んでくださってありがとうございます。今後IHクッキングヒーターさんがふえるわかめを見たときに、思わず笑ってしまう  という恐ろしい呪いをかけておきました。 渡辺八畳さん  読んでくださってありがとうぎざいます。ハリボテに見えなくてよかったです。こういうものを書くときはとにかく読者に  媚びないことを意識しています。渡辺八畳さんの、鼻、も媚びていたら、鼻なんて出てこなかったように感じます。 楽子さん  読んでくださってありがとうございます。何度も読んでいただけたのは光栄です。最後はやはり笑うのが吉です。 右肩ヒサシ さん  読んでくださってありがとうございます。私よりも少し先輩ですね。とても大切な言葉をいただいたきましたが、すべてを  理解できたか自信はありません。また投稿したときは読んでやってください。 羽田恭さん  読んでくださってありがとうございます。素晴らしいと言っていただけて嬉しいです。 沙一さん  読んできださってありがとうございます。ひとひらの叙情性、感じていただけて何よりです。 あかさん  読んでくださってありがとうございます。「取り返しのつかなさ」、良い言葉ありがとうございます。

n (2020-01-13):

タッチは軽いのに、読み手の心に深く潜りこませる雰囲気が素晴らしいです

たもつたもつ (2020-01-14):

nさん  読んでくださってありがとうございま す。深く潜りこませる、と言っていただ いて嬉しいです。

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