セントヘレナは待ってくれない - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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だれのせいですか

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セントヘレナは待ってくれない    

追想。 胸に飲み込んだ花火は暴発に暴発を繰り返し 彼の胃袋の真ん中で裂けて散った。 夜通し見ていた空に星が流れることはない。 駆け込んだ列車の隣にはパレードが行く。 父は読みもしない新聞を買ってビール瓶を開けたが 息子とジョッキを交わすことはついになかった。 銃弾が政治屋のこめかみを撃ち抜き 砲弾がデモクラシーの立てこもる家屋を揺るがす。 教会のドアを風が激しく揺らし、天窓が炎で打ち破られたその日も、 SNSで銃殺体と光を失った婦人の写真が上げられたその日も、 追想。沈思。 その日も彼、ナポレオンは部屋に閉じこめられたままだった。 セントヘレナは刻一刻と近づいている。



セントヘレナは待ってくれない ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 1164.9
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 2

作成日時 2021-09-18
コメント日時 2021-09-20
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/20現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧11
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1164.9
2024/04/20 11時17分44秒現在
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    作品に書かれた推薦文

セントヘレナは待ってくれない コメントセクション

コメント数(5)
きょこち(久遠恭子)
作品へ
(2021-09-19)

ニヒルでハードボイルドな作品です。 教会のドアを風が激しく揺らし、天窓が炎で打ち破られたその日も、 SNSで銃殺体と光を失った婦人の写真が上げられたその日も、 追想。沈思。 この部分! ああ、なんか熱さを感じる文章で良いですね。熱感と疾走感!!

0
いすき
作品へ
(2021-09-20)

SNSという単語が必要以上にチャラくみえて、これはやり過ぎか?と思いましたが 婦人という言葉で丁度きれいになったように見えます 「父は……」あたりも好きな感じでした セントヘレナを知らなかったので、それはまずかったです

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stereotype2085
きょこち(久遠恭子)さんへ
(2021-09-20)

きょこちさん、コメントありがとうございます。この詩はちょっと象徴的語句などを使いすぎて分かりづらかったかな、とも思いましたが、きょこちさんのようにカッコいい部分を選んで熱い!とか言ってもらえるのは嬉しいです。

0
stereotype2085
さんへ
(2021-09-20)

川﨑 雄山さん、コメントありがとうございます。この詩は伝わるように、と構成を慎重に何度か考えた詩ですので、構成を褒めてもらえるのは嬉しいです。

0
stereotype2085
いすきさんへ
(2021-09-20)

いすきさん、コメントありがとうございます。sns。チャラカッタですかね。このsnsは詩の主人公たる「ナポレオン」が実在したナポレオンのことではなく、象徴的語句であり、詩の舞台が現代であることを表していたのですが、今ひとつ伝わらなかったのなら残念です。しかし他のパートは気に入ってもらえて何よりです。

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