作品投稿掲示板 - B-REVIEW
重要事項
お知らせ

炒飯的午後   

作成日時 2019-12-04
コメント日時 2019-12-08

メシはまだかのう 市民として 往来でつぶやいた 迷える羊の金曜日 アフタヌーンチャーハン アパートに雨晒しのベランダには ふるい洗濯機の叛乱 そこはかとない わななき ほとんど発作的に窓をしめ 新井と鈴木の無事を祈っている いつも本当の帰る家を探している あらいとすすぎが最後には脱水に帰結するように そんなものは そんなことは果たして あっただろうかと思う あいつらはもう死んだのかもしれないと 口をあけたままテレビを眺めていても 誰もそんなことは教えてくれない タバコの一番うまいのは一口目、ぼんやりとした 腕毛に吸わせるけむりだと 鈴木はいつも言っていたっけ アーメン メシ食ったかい 市民として 洗濯機をガタガタ言わせる権利と ゴマ油の香りと アフタヌーンチャーハン


項目全期間(2019/12/12現在)
叙情性2
前衛性0
可読性6
エンタメ9
技巧1
音韻5
構成1
総合ポイント24
 平均値  中央値 
叙情性0.50.5
前衛性00
可読性1.51.5
 エンタメ2.32
技巧0.30
音韻1.31.5
構成0.30
総合66
閲覧指数:617.7
2019/12/12 08時45分09秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。



コメント数(6)
田邊容田邊容 (2019-12-04):

こんにちは。コメントさせて頂きます。とても好ましい気の抜けかたで筆を取られている印象です。自分もこういうふうに書けたらと思うような筆致のひとつです。その印象の中にあって一種冷徹なまなざしもかいまみえて、全体がそれによって引き締まっているようでした。 「アフタヌーンチャーハン」とても惹かれます。掲示板を流し見していたときに目に留まって、おっと思って読みました。ですけれど最後の一行全てをまったく同じワード一つに任せるのはどうなのかな、と思ってしまいました。もう少し試行錯誤の余地があったのではないか。 新井と鈴木の音遊びもすごく楽しいです。ここからさらに彼らに関して膨らませる余地があるのじゃないかとも思いましたが、この詩に感じるさらっとした軽さが損われるかもしれないので、やっぱりこのままでいいかな。判りません。 とっちらかったコメントをお許し下さい。結論、楽しませて頂きました。ありがとうございました。

ガムのくつべらガムのくつべら (2019-12-04):

田邊容さまコメントありがとうございます。 仰る通りで、ラストは悩みました。 本当はこの作品がもう一段階深いレベルで展開していったなら、最後に二回目のアフタヌーンチャーハンは入れなかったと思います。しかし今回はそうはならなかったし、出来なかったので、さっくりと軽く仕上げて終わらせました。新井と鈴木も同様です。

つつみつつみ (2019-12-04):

まずはタイトルに惹かれて読みました、洗濯機の回る日常的な風景と、どこはかとなく感じられる戦争や政治的な香り、そしてチャーハンの香ばしい香り。 >新井と鈴木の無事を祈っている >いつも本当の帰る家を探している >あらいとすすぎが最後には脱水に帰結するように 帰結する場所とは。洗濯機でいう脱水で、人(新井や鈴木も含めて)にとっては何なのか、読者としては想像を膨らませてみたいのですが、14行目の「タバコの一番~」辺りから、もう少し何かヒントというか、表現があればいいなぁと感じました。

ガムのくつべらガムのくつべら (2019-12-04):

つつみさんありがとうございます。 そうですね。そのあたりもう一つ掘り下げたかったです。とても勉強になります。 ただ、作者の私自身、政治、戦争方面へはあくまでミスリード(決してそういう意味が無いわけではないが)に留めてます。 今作はエンタメとしての軽薄さに終始したいという思いがありました。 またよろしくお願いします。

はんぺん (2019-12-07):

エンタメとしての軽薄さに終始した、というのは興味深いですね。 ぼくも性格上、詩を書く上での指針のひとつにしたいです。 新井と鈴木には親近感を覚えます。

ガムのくつべらガムのくつべら (2019-12-08):

はんぺんさん ありがとうございます。

ログインしてコメントを書く
ログイン







新規ユーザー登録はこちら

パスワードを忘れた方はこちら
投稿作品数: 1