太郎くんは図書室で借りた、織田信長の本を読みました。
信長は戦国時代に活躍した立派な人物だったそうです。
でも信長は若い頃おわりのうつけものと呼ばれていました。
太郎くんはぼくものぶながのような人になるぞ! と夢見て
ジャポニカのノートに
おだのぶなが
おわりのおつけもの
と書きました。
でも太郎くんにはどうしたらおつけものになれるのかわかりません。
目をつぶってゆっくり考えたら、前にお母さんがつけものの上に大きな石を乗せていたのを思い出しました。
太郎くんは庭に出て似たような石を探しました。
ちょうどそれくらいの石があったので、頭の上に乗せてみました。
よし! ちょっと首が痛いけど、このくらいはがまんだ。
夕食の時お父さんが、何だ、その頭の上のは? と聞きました。
お母さんは、太郎もそういう年頃になったのよといって、ごはんをつぎました。
作品データ
コメント数 : 7
P V 数 : 738.7
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作成日時 2025-08-01
コメント日時 2025-09-11
#現代詩
#縦書き
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2025/12/05 19時56分48秒現在
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太郎君は小学校五年生くらいでしょうか。これからいろいろ、学んでいくのですね。個人的には、 織田信長は大嫌いです。
1石を頭の上にのせている時点で、既に信長を超えるほどのうつけものになれてるので、太郎くんは正解です!私も太郎くんのお母さんみたいなお母さんを目指したいです
1こんにちは。 織田信長は一向一揆の弾圧や敵にも家来にも厳しかったですね。今の世の中にああいった人間になろうと思う人はいないでしょうね。
1こんにちは。太郎くんのお母さんには心に余裕がありますね。
1おはようございます。 ジャポニカが、懐かしいです。石を頭に乗せる映像が浮かびますね。
0コメントありがとうございます。ジャポニカのノートは使っていました。落書きだらけだったような。自分は頭に石を乗せる所を想像できません。
0仏法のブの字もない腐れボウズどもを鏖にした信長。尊敬してます。
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