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マイ・フェア・レディの穴
おらァ、やっぱ日本人だでよぅ 3日もご飯を食べなきゃ ウズウズするだに コンビニでおにぎり買い食いしてもよかべか あとなァ、 週に2日は炬燵にみかんが恋しくナラァね おら、料理もしてぇ 小さな部屋を借りるだべし 炬燵にみかんに和室がよかべ んだげど、和室の部屋なんぞ今どきあるはずなか んだで、フローリングに炬燵にみかんで我慢するべな おらァ、ほんまはおまえサに料理つくりてぇ おまえサと一緒に飯ば食いたか んだ。贅沢は言わね 炬燵にみかんさだけは叶えてけろや
マイ・フェア・レディの穴 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1080.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-04-07
コメント日時 2025-05-02
| 項目 | 全期間(2025/12/06現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
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| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文


イザベラの気持ちになって書いた、 比較的新しい過去作。
1檸檬の恋路 愛しているって言葉が 大衆の舌の上ではじける ラヂオでは悲しみが、いつものように うるさく、飽和している 檸檬の香水を散りばめた僕の部屋で ソファに寄っかかって開いたページ " 天使が、降らせた雨が 二人を引き離すのよ " あのこは、そう言った。 暮らしをめくりあった日々 ぎゅっと挟まった想い出の隙間 付箋がそっと、浮かびあがって 「七色のドラゴンを 見つけに行くわ」 優しさのつもり? 睫毛を濡らした愛の結末は あまりにもあっけなくて 笑うしかないくらいに、甚い 空も星もげらげらと笑ってる まるで子供みたいな夜 檸檬紅茶のティーバッグを ひっぱりあげて もしも悲しみが色を持つなら この色か? ドラゴンになれなかった僕の火の粉は 腕の中でひとつずつ 静かに、消えていく イザベラ、愛しいあのこ 君は僕を残して 夢の中へ迷い込んだんだ 二人で選んだ傘を握ったまま そんな夢を―― 君は信じたのかい? 返詩。
1絶望の先にあるのは希望でしょうか。 “ワタシハ ショウシャノトロフィーデハアリマセン” 綺麗な人形が言う “ねぇ、ねぇ!星たちが唄っているよ!一緒に唱おうよ!” 化粧をしない私が笑う なぜ、終わってしまうと決めつけるの? 私は愛を告げるひとを まだ決めていないというのに? あなたは私のお気に入りさん さりげなく包んでくださる暖かな毛布 あなたを抱き締めて“嫌だ!”と泣くのは ただの我儘なのですか?
1炬燵にみかん。週に二日。 もう侘しいなーという感じが、方言と相まって寂寥感になってるんですけど、全体的にそれを強調しているのでちょっと現実離れしているというか、ファンタジーに入ってて、そういう意味では切迫感は薄らいだかもしれません。 読んでいて舞台を見ているような感じがしましたですのね。 なんかおじいちゃんの人が舞台の上で、よれよれでスポットライト浴びてるの。 そういう意味でものすごく悲しい、ユーモラスな語り口のなかに悲しさのにじむ詩なのかなと思いました。 ではでは。
1これはね、 ヒギンス教授という言語学者が、イライザ(イザベラではありませんでした)という下町訛りが酷い花売り娘を、美しい言葉を話すレディにするというミュージカルを、日本風にアレンジするとどうなるかな?と思って書いたものです。 だから、主人公の訛りは酷く、夢もレディではなく、愛するひとと一緒に、手作りの料理を食べたいという細やかなものなのです。 もとの「マイ・フェア・レディ」では、イライザはヒギンス教授と恋愛関係にならないのですが、「穴」なので、そこはお許しを。 私がマイ・フェア・レディだとしたら、レディの教育もしっかりついて行きますが、これだけは譲れないという条件が、「炬燵にみかん」で息抜きしたいと思うかな?と。 ヨレヨレのおじいさんは、炬燵でスーツがしわくちゃになったヒギンス教授だと思います。 ありがとうございます。
1めずらしい。方言詩ですね。 フローリングに炬燵にみかんで我慢するべな プチ贅沢ですね。 食べ物の詩は成功することが多いと思っています。 この作品にもあてはまると思いました。
1おお!田中さんのコメントだーっ! めちゃ、ビックリ! 方言は全部「なんちゃって」です。 こんな方言話してる所は無いと思います。想像で書きました。 そうなんですよ。 やっぱり日本人なら、炬燵にみかんがまったり時間の贅沢なんです。 わーい! 田中さんから「成功するかも」いただきました。 大感激です。 ありがとうございます!
1レモン様、こんばんは。お米とみかんと炬燵、日本人の姿だと思います。おにぎりと、みそ汁、食後にみかん。心がほっとしますね,ありがとうございます( ´ ▽ ` )
1このような感じの書き方好きです。
1レモン様は止めて下さい。苦笑 ご飯が大好きなのです。 2日くらい食べなかったら、どうしても食べたくなります。 みかんも果物の中で、いちばん好きです。 炬燵は冬の必需品。 布団では寝ず、炬燵で寝るのが大好きなのです。 ありがとうございます。
1さぬさん。 好きと仰有って下さり、 とても嬉しい! ありがとうございます!
1方言で詩を作っているとある詩人の方を思い出しました。 方言の詩は味があって温かくて良いですね。
1ことばのリズムが心地よいです
1ふふ。 方言、素敵ですよね。 暖かくてほっこりするし。 もう一つ、生まれ育った土佐弁で書いた詩もあります。 ありがとうございます。
1書くときは、リズムを意識しています。 リズムを感じ取っていただき、とても嬉しいです。 ありがとうございます。
0ぜひ、生まれ育った土佐弁で書いた詩も拝読したいですね。
1そのうち。機会があれば。笑
1楽しみにしていますね。
1こんにちは。どこの方言だろうと想いましたが、創作なのですね。ポエム自体がだいたい創作物なのかも知れませんけど。
1そうなのです。 私が方言を忠実に再現できるのは、 土佐弁と関西弁だけなのです。 敢えて言えば、「おしん」の訛りが近い感じですかね。 ありがとうございます。
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