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blame
「そんな願いなど要らない」 声から始まった絶望 もう歳を数えるのはやめよう いつまで続くのだろう もうここまで生きてきたんだ 少しだけ楽にさせてくれ 怖いくらい長いんだ 現実と過去の間で揺れる 自分の背中は見飽きたよ 少し疲れてしまったんだ 過去も未来も好きじゃない 今でさえも大嫌い 今を求めるのを辞めた途端 未来の事しか考えれない 絶望の象徴となった 自分との誓いを 破れない (こんな妬みなど要らない) 心から始まった希望 体は何も動かずに 呑気に呼吸をするだけ 恐ろしいんだ嫌なんだ どんな理論を述べてみても 必ず描かれるバツ模様 もう見飽きたんだ 不安を恐れて 薬を手にとって ソイツの持った副作用で 余計不安になる どんな最後でも構わない ただ少し寝かせてくれ それだけの為の呼吸だ 初めから要らなかったような また自分を責め立てる 満足するまでナイフを刺す 自分を責めることが 甘えだとも知らずに 過去も未来も大嫌い 今はもっと大嫌い ボロボロの靴で歩く 捨てられないままで 希望の象徴の銅像を 素手で傷付けて 無限に傷付けて 自分を傷付けて
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作品データ
P V 数 : 961.3
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-04-22
コメント日時 2025-05-01
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


コメント付けは私の趣味なのでお気になさらず。 >「そんな願いなどいらない」 これほど、ご自分を責め苛む願いとは、 どんな願いなのだろうと思いました。 この願いが「絶望」なのに対し、 >(こんな妬みなどいらない) この妬みが「希望」だと述べられています。 それは妬みは自分の行動を動かすパワーになるからだと思います。 甘えでも良いので、気が済むまで自分を嫌いになれば良いのではないでしょうか? ひとと比べたりしておられない所が素敵です。 ありがとうございます。
1blame、非難。 なんとなく思い出したので書きますが、社会人2,3年目くらいから、自分の限界が露呈してきて、滅入っていた時期がありました。同僚、知り合いとの関係がうまくいかない。ふりかえると、ロースペな自分が悪いだけなのですけど、当時はなんでも他人のせいにして、自分を客体化できてませんでした。だから余計にくるしい。 おもうに、苦しいときは、「ねてるくん」みたいに、ゆっくりゆっくり寝ましょうっていうのが、わたしなりの答えですね。あと、優しいこと囁いてくる人にお気を付けください。
1今回始めて暗くて重い詩を投稿してみましたが、皆さんが普段どおり温かく受け入れてくれることに非常に幸せを感じています 励みになります いつもありがとうございます
1それでは漫画ジャンケットバンクにあったセリフを。 「その怪物か妖怪のような相手も頭の中から出て来れないんだから現実ではない」 絶望も希望も過去も未来も、自分自身と思っている自分自身さえ現実とは違うかもしれません。
2とても深い考察ありがとうございます! 仰る通り自分が作った自分というイメージが必ずしも正確ではないと言うことも、この詩が伝えたかったことなのかもしれませんね
1自傷の場面が印象的で、と言うのは、希望の象徴の銅像=自分の事と、私は解釈したからです。
2ふと生きていくのがしんどくなるときがある‥…
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