逃避行 - B-REVIEW
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最高です^ ^ありがとうございます!

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きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

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きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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きょこち(久遠恭子)

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だれのせいですか

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どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

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逃避行    

(歌詞は言わないで 「ラララ…」で歌ってほしい) 摘んだ花が 落ちたよ 今日だとは 思わなかったね 助けようとした手を 振り払われたから わからなかった お姉ちゃんが何を見たのか 静かな海だ 失くした鍵が 見つかったよ お互い 帰る場所があるなら 真実を話した方がいい 晩御飯を作りながら 目を合わさないで わからないときは 何も言わないで 背中を向けていて 子供の頃の 笑ってた写真 本当に幸せだった僕と 本心を表に 出せないでいたあなた 僕には 帰る場所があって あなたに無いのなら これから バスに乗って駅へ向かう この町で JRに乗ることは 滅多にないから これから とても遠くに行くみたいだね



逃避行 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 10
P V 数 : 1009.2
お気に入り数: 1
投票数   : 2
ポイント数 : 6

作成日時 2023-01-25
コメント日時 2023-01-28
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/04/19現在)投稿後10日間
叙情性22
前衛性00
可読性22
エンタメ00
技巧11
音韻00
構成11
総合ポイント66
 平均値  中央値 
叙情性22
前衛性00
可読性22
 エンタメ00
技巧11
音韻00
構成11
総合66
閲覧指数:1009.2
2024/04/19 08時06分43秒現在
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    作品に書かれた推薦文

逃避行 コメントセクション

コメント数(10)
吸収
吸収
作品へ
(2023-01-25)

感覚の話し カエルの歌をピアノで弾いてみた感じ 簡単に弾けるから何度も弾いてしまう そんな感じ 何も変わらない 何も変わらない みたいな 何処までいっても 同じ事の繰り返し だってあなたそのものが原因だから 俺の中のカイ・シデンはそう呟いてます

0
つつみ
吸収さんへ
(2023-01-25)

コメントありがとうございます。吸収さんの中のカイ・シデンは何歳の時でしょうか?17歳の時だったら嬉しいです。自分はガンキャノンが好きだからです。 カエルの歌は簡単に弾けるので、2、3回で飽き、何度も弾いたことがありませんが、今回の作品が、カエルの歌のフレーズの繰り返しだったとしたら、とても耳障りですね。 そのことを意識して読んでみました。そしたら、風景を変えて書いたつもりだったのに、何を言いたいのかはっきりしなくて、一連のイメージが二連以降も繰り返されたまま、インパクトの無い感じがしました。 カエルの歌でも、せめて輪唱させるとか、工夫すればよかったと思いました。

0
黒髪
作品へ
(2023-01-26)

美しい旋律ですね。ここで言う旋律とは、読み手が受ける感情のことを指します。感傷的で簡潔。しかも場面が浮かんでくる、多彩に。いいと思います。

0
吸収
吸収
作品へ
(2023-01-26)

勿論、ファーストの方です 生きる事だけに必死にならざるを得ない状況でもがき苦しむ彼は ある意味で美しい カイ・シデンはオールドではあるが美を備えていますからね  作品は関してもう少し言えば 逃避する理由としない理由が弱い感じがしますね なんてゆうか この街には良くない噂があって 街の何処か、もしかしたら みたいな場所はあるんだけと 大量の不発弾が眠っている その数は余りにも多くて 今の科学では安全に取り除く事が出来ない もし爆発すればこの街だけでなく 地図が変わるぐらいの被害が出るかも知れない だけどこの街には街を存続させなければならない理由もあって 行政はだから噂としてそれを流して そうすればなんとゆうか 爆発しないようにそれに引かれるよにこの街にやってきて生活する人があらわれる 何故そんな人が来るのかはわからないそして不発弾に対して効果があるかどうかもわからない だけど不発弾は爆発はしない それは噂話だからかも知れないし そうでないからかも知れない そんな人同士が結ばれて新たな生活が始まれば当然、この土地に 適応出来ない人も現れる 兆しみたいなものはあるし しかし其れは杞憂なのかも知れない この地を離れたい人もいるし 何故かこの土地から離れる事が出来ない人もいる みたいな事を思えば この詩作品に没入できるかもしれません、深夜みたいな朝方なんで テンションおかしいな まあ、これは気にしないでください 独り言みたいなモノです

2
つつみ
黒髪さんへ
(2023-01-26)

コメントありがとうございます。 読み手の方によって印象が違うんですね。完璧に私のなかではカエルの歌になっていたものですから。黒髪さんのコメントが嬉しい反面、美しさ、感傷的、多彩さ、を感じる作品だろうかと思うと、そこまで自分では感じなかったので、今日もまた不思議な気持ちになりました。 簡潔にするということは、今回とても気を付けていて、ただ簡潔だっただけで何も伝わらない作品、という気持ちが拭えないままでした。 でも嬉しいです。 今考えると、タイトルは除いて、本文の方は、本当にバレないよう、逃げる理由を入れたくないという意識が働きすぎたのかもしれません。

0
鷹枕可
作品へ
(2023-01-26)

修辞技巧をなるべきお省きに成られて、純粋な抒情に徹していらっしゃる様が好ましく、感じられました次第でございます。 自身の話を致しますと、一切の技巧が虚飾に見え始め、「あなた」と「わたし」「きみ」と「ぼく」「おまえ」と「おれ」等々の言問い形式の詩をしか記述出来ぬ状態になってしまいまして。 そこより非定型の詩を諦念した、という経緯がございます。 何か、定型詩の自我の有り様と比肩いたしますと、非定型詩はその都度自我を刷新し、構成せねばならぬ様な難解が潜んでいる様に思われまして。 皆様、凄い事をやっていらっしゃるな、と感歎も頻りなのでございますが。 話は稍飛躍致しますが。私自身は、定型非定型、孰れにせよ、自我の消退地点こそが表現の極致であるとも考えて居ります。それは童心、をさなごころとも呼び得るでしょうが。 「a」と「b」、これが呼応し、境界を喪失致しました瞬間に、それは発生するのかも、等と、戯言を思い巡らしめている所存でございます。 では、最後になりましたが。とても快く、拝読をさせて頂きました。

0
エイクピア
作品へ
(2023-01-27)

静かな海が何を意味して居るのか、失くした鍵が何を意味しているのかがこの詩の謎を解くカギだと思いました。

0
つつみ
さんへ
(2023-01-27)

コメントありがとうございます。 自分も学生時代は、長い間イジメに遭い、10歳の時、親から他者を変えたいなら自分を変えなさいと教えられたことがありました。 じゃあ自分から相手に笑いかければ、相手も笑ってくれるのか、等と思って行動に移してみましたが、逆にトドメを刺される結果となりましたw 他者を変える目的で自分を変えようとやるから、損をしたような気持ちになってしまう。 17歳になった時、友達がいなくなって、1人きりになってもいいから、自分のやりたいように過ごすことに決めました。そこからイジメられることは無くなり、自然に友達もできたような気がします。自分を変えるって、自分らしく過ごすことなのかなとそのときは思いましたが、それらあくまでも私の経験上の考えで、人によって違うかもしれません。 イジメを理由に学校をやめたり引っ越しをしたことはありませんが、例え、そこでは逃げる選択をしたとしても、その時は被害者であったとしても、その時の辛い気持ちを聴いてくれた親、少人数であっても慰めてくれた人達の優しさ、逃げてしまった悔しい気持ちは、長い年月を経た後、加害者には決して見えない、美しい景色が見えたり、穏やかな気持ちを感じることができる日がくるかもしれません。自分は今もそう思っています。 逃避行というタイトルは迷いました。しかし、本文が曖昧な表現が続くので、タイトルだけは強めにつけることにしました。良かったのかどうかはよくわかりません。 より良く生きる為の選択、大事ですね。逃げても生きていれば御の字だと思います。

1
つつみ
鷹枕可さんへ
(2023-01-28)

コメントありがとうございます。 詩を書いていて思うのが、詩を書こうとしていること自体が虚飾なのではないかと感じることです。特に今回のような抒情詩については難解だと感じており、久しく抒情詩を書くことを避けていました。しかし、どうしても書きたいと思うことがあり、自分にしては何度も書いては消し、を繰り返して書きました。 非定型と定型については、その違いすらわからないので、難解なことをやっているのだという意識なく書いているところに、自分の至らなさを感じます。無謀なことを無意識にやっているのだと。 >自我の消退地点こそが表現の極致であるとも考えて居ります。それは童心、をさなごころとも呼び得るでしょうが。 >「a」と「b」、これが呼応し、境界を喪失致しました瞬間に、それは発生するのかも、等と、戯言を思い巡らしめている所存でございます。 鷹枕可さんのおっしゃっていることと共通しているかはわからないのですが、この件については、毎回考えさせられます。消えた瞬間でなければいけない。境界が消えたけど、あったことがすこしわかるような感覚といいましょうか。 今回の作品は、消えたというより、「無」に近い作品に思えるのです。特に、今回はタイトルが強調されているため、例えると、「逃避行」と書かれた扉を開けても、その先には残り香もなく、何もない。みえない、という感覚を覚える方もいらっしゃるのではないかと感じます。難しいです。

1
つつみ
エイクピアさんへ
(2023-01-28)

コメントありがとうございます。 詩の謎。そうですねぇ。書き手のこの詩に含めた意味等はこの際無視していただいてよいという考えもアリかなと。 読み手の方の経験とかそういうものにリンクするものになっていると、その鍵は読み手の方が持っているのでしょう。

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