あたしは愛されるはずだった。
あたしは愛されるべきだった。
あたしが死んでも永遠に……。
だのに、誰も私を見てくれない。
私の声に耳を傾けない。
周りの仲間に群がって
気に入った子は釣り上げられて
大好きなあの娘もその娘も
雲の上の存在になっちゃった
あたしは未だに孤独の中。
冷え切った自意識の中で
妬みと不満を噛み締めていた。
十二の心を抱いたまま。
アッハハ!惨めすぎて笑えるわ!
あたしって透明ね!
面白いくらい透明ね!
醜く過ぎて見てらんない!
蛇のように這いずり回っては
踏みにじられても気づかれない。
だけど、もういいや。
何やっても愛されないなら
何やっても報われないなら
世界一の罪を犯してやるわ!
そっちの方が早いでしょうよ!
あたしが生まれてきた意味を
あんたらに知らしめてやる!
そうよ、あたしは主人公!
この世の全てはあたしのもの!
どうせ相手にされないのなら
何をしたっていいんだから!
あの娘から何を盗もうか?
その娘から何を奪おうか?
憎い連中、誰を犯そう?
縛る者は切り捨てろ!
運命は私の手の中に!
どんなことでも選り取りみどり!
欲に塗れて歌え!踊れ!
あたしは光を運ぶ者!
傲りに塗れて歌え!踊れ!
あたしは神を超えていく!
作品データ
コメント数 : 8
P V 数 : 715.4
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-03-03
コメント日時 2025-03-06
#現代詩
#縦書き
| 項目 | 全期間(2025/12/05現在) | 投稿後10日間 |
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| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
閲覧指数:715.4
2025/12/05 21時19分03秒現在
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こんばんは。 えーっと… やっぱり甘いというか、優しいです。うん。 私は、実際、リアルに頭の中で、 「どうすれば、最も残酷に殺せるか」 「どうすれば、最もじわじわ苦痛を与え、その後にじわじわ、のたうち回らせながら殺せるか」を、 思考済みです。 残酷さのレベルが違います。 ありがとうございます。
1こんばんは★ 早速、コメントありがとうございます★1コメうれぴい(>∀<) 「どうすれば、最も残酷に殺せるか」 「どうすれば、最もじわじわ苦痛を与え、その後にじわじわ、のたうち回らせながら殺せるか」 ⬆なるほどですね……( ̄▽ ̄;) 本当だったらこういう所まで細かく描きたかったんですけど、ちょっと過激すぎると読者が怖がるかなと思い、敢えて「殺す」といった表現は入れないようにしました(笑) 誰からも注目されないならいっそ犯罪犯してみよっかなって感じの詩にしました★
1ルシファーと言うのは魔王サタンの堕落前の名前らしいですね。 ということは、この少女はまだ堕落していないことになります。 サタンに堕ちるのもルシファーのまま留まるのもあなた次第、と言ったところでしょうか。
2コメントありがとうございます★ "ルシファーと言うのは魔王サタンの堕落前の名前らしいですね。" ⬆さすがです!確かにルシファーはサタンの堕天前とも、ルシファーと同一視されるものと言われていますね。 ここでは少女の孤独、四面楚歌の状況への苦しみから犯罪に走ってしまう思想、少女の幼さ、慢心をルシファーの神話と絡めてみました。 サタンに堕ちるかルシファーのままでいるかは少女の行動しだいということになりますね。 ネタバレになりますがその後、少女はわかりやすく堕ちていきます(笑)
1嫉妬をテーマにコミカルに描きながら、描写は割と凡庸で、内面的な病理を描くか、外面的な苔威を描くかで、その中間ぐらいに収まった印象。田代さんの持ってる自嘲センスが、コミカルに振り切らず、シリアスに行ききらず、等身大に収まっちゃったような感じがします。私小説的な面もあるのかも知れませんが、等身大のスケールで悪を描こうとすると、誇張がないため、悪のスケールがインパクトを持たせるレベルまで上がり切らないように思います。 人は自分より一番遠いところにあるものに惹かれますよね。作品としては嫉妬一直線という感じで、展開の激しく無いハードロックみたいなイメージ。もっと色んな展開表現が欲しかった気もします。 後ピリオドが6つ続いた後で、句読点は要らないかな。ピリオドで一応、区切りがついているので。
1壮大な、仮の気持ちの自由さに、すがすがしさを感じました。実際にはこんなことするわけが ないというのが、よく伝わってきます。悪役の気持ちを分かりたいという思いでしょう。 現在の縁を最大活用するならば。
2コメントありがとうございます★ 今回も色々な感想やアドバイスをありがとうございます★ そうですね、後々自分でも読み返してみて、もっとこの部分こう出来たんじゃないかなと思う節が多々あり……。 アドバイスを参考に作り直してみようと思います。ありがとうございます★
2コメントありがとうございます★ "仮の気持ちの自由さ" ⬆そうですね、罪を犯す、人を傷つける行為を実際に出来なくとも、極限にまで追い込まれるとこんな思想になるんじゃないかなというイメージで描いてみました(笑) でも、この作品のルシファーちゃんはこの後ガチでやっちゃうかも(笑)
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