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秋の詩情   

作成日時 2019-12-03
コメント日時 2019-12-05

わたしの言葉は  路上で生まれた わたしの意味は 異国の人々が交差する 街角に育った わたしには  色がなく 故郷がない 紅葉するポプラの森には 景色もなく 幹に縛りつけた糸をほどきながら まるで踊り子のように こと切れるまで回りつづける、 わたしの運命が 貴方へこの想い伝えたとき 役目は終えてしまうだろう かつての金や銀の 言葉が抱いていた意味に もうなりたくない 今は人よりも 風や空に向かって祈りたい 届け、届けよ 微笑みは陽だまりで 貴方の胸のその軽暖へ


項目全期間(2019/12/12現在)
叙情性3
前衛性0
可読性0
エンタメ0
技巧3
音韻1
構成0
総合ポイント7
 平均値  中央値 
叙情性1.51.5
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧1.51.5
音韻0.50.5
構成00
総合3.53.5
閲覧指数:472.6
2019/12/12 08時47分20秒現在
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コメント数(8)
萩原 學萩原 學 (2019-12-04):

前半は好ましく読めます。リズムといいイメージといい。 それが「貴方」が出てきた途端に平板化しゃって、後半は読んでられません。残念というか何と言うか、詩になってないとしか。

Yoshi (2019-12-04):

荻原さん ご指摘、アドバイスありがとうございます。超感謝します。 日常会話の言葉は、詩の言葉と異なり、役目を終えると、伝達を終えた時点で、その場で消えてなくなるけれど、しかし詩の言葉は、そもそも、「詩」それ自体に目的がないので、舞踏のように、永遠に回り続けると云うヴァレリィの詩論を当てはめてみたのですが、荻原さんには気づいてもらえなかったようで、いや、きっと多くの人が気づいてないと思います。もっと工夫して精進します。貴重なご意見をありがとうございました!

おむすび 健太郎おむすび 健太郎 (2019-12-04):

急に貴方が飛び出てきたので、驚きました。 最後の軽暖の辺りが、よくわかりませんでした。

Yoshi (2019-12-04):

おむすびさん 貴重な感想をありがとうございます。 超感謝です。 コメント頂いた方、または読んで頂いた方、 (貴方)がネックになっているようです。また、かもしれません。 そこで、 僕は自分の詩の解説なんか、ぜったいにしないのですが、ここは良識のある善い人ばかりだと耳にしていますので、所詮は素人の詩ですけど読解します。嗚呼、恥ずかしいわ!) まず、貴方とは、だれか?それは読み手である( 貴方)です。先に言っておきますが、この思い、口にはだせないけれど、貴方にも解ってほしいと言う、片恋かまってちゃんの詩であることを予め御理解くださいね。 わたしの言葉は  路上で生まれた (路上が暗喩です。) わたしの意味は 異国の人々が交差する 街角に育った (街角が暗喩です。) (これらの路上、町角の暗喩には、育った環境、アイデンティティの形成みたいなことを、心の隅に置いといて下さい。) わたしには  色がなく 故郷がない 紅葉するポプラの森には 景色もなく (紅葉する楓の森に色がなく、その景色もないと云うのは、魚の目に水見えず、人の目に空見えず と云うことわざのような、或いは、雲煙過眼と云いましょうか、この下の行の、 「幹に縛りつけた糸をほどきながら   まるで踊り子のように こと切れるまで回りつづける、 (紅葉した楓の葉が秋の風に吹かれて 飛び散っている。) へ、繋げる為のアプローチ、それは、読み手である貴方が、喪失感という心象を効果的に抱き、又、深める為に用いました。ですので、末尾に句読点の 、 を付けています。今現在、ホップステップジャンプのポップです。) 幹に縛りつけた糸をほどきながら   まるで踊り子のように こと切れるまで回りつづける、  (紅葉した楓の葉が秋の風に吹かれて飛び散っている。) わたしの運命が 貴方へこの想い伝えたとき 役目は終えてしまうだろう (貴方へ、この喪失感を、言葉と意味にして伝えてしまったら、) かつての金や銀の 言葉が抱いていた意味に (言葉の中に意味として含んでいた、キラキラしたこと。) もうなりたくない (そんな思い出の言葉にはなりたくない。ここがステップです。) 今は人よりも (人にこの思いを伝えたら、貴方に届くかもしれないので) 風や空に向かって祈りたい 届け、届けよ (実は、それでも、心では貴方に届けと祈ってしまっています。ここが、ジャンプです。) 微笑みは陽だまりで 貴方の胸のその軽暖へ (この祈りが、わたしからだとは貴方に気付かれずに、少しだけ貴方に伝わり、何かの拍子に少し穏やかに、貴方の胸を熱くしてくれれば...。ここは、余韻です。)’

沙一 (2019-12-04):

秋の詩情というよりは、秋そのものが詩情なのかもしれません。 美しさを言葉に表現したとたん、胸にいだいていた感動とは異なってしまう、そんな逆説が表れているような。 それなら言葉にするよりは、風や空に祈っていたい気持ちになりますね。けど、だれかに伝えたいような気持ちで。

蛾兆ボルカ (2019-12-04):

言葉の使い方が寓話風なところが面白かったです。生身の人間の生活の匂いがしない、言葉の使い方だなあ、と。 そういう言葉で統一されてる感じがしたのですけど、その効果として、軽さや美しさが出ているのかな、と思いました。 ラストの軽暖という言葉は私には耳慣れず、文脈からも意味を取りにくかったです。 この言葉にすべてを背負わせる書き方ではないように思いますが、カナメの一つではあるように思いました。 祈る偶像というか相手先みたいなものは、もはやひとではないという展開があるので、「あなた」は「冬」なのかな、と思いましたけど、すっと読んで腑に落ちません。 タイトルの「詩情」というのが重すぎて、解釈に誘われないのかも。 タイトルが例えば「小春日和」とか、「冬」とかであれば、より腑に落ちるかもしれません。

Yoshi (2019-12-05):

沙一さん コメントありがとうございます。まったくして秋は詩情に同感です。 僕は変な性格の人間なので、例えば、空き地にビルが建つと、詩情を、記憶の裡に探すようになり、閉じ籠りがちになります。 空き地のときに飛んでいた赤トンボは、探さなくても僕の胸にときどき帰ってきます。しかし、人に僕の胸の中の赤トンボを見せることは、もう詩情であっても危ういと感じる今日この頃です。

Yoshi (2019-12-05):

ボルカさん、僕の旧友ボルカさんだかから、バラします。 なぜ軽暖なのか?それはよく似た比喩として、僕が好きな歌手の曲の歌詞に軽使われている言葉だからでした。 しかし、それは、軽暖ではなく、実は階段の聞き間違えだったということを、20年ほど経ってから知りまして、この軽暖という言葉、僕には忘れられない言葉になってしまったのです。そして今回、どうしても使いたい衝動にかられて、自分自身を止められませんでした。 2番です。 https://youtu.be/4S_IPwkbqmg

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