吐露の日 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

バナナはおやつに入りますか

たもつワールド全開

これはバナナですか いいえ詩です たもつザ・ワールドです

羽田恭

TOKYO

不良天使の幻像

広大さと、小さなもの、神聖さと、世俗的なものの、コントラストに富んだミニチュア——

沙一

風景を食む

我々も本作の出来に食まれていく

この良さは読まぬと分からぬが、読むと確実に心が仕留められる。独特の風景の描写は人の記述がないからこそ冷涼な空気を作り出す。

ふじりゅう

失踪

現代詩が現代であることを実感できる

古風な詩作品から一線を画した作風に我々は驚く。

ふじりゅう

お別れの挨拶

&氏による待望の一作

ロシヤ、という響きの不思議さに、貴方はもう逃れられない。。。

ふじりゅう

フィラデルフィアの夜に Ⅻ

フィラデルフィアシリーズ最新作!

羽田氏のフィラデルフィアシリーズ最新作が公開された。その完成度には毎度驚かされるばかりだ。

ふじりゅう

この作品は読んだことがありません。


吐露の日    

夜に 真昼間のことを考えて 不味い酒を飲んだ 嫌いな人と一緒に ビールの泡は 不潔で薄かった テーブルには 意味もなく水滴が落ちていて けたたましい笑い声が ガラガラとそこらじゅうに 落ちていた 僕は考えた もし僕が 文句の付け所の無いくらい 仕事ができる人間だったら 居酒屋の薄汚い壁紙なんか 見つめたりしなかっただろう 私は思った もし私が 誰にでも優しく 細やかに気が付く性格で サッサと動いて 明るく笑う人間だったら 1人になって息をつきたいなんて 思わないだろう 僕と私は 流れ漂う 陽気な空気に 乗れずに居る 誰かが話を振ったけど 暗い谷が心臓を掴むから 上手く答えられなかった 明日も明後日も 絶望的な洞窟で 知らない大きな鳥が 飛んでいるに違いない 息が詰まったから 瞼を閉じた ふふっともう1人が 静かに笑った お腹がごろごろ言っていた 心臓がどくどく言っていた 全身が何か言っている 「おまえがいきるとおもしろい」 逞しい人々の中で 暗闇を抱えたまま 思い切り笑ってみた 生易しくないのだ 生きることは そして自ら 鳥を飛ばした 洞窟も谷も居酒屋も不潔な泡の中すら 滑空していく 不味い酒は飲み干した


作成日時 2019-07-13
コメント日時 2019-07-13

吐露の日 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 0
P V 数 : 354.0
お気に入り数: 0
ポイント数 : 24
#テキスト
項目全期間(2020/02/27現在)投稿後10日間
叙情性55
前衛性1818
可読性11
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント2424
 平均値  中央値 
叙情性55
前衛性1818
可読性11
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合2424
閲覧指数:354.0
2020/02/27 22時55分24秒現在
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