作品投稿掲示板 - B-REVIEW
重要事項
お知らせ

KQ   

作成日時 2020-01-03
コメント日時 2020-01-13

   今日の電車はゆれる こんな日に限って いつも以上にゆれてる ゆれてなんぼなんやろか ゆらしてなんぼやろか こころは、こころは かっくんって こころが、こころが、 かっくんって 川崎-横浜間で 君の顔が浮かぶ とりあえず昨日は去って 明日がやってくる 間も無く「   」が通過します 間も無く「   」を通過します どこから私ですか どこから今日ですか 君はいつですか 通過します 個体発生は系統発生をたどって 夕陽があらぬところに射し込むと 新しい何かが始まるかもしれない かもしれないでは何も 何も解決できない かもしれないけど ほどけた点に射し込む 光や眼差しや言葉や温度が 編み込まれてゆくのかと あの人に似ている影を追う それは若い姿の父と母か まだ幼いころの自分か 探しているつもりはなかった 探しているつもりはなかった かもしれない なんて 三崎口行きに乗り込んだとんぼは 電車と僕と同じ速度で すいとする 同じ状況を 相対速度で穏やかに説明してた先生 のことは好きだった 久里浜で降りた君は文庫に帰れるのかな 百の眼に映る知らない景色は 楽しいかい すっかり乗り過ごした僕も すぐに引き返す気にはなれない 今日も電車はゆれている こころは、こころは かっくんって 間も無く「   」が通過します 間も無く「   」を通過します   


項目全期間(2020/01/27現在)投稿後10日間
叙情性2517
前衛性00
可読性87
エンタメ33
技巧11
音韻55
構成11
総合ポイント4334
 平均値  中央値 
叙情性3.62
前衛性00
可読性1.10
 エンタメ0.40
技巧0.10
音韻0.70
構成0.10
総合6.12
閲覧指数:1253.3
2020/01/27 07時21分28秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。



コメント数(15)
いまりいまり (2020-01-03):

こんにちは。 ABさんの詩は読みやすいのに、心の深いとこまで入ってきます。そしてやっぱり切ないなあ。さみしいなあ。それを言ってしまえばそれしか言えなくなるのだけど、風だけが吹いている。そんな感じがします。

ゆいゆい (2020-01-03):

はじめまして、こんにちは。 電車の通過と、存在や心の流れゆく様の重なりがとても響きました。

AB (2020-01-04):

いまりさん それではボブ・ディラン風と騙っていいですか? コメントありがとうございます。

AB (2020-01-04):

ゆいさん コメントありがとうございます。 すごくお若い感性の方かな、と思います。 受け入れられる範囲でいろんな方の詩に触れていただければと思います。 失礼しました。

いすき (2020-01-04):

ABさん、こんばんは。 第一感として、アンバランスな詩だと思いました。たとえば僕は >ゆれてなんぼなんやろか >ゆらしてなんぼやろか を関西弁だと思っているのですが、舞台となってる場所は関西でなく、しかもここでしか使われてませんし、また >こころは、こころは >かっくんって 以下は反復とオノマトペによって他の部分よりいくらか幼い印象でした。 このアンバランスさは難解で、もうすこしこのようにひねった理由がわかりやすい方がいいかもしれない、と思いました。 方言についてはわかりませんが、語り手の幼いという印象についてはそれでも一貫性があるかもしれません。反復説の標語の引用など、大人になりかけた少年の独白というイメージで読むとなかなかピッタリな気がしました。 詩語「すいと」がわからず、はじめからこれは謎を残したままにしておくつもりの個人的な詩かもしれないとも思っています。

めぐる (2020-01-04):

通過駅の呼称は聞こえているのに、聞こえない。 ゆれるこころがそうさせる。 電車の喧騒が、耳のおくで圧縮されるみたいな、そんな情緒を感じました。

右肩ヒサシ (2020-01-05):

ABさん、こんにちは。 列車に乗り込んだトンボの相対速度の話、いいですね。先生の登場も。 僕は読解力に乏しいので、トンボの存在が「こころ」とどう繋がっているのか正確に理解できませんでしたが、心理の流れのなかに兆す情景と論理の脈絡が心地よく感じられました。 最後の二つの連は推敲の余地があるかもしれません。簡単に作りすぎているような気がします。

AB (2020-01-06):

いすきさん、右肩ヒサシさん 書いていて客観的になれないので、有難いコメントです。 自分自身では各連別の3人のつぶやきのつもりでしたが、おっしゃるように最終連反復したのは、何とか納めたいと、手を抜いてしまったかもしれません。 あと、 東京、横浜は地方出身多い、ということ、 すい、はオノマトペのつもりです。 コメントありがとうございます。

AB (2020-01-06):

めぐるさん お読みいただき、情景を感じていただき幸いです。

いすき (2020-01-06):

ABさん ご返信ありがとうございます。言われてみて、ハッとしました。確かにそのようです。すみませんでした。

AB (2020-01-08):

いすきさん いえいえ、どのように読まれても自由ですし、つっこんでもらえるのはありがたいです。

たもつたもつ (2020-01-10):

ABさんらしい、センチメンタル溢れる詩。そしてABさんらしい、単なる感傷ではなく、深く入り込んでくる詩。 タイトル忘れましたけど、昔読んだABさんの電車にのって、がたーん、ごとーんの詩を思い出しました。  どこから私ですか  どこから今日ですか  君はいつですか  通過します ここ、とても好き。

楽子楽子 (2020-01-10):

>今日も電車はゆれている >こころは、こころは >かっくんって まずこの詩句が好きで。 この言葉のリズムのゆれから、本当にゆったりとした「カタンカタン」という、電車の結合部が鳴らすリズムを感じ。 そして電車の中でどうしようもなく揺らされている人たちの、 穏やかだけど切実なこころを感じ。 ああ、詩だなあ…。と思わせる、 なんともいえなくなる詩でした。 どちらかといえば都会というよりは田舎の電車を思い浮かべるノスタルジックさも面白いです。

AB (2020-01-13):

たもつさん 「帰る」の中の 足をぶらぶら/おうたのとおりにガタンゴトン/えほんのとおりにガタンゴトン だったかな。こちらにも投稿してあります。 お示しの部分、ああ、やはりというか。考えて出てくるものと、ふってくるようなものとで、その部分はふってきたものです。 このごろは、なかなかふってきません。 コメントありがとうございます。

AB (2020-01-13):

楽子さん コメントありがとうございます。 詩と感じてもらえて、というより、なんかいいなと感じていただければ幸いです。

ログインしてコメントを書く
ログイン







新規ユーザー登録はこちら

パスワードを忘れた方はこちら
投稿作品数: 1